西村ヒロのハーモニカ・ダイアリー

ハーモニカ、音楽のことなどを綴ります
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2ヶ月続いている入院中の治療及び状況について part 1

2023-12-05 02:17:00 | Weblog

入院生活が2ヶ月を少し超えそうだ。

以前はこんなに長期間の入院する時は、余命幾ばくかのかの状態だろうなどと想像していたが、今回は普通に暮らしている。





自分の記録用に、これまでの経緯を書いているが興味のある方はどうぞ。





右肺を取り巻いている粒々の腫瘍に対して病院内科で抗がん剤治療もしくは免疫療法を提示された。

現在、この二つが厚生労働省が指導している保険適用の治療だ(と自分は認識している)。

医師と話合い、仕事に影響が少なくこれまで通りの生活を送るのであれば免疫療法がいいだろうという事になった。

誰でもガン細胞は日常で作られており身体本来の免疫機能によりそれを抑えているが、すごく大雑把に言うとその免疫機能を上げる治療だ。

ただし、すべての免疫力がアップするので副作用が出る場合がある。

その症状は人それぞれで異り程度差も人それぞれ。

治療の行程は日帰りでの点滴を3週間毎に受けて2年間続ける、という内容だ。


2回目の点滴治療からしばらくすると、運動翌日の筋肉の疲れと同じ症状がずっと続いていた。

病院で診察すると血液検査の筋肉痛を表す数値が通常の十倍以上という事で急遽入院。

ステロイドを投与して症状は順調に抑えられだが、強い薬のため時間をかけて徐々に減らす必要があり日にちを要する。

この頃は体力もあるので生活に問題なく1階〜5階の階段を三度往復などしていた。

ステロイドは家でも服用する前提で帰宅。

10/6〜10/24の入院となった。


一旦退院するが3日後の10/26に高熱と皮疹が出て再度入院。

全身に大きな赤い斑点が出たがステロイドを多めに投与して数日で治りかけたものの、赤い斑点とその各中央部にもう一つピンク色の盛り上がりのある症状の多角形紅斑を発症。

医学的には重篤化する可能性もあり危険な状況ということで大量のステロイド(通常の20倍)を3日間限定で投与(パルス療法)し、その後は皮疹発症時と同量に減らしたが症状は徐々に落ち着いていった。

ここでパルス療法後に投与量を減らしたとはいえ、前回入院時より二倍多くなっている。

それゆえに、免疫力を抑える(感染症にかかりやすい)、瞳孔が開き気味で向精神薬的作用(少しハイになる)、筋肉が落ちてしまう、というステロイドの影響が強く出始める。

パルス療法中は体力が有り、かなりハイ状態だったようで日夜絵を描き続いていたが、そのうち口内にカンジダを発症して塗り薬ですぐに治癒したものの夜は2時間毎に起きてしまうという細切れの睡眠が続く。

急激に体重が8kg落ちて体力がなくなったうえにステロイドの影響で歩くと着地感がなくフワつく。

何かに捕まらないと立ち上がれないようになってしまった。

その後は疲れやすくベッドで横になることが増えてきた。


この時期は頭もボーっとして自分の意思で身体がコントロール出来ていないような...,,,薬漬け状態だったと自己判断している。

その後、ステロイド量が減ってくると歩行時の着地感が戻り意識もクリアになってきたし、細切れの睡眠も緩和されている。

ただし体重は2kg弱戻ったものの(通常の6kg減)平行状態だ。


part 2 へ続く


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