キネオラマの月が昇る~偏屈王日記~

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「チョコレート工場の秘密」の旧訳本

2005年10月23日 | 
ブログを書いていて楽しいのは、ネットの大海での同好の士との出会いですね。
知らない方から届くTBやコメントは一種のラブレターだと思っております。

先日、映画「チャーリーとチョコレート工場」の感想にTBを頂いたえほんうるふさんの記事に私が読んでいた「チョコレート工場の秘密」の旧訳本の表紙が!
「わー、懐かしい。これだよ、これ!」
という感じでした。
(今も実家のどこかにあるんですが)

何故、旧訳本が絶版になってしまったのか詳しい経緯は解りませんが、
とにかくね、ティム・バートンはこの本の挿絵にものすごく忠実に映像化してくれたんです。

ベルーカ・ソルトがニカッと笑った顔なんか、もう絵のまんまだもん。
ほんとびっくりしました。
貧乏なバケット家でひとつのベッドに寝ている四人のじいちゃんばあちゃんとか。
チョコレートの包み紙の中から出てくる金のチケットのデザインと書体とか。

詳しく書いちゃうと興味が殺がれちゃうから言えないんだけど、チョコレート工場の内部だってかなり忠実に映像化してるんですよ。
あのエレベーターがどんなに挿絵のまんまか、映画は観たけど原作本は未読な方に観て欲しかったのに!

ティム・バートンはもともとディズニー・スタジオで絵を描いてた人ですからね。
子供の頃の彼にとって、物語にも増して挿絵のイメージは強烈だったんでしょうね。

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2 コメント

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ありがとうバートン (えほんうるふ)
2005-10-25 19:46:15
こんにちは。

私も同じ意味でブログの楽しさにハマッている一人です。自分もかなり好みに偏りがある「偏屈ニンゲン」なので、同好の士が見つかった時の嬉しさはひとしおです(笑)



>何故、旧訳本が絶版になってしまったのか詳しい経緯は解りませんが



私が小耳にはさんだところでは、映画の公開に合わせて新訳版を売り出すので、そっちを売るために旧訳版は絶版にしてしまったとか…。でもオリジナル訳をリスペクトしない新訳版の内容に旧訳のファンから激しいブーイングが沸き上がり、どうやら復刊の運びになりそうです。



そうそう、あのエレベーター良かったですね!DVDが発売されたら早速買って、あのシーンで止めてボタンの一つ一つになんて書いてあるか読みたいと思ったのは私だけでしょうか?「上と外」をついに押す日がやってきて興奮するワンカ氏のキ○ガイぶりまでばっちり再現されてましたね(笑)



というわけで2枚目のラブレターを記念して偏屈王さんのブログをリンクさせて頂きました。またちょくちょくお邪魔しますm(_ _)m
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えほんうるふさんへ (偏屈王)
2005-10-27 00:47:08
>私が小耳にはさんだところでは、映画の公開に合わせて新訳版を売り出すので、そっちを売るために旧訳版は絶版にしてしまったとか…。

なんて馬鹿なことを!

でも旧訳版が復刊の運びになりそうなのは、嬉しいニュースですね。



>あのシーンで止めてボタンの一つ一つになんて書いてあるか読みたいと思ったのは私だけでしょうか?

ボタンの表記、すごく興味が湧きますよね。



>というわけで2枚目のラブレターを記念して偏屈王さんのブログをリンクさせて頂きました。

大変光栄です。

こちらも是非リンクさせて下さい。

私もまたちょくちょくお邪魔させて頂きます。
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