キネオラマの月が昇る~偏屈王日記~

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「宮廷料理人 ヴァテール」

2006年11月16日 | 映画
「貴族も滅びるはずだよな~、こんなバカみたいな贅沢三昧をしてるんじゃ・・・。」
というのがこの映画を観て一番強く感じたこと(笑)。

登場人物たちの衣裳は豪華絢爛だし、ヴァテールの仕事場である厨房もまるで中世の絵画を観ているかのよう。
“美術”は本当に素晴らしい。
ストーリーの方は若干退屈だが、映画だと思わず「活人画」と思って観れば良し。

それにしても、ウマ・サーマンの美しいこと!
彼女は本当に中世のコスチュームが良く似合う。
思えば彼女を初めて知ったのは「バロン」でボッティチェリのヴィーナスに扮してる姿だった。
「なんて綺麗なひとなんだろう、絵から抜け出てきたようだ」と思ったものだった。
この映画のウマは彼女の全ての出演作の中で最も美しい、と言っても過言ではない。


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