~ヘルシングあいのんびり日記~

名古屋市西区にある自然食品店”ヘルシングあい”
お店の商品情報や出来事など・・スタッフがのんびりと綴っていきます。

あっという間に一年の半分が終了

2013-06-30 19:49:47 | 店主日記

 コマ送りという言葉がある。ビデオテープなどには1秒間に約30コマ(正確には29.97コマ)記録される・・らしい。
ここからは聞き流してもらいたいことで・・・・・ビデオテープは既に過去のものとなっている。いまではUSBやDVD、ハードディスクに保存するのが一般的。過去の出来事はUSBという小さな記憶媒体一つに入っていしまう。こんな薄っぺらな事があっていいものか。それ以外の大切なものが抜けたからだろう。
 逆にスピードからいえば、過去の何百年かの情報を共有できているのが今のこの時代。こんなことはそう続かないかもしれない。そんな貴重な機会を偶然にも向えている。航海に出ても帰る当てのない旅に出た過去の冒険家は無知だったのだろうか。そんなことはないと思う。何かしら知らない糸にひかれて導かれたのではないだろうか。
 ゴーギャンの残した言葉が頭を巡る『われわれはどこからきたのか われわれはなにものか われわれはどこへいくのか
そんな答えを見つける旅こそ、この加速された世紀に与えられた唯一の救いかもしれない。 


いろいろあった6月

2013-06-29 21:09:45 | 店主日記
出会いがあり、別れがあり、いろいろ思うところがあった6月。すべてを受け入れながら進んで行こうと思う。人間は年齢じゃない。自分より若い人から教えられることは山ほどある。それに気づくか気づかないかは自分次第
、それにしてもさまざまなご縁にあらためて感謝したいと思う。

塩を求めて

2013-06-27 21:05:54 | 店主日記

 こんなに急きたてられたのは久しぶりで、きっかけは10年来お付き合いのある経理の方が持ち込んだお塩だった。見た瞬間に何か分からない衝動にかりたてられた。今までとは違う甘い味がする。そのうえ満月に採取した塩があるというから早速取り寄せてその味を確かめると、これがもっと甘い。それ以来、カフェで炊くお米はこの塩を使っている。

 そんな気持ちを察してか、このお塩のえにしやである経理のHさんが現地見学の計画をしてくれた。その日が大雨の昨日だった。

熱海駅に着いたのは9時少し前。パラパラ来ている雨は、これから本降りになる気配を示していた。

熱海駅からバスで15分。熱海港についた。雨はどんどん強くなって来ている。左端の船で伊豆大島へ向う。熱海港から伊豆大島まで船で45分。

11時過ぎに着くと、 Hさんはすでに到着していて、しかもレンタカーを借りて準備万端だった。いままで伊豆大島での仕事に着いて詳しく聞いた事がなかったので、その当たりを聞いて見ると、もう10年以上になるということだった。腹ごしらえの写真は後に回して早速塩造りをしている場所に向かった。

港から車で15分ほど走った山間にひっそりとたたずんしていた。伊豆大島と言えば海の精と、ついこの間まで思っていたが、今日伺ったのはオオシマオーシャンソルトを作っている阪本さんのお宅。塩を舐めてここまで来たいと思ったのだから不思議でならない。

お嬢様が仕事を手伝ってくれることになって、会社も横文字に代えたという。それにしてもお二人のお嬢様も何とも可憐な方だった。写真を撮るのを忘れるくらい坂本さんの話しに聞き入り過ぎて、撮ったのは塩を作るドームなど数枚だけだった。惜しいことをした。

ドームで海水を濃縮する

そして濃縮された塩水が隣の部屋に運ばれて更に濃縮する。熱交換器で作られた排熱が、ドームへ運ばれて熱効率を上げている。ほとんどが手づくり。

大きなステンレス釜で更に濃縮する。手間のかかる作業が続いてようやく塩の完成に近づく。

もともと海の精を立ち上げたのが今日伺った阪本さんだったらしい。その時の話しはとても面白かった。何せ素人集団が試行錯誤で作ったというのだ。その時のアルバムを見ながら懐かしそうにしていた。その後各地に呼ばれて自然塩の普及に尽力をつくされたそうだ。

工場を見学している時に雨はピーク。えらい日に来てしまった。そのためなかなか写真もままならない。こういう日は頭に記憶しておけということだろう。結局、高速船がでる時間ギリギリまでお邪魔していた。次回は、塩造りをしているところを伺いたいと思っている。

 

番外編

昼時、腹ごしらえをしようという事になって、Hさん行きつけの郷土料理の店に行くと、たまたま休みだった。そのため、もう一つのお店に向った。玄関には招き猫らしきのが2匹。雨の中をおとなしくしていた。

 

 

 

黒鯛をわさびかなんかのたれに漬けていると聞いたのに忘れた。美味しかった。

 

 

 

付け合せの汁物は、肉厚の海老がふんだんに入っていた。

 

 

 

 さらに海鮮ラーメン。名前のごとく本土ではない贅沢な味。

熱海駅の近辺で夕食をとる。普段は魚もあまり食べないが、熱海まで来たからにはと、刺身の盛り合わせをいただいた。甘みがあって美味しかった。

全くもって写真がマクロでないのがどうなの?と思うが、本の旅の一コマ。

ご馳走様でした。

 




昨日は20年ぶり?結婚式に参列

2013-06-24 16:48:43 | 店主日記

 身内を除いて、親友や友人の結婚式に出席したのはかれこれ20年以上前になる。その後といえば葬式は何度となくあるにしても、今回のようなおめでたい式にお伺いできたのは久しぶりのこと、それも公私にわたって身内同然に付き合ってきた家族だったので一際感慨深いものがあった。はじめて会った頃は、まだ彼女が小学生だった。映画に連れて行ったり、わが家に泊まりに来たことなどが思い出される。

 会場はアーカンジェル迎賓館。目がくらむ様な建物が主税町には多いが、その一つが結婚式場だったらしい。このような晴れやかな建物が最近、市内にも何軒か目に付くようになった。会場を見渡すと、新郎新婦のストーリーが大きなスクリーンに映し出されていた。微笑ましいと感じた反面、最近はパソコンを使ってユニークなことが簡単に出来るために少し味気なさを感じてしまう。

 時間となって会場に関係者が吸い込まれていった。

花嫁の登場。ほんとうに綺麗でしたね。おめでとうございます。

披露宴会場に移って新郎新婦入場、幸せな家庭を築いて下さい。

披露宴で隣席となった方とも20年ぶりだろうか。新潟からこの日のためにいらしたということで、昔話に熱燗を片手に花が咲いた。そんなお酒がすすんだ料理のご紹介

バスク風冷製のサラダ・・このソースが美味しかった。

鮪のグリエ アーモンドとサフランの香り プロヴァンス風・・・一切れ食べてしまった。

季節の冷製ポタージュ

ペルシァードと焼き上げた旬の白身魚 タプナード 小イカを添えて

氷菓子

牛フィレ肉のグリエ ミルフィーユ仕立て ~ハンバーガースタイル~

お二人のウエディングケーキ

久しぶりにフルコースをいただいた。これも何年ぶりのことだろうか。

ご馳走様でした。



昨日はララナチュラルさん4周年に

2013-06-23 08:21:55 | 店主日記

 長いお付き合いと思っていたらまだ4年だった。人とのご縁は時間で推し量れないものがあるのかもしれない。お店を時間ピッタリに閉めて交通機関で移動。地下鉄と名鉄を乗り継いでわずか40分で鳴海駅に到着。もう店の前は人でごった返していた。

 毎年周年パーティーに来て感じるのが異国の雰囲気。たまたま隣り合わせた方がAyaさんの妹さんだったのでその辺りを聞いてみた。Ayaさんは二十歳くらいから海外へ留学して、そこからヒッチハイクでいろいろな国をまわったそうだ。なるほどそれが人の壁を作らない魅力的な人柄を作ったのかもしれない。

 店内は弾き語りの音楽で盛り上がっていた。どうもそのノリにはついていけないようで、香取片手にワンプレート皿のつまみをひたすらいただいた。

グリーンカレーヌードル・・・辛いのが先に来るけどこれが病み付きになる。Ayaさんが作るグリーンカレーは美味しい。昔ケータリングで店に運んでいただいて食べたあのグリーンカレーの味が今も忘れられない。

野菜たっぷり焼きそば

大豆ミートを使ったからあげや手羽先・・・おつまみにピッタリ。

パブのようなこういう雰囲気で、ベジが食べれる店ができたら流行るだろうな。

ララナチュラル Ayaさん、4周年おめでとうございました。

美味しい料理ご馳走様でした。

 


田んぼのその後5

2013-06-22 15:34:40 | 店主日記

 草取りが追いつかない。雨が続いていたので気が焦った。本当なら木曜日辺りに行こうと思っていたからで、果たして田んぼはどうなっているだろうか。

月曜日に作業した左側はすっきりキレイになっているが、それ以外は雑草が成長して稲がどこになるのかわからない。早速作業に取り掛かると、これが成長した雑草を取るのは骨が折れる。小さいうちなら土に埋めることができるが、これだけ大きいと外に出すしかない。それに稲にまぶしり付いているために、同じ姿勢を保っている時間が長くなる。これが非常にキツイ。今日中に終わらせようと思っていたのにメンタルが急降下。しかし、雑草と共存しながらもしっかりと根を張った稲の成長ぶりを見ているとだんだんやる気が出てきた。しかも、先回作った畦が、恵みの雨をしっかりとガードしていたためすべての稲にまんべんなく水が浸っていた。水分を吸収した土壌の雑草は取りやすいため作業効率が上がっていった。

3時間半かかってようやく終了。さすがに疲れた。腰が痛いというより尻が痛い。しかもまだまだ次がある。

せっかく先週キレイにしたもう一枚の田んぼも雑草で覆われ始めている。これは来週の月曜日にやるとしよう。

 さて、貴重な話しを聞いた。外来種の水草だと聞いていたこの水草は、なんと絶滅危惧種の水草だそうだ。無農薬で3年やったおかげで湧いて出てきたらしい。なんという自然の叡智だろうか。この水草が一面覆っているところは日光が遮断されるために雑草が少ない。ありがたい水草だったのだ。亀はいるし、黒い貝殻をしたものも出現してきた。そういえば昔はタニシやタガメ、ゲンゴロウなどをよく取りに行ったものだ。そういう生物がいたということは、自然に近い農法をしていたのだろう。効率ばかりを考えて、他の生物のことを考えなくなった霊長類である人間は、一体どこへ進もうとしているのだろうか。米作りが生物の循環を支えている。その米を主食にしてきた日本人ならば、その恩恵を殊更感じければおかしくないだろうか。

 作業中から腹が鳴っていた。早朝から何も食べずに働いて、一段落するのはきっと昔も10時から11時頃だっだだろう。そこではじめて朝食をとったに違いない。やってみたら分かる。食べてからでは働けない。空腹だから働ける。その辺りをよく考えて見れば、一日2食が本来あるべき姿だと思う。

なんでもいいけど腹が減ったため、気になっていた南知多にあるカフェへと車を走らせた。この風情がたまらなくそそらせる。

いい感じの佇まい。メニューに全て手作りのため時間がかかると書いてあるので期待してサンドイッチとコーヒーを注文

いや~期待通りの味。新鮮野菜も言うに及ばず、卵もその場で調理した熱々がサンドされていた。あまりこういうものを注文しないのに、今日は何だか気分がいい。それにしても尻が痛い。明日は筋肉痛になりそうだ。

 

 

 


今日はこの記事をご紹介

2013-06-21 20:34:55 | 店主日記

 数年前にツイッターつながりで大阪でお会いし、昨年は当店で料理教室をしていただいたオランダ在住のタケトモコさんの記事をご紹介させて頂こうと思っている。ツイッタつながりと簡単に書いたがこんなことはつい数年前まで不可能な事だった。それが時代とともに緩和され、今は一般市民のモバイルツールとなっている。その変化が何を意味するのか?それを分かって腹に落とし込めないと、それに錯綜されることになる危険性をはぐんでいるが、そんなことを言ってる場合ではない。是非ご一読願いたい。

http://bigissue-online.jp/2013/06/21/civic-movement-2/

議論が苦手な日本人

オランダ在住15年になる私が、日本に行く度に肌で感じるのは、日本人は、議論が苦手ということだ。議論をしようとすると、自分が否定されてると勘違いし、防御的になってしまう。そこにはなぜか、人から違う意見を言われること=否定されることという、変な図式が存在するようにみえる。日本人が議論出来ない理由として、教育方法にも問題があるだろう。日本の義務教育では自らをプレゼンしたり、公の場で日常的に意見を言う場をほとんど与えられたことがないから、そのまま自らの意見を人前で言う経験のないまま、大人になってしまった。
 私の友人に聞いた話だが、オランダで行われたIT分野の国際コンファレンスで、世界中の技術者が集結したそうだ。ほとんどの国の参加者が2~30代の若い技術者で、皆どの国もプレゼンも上手く、2~3カ国語以上は普通に話せたそうだが、日本の技術者だけが年配で、プレゼンにも慣れていないから戸惑い気味、英語も話せないので、通訳を付けていた唯一の国だったそうだ。
 オランダの子どもたちは、教育スタイルに関わらず、小学校のときから人前でプレゼンさせられるのが一般的だ。語学も早い時期からマルチ・リンガルが当たり前で、オランダ語+英語、ドイツ語やフランス語を学ぶ。さらにオランダではアメリカのカトゥーン・チャンネルが、ドイツのような吹き替えではないため、幼い頃から非英語圏であるのに、日常的に直接英語を見聞きしている。そのためか、オランダ人のコミュニケーション能力は、イギリスやフランスやドイツなどの大国よりも、平均して高いと一般的に言われている。
  一方、非英語圏でありながら、経済大国であるフランスやドイツなどでは、国民の数が多く、メディアにも予算があるため、マスメディアで放映するテレビ番組などでは、一般的に吹き替えが行なわれている。フランス人やドイツ人で英語が苦手な人が多いのは、吹き替えの影響が大きいと思われる。
 国際社会において、議論が苦手だからといって、それを避けることはデメリットである。これは日本の市民運動にも言えることで、議論を避けていることから、様々な問題が引き起こされている。日本独自の白黒をつけない「曖昧さ」は美しい文化だと思うが、国際社会においては理解されないことが多い。公の場ではしっかりと議論が出来る明確さを身につけ、個人レベルの対話では曖昧さのニュアンスをうまく残すことができれば、日本はより魅力的な国になれるのかもしれない。

 モンサント反対デモ行進
 「前編」でも紹介した「モンサント反対」デモ行進は、5月26日、世界規模で行なわれた。 6000人以上の人たちが、オランダ・アムステルダムに集結し、世界36カ国、300都市と繋がった。
  2004年、フランスの農業従事者が「農作業中に除草剤を吸入したために健康を害した」として、米モンサント社を相手取り、損害賠償を求めた。昨年、裁判所は原告の主張を認め、賠償請求を認める判決を下した。
 参考:米モンサントの除草剤訴訟、原告勝利で賠償命令 フランス 国際ニュース : AFPBB News

この判決以降、欧州ではさらに安全な食を求める声が加速し、消費者が積極的に、非モンサント&非遺伝子組み換え食品を選択する流れが確立された。 これらのことは、欧州のみならず、世界的な影響を与える可能性のある判決となった。そして、ついに米モンサント社は、ヨーロッパで遺伝子組み換え作物の種子について、新規承認を得るためのロビー活動を行わないことを決定した。

参考:Monsanto gives up fight for GM plants in Europe | Business | DW.DE | 31.05.2013

このモンサント社の決定は紛れもなく、ヨーロッパ各国で広く情報を共有し、地道な市民運動を継続してきたからこそ、その成果が顕在化された例のひとつだ。

 これまでとこれからの市民運動

「アラブの春」に始まり、現在のトルコの暴動、20万人にも拡大したブラジルの反政府デモまで、世界中で巻き起こっている市民運動のうねり。これらの市民運動が日本の市民運動に与えている影響は大きいだろう。

原発問題など、ある1つのイシューについて、インターネットを通じて、フェイスブック、ツイッターなどのSNS、ビデオ共有アプリVine, YouTubeなどのソーシャル・メディアを駆使し、情報をシンプルかつ出来るだけ広く共有する。あらゆる手段を使って共感を得た市民が瞬時に繋がり、気軽に市民運動に参加できるメリットは、世界各国における現在の市民運動の特徴でもある。

個人発信が可能なSNSやソーシャル・メディアを駆使することで、市民運動の主催者は、運動の目的を誰にでもわかりやすいように顕在化させることや、参加者とのコミュニケーション、また、どのようなかたちで市民運動を継続させていくのか、ということが常に問われる。

現在日本では、反原発運動に加え、主に在日韓国・朝鮮人への民族憎悪の横行に対抗する反レイシズム運動が活発化している。この日本の反レイシズム運動の中心的役割を担っているのは、「レイシストをしばき隊」と、反レイシズム署名活動や「仲良くしようぜ」のプラカードを沿道で掲げる「プラカ隊」、 「友だち守る団」などである。

これらの市民運動のうち、継続されている運動に共通して言えるのは、「わかりやすくシンプルなシングル・イシューであること」「デモや抗議の手法がバラエティに飛んでいること」「市民が自発的に動き、主催者と参加者の壁が薄いこと」「主催者・参加者を問わず、それぞれがフェイスブックやツイッターなどのSNSで、自分の意見と立場を明確にしていること」、そして「非暴力主義を貫いていること」が挙げられる。

インターネットやSNS、ソーシャル・メディアのお陰で、市民運動へ参加することがもはや特別なことではなく、日常生活の一部となってきている。これまで市民運動に関心のなかった、いわゆる無関心・ノンポリの若い世代も、今までとは違ったやり方で、確実に市民運動に取り込んでいる。

 

 


世界豪華客船紀行

2013-06-20 20:20:53 | 店主日記

 お笑いかペットの番組ばかりなのでBSに切り替えると世界豪華客船の旅がやっていた。横浜のみなとみらいを発って広島と長崎を経由するのだが、それぞれの箇所で見所をふんだんなく披露している。原爆ドームにしても普段の姿をあまり見ることがない。過去の出来事に向き合うことで未来の形が描けることもある。そして各地に残る美しい景観を見るだけでも行ってみたいと思わせる動機が生まれる。大河ドラマだけが観光名所ではない。こんなゆったりした時間の旅を見ることだけで心が豊かになる。

 毎日分刻みで働いて、帰ってからも細切れの番組を見ながらビール片手に酔いしれる。朝飛び起きたら満員電車に揺られて会社に直行。ゆとりなど生まれるわけがない。しかしそんな生活の中でも、見る番組一つで心持ちが変わることもあるだろう。そんな番組が裏番組なのが何とも惜しい。たかだか1%にすぎない視聴率の番組に貴重な情報が散りばめられている。

 と言いたいと思っていたら、美しい情景に少し酔いしれて、今朝起きたらわけがわからない内容になっていたのに驚いた。慌てて修正完了


恵みの雨

2013-06-19 20:39:29 | 店主日記

 間違いなく大変なことが起きると思っている。それがこれかもしれないと思ったら、急に鳥肌が立った。昨日までは降ると言ってもパラパラで、湿度ばかりが高くなって肝心な雨が落ちてこない。その雨こそ日本では当たり前の恵みだが、その恵みこそ、世界を見渡せばそれほど羨ましいことはない。

 アジアを含め日本各地に残っている千枚田。山から出る湧き水を最後まで利用しつくして大地に返している。その農法こそ、神と約束された方法の気がする。天候は左右されても、循環しているサイクルまで影響を与えないからだ。しかし、より効率的にするため農耕は山地から平地に変容し、開発のために山は埋め立ての土に姿を変えた。そのため日本の風景はいつしか平地ばかりになり、不効率な山地の農法は姿を失いかけている。自分の身を削って開発をし続けているということさえ今でも分からない。

 今年田んぼに携わって分かったことがそのことで、山から沸き出る恵みで作物が実るという事。そしてそれを自然な農法で行えば、さまざまな生命が宿るという事。その恵みが巡り巡って自分に帰ってくる。だから「情けは人のためならず」なのだろう。そろそろそこに気づかなければ、この恵みの有り難みすら当たり前で通り過ぎて行くことになる。


岡田シェフによるマクロビオティック料理セミナーに参加 後半の部

2013-06-18 22:34:10 | 店主日記

午後からは

「マクロビオティックで ライト&ヘルシー 『ヌーベル・シノア』」

と、題して 中華を教えて頂きました☆

岡田シェフは中華もお得意だと風の噂に?!きいたことがあったので、とても楽しみにしていました~

メニューは

・ひえと香味野菜の生春巻き 二種のソース添え

・平湯葉と青梗菜の蒸し煮 塩麹銀餡

・汁なし担々麺 四川風味

・玄米の台南おこわ

生春巻きは、香菜の香りと2種類のソースが決め手!なのですが、ソースの写真を撮り忘れました(ToT)

タイ・チリソースとナッツソース(ピーナツバター使用)の美味しかったこと(^^;)

平湯葉と青梗菜は、通常なら中華鍋を使ってたっぷりの油でガンガン炒める炒め物を

少量の油でやさしく旨味を引き出してつくるお料理でした。

ポイントは「やさしくナゼナゼ」何かって?気になる方はスタッフこと恵さんか私フジタに聞いてください(笑)

汁なし担々麺、もちろんヘルシーなのだけれど、これはほんとにホントに絶品でした♪

お肉使わなくてもこれだけ美味しいんです!!と。

おこわはシイタケ、筍、生姜、ザーサイ入り。

食感も風味もよくてついつい食べ過ぎちゃうかもです(汗)

 

そして

デザートは

・風黒胡麻プリン シトラスソース

黒胡麻に柑橘系のソースがこんなに合うなんて♪

岡田シェフいわく「モダンな味でしょ?」

 

ステキな『ヌーベル・シノア』 新しい発想の中華を学べてとても幸せです(笑)

これは日々の料理に活かしていかなければ~ と心に誓いつつ。。。

 

スタッフ フジタ

 


田んぼのその後4

2013-06-17 22:35:29 | 店主日記

 暑さが本格的になってきた。梅雨もないまま夏に突入を思わせる暑さだ。野良仕事も朝が勝負ということで、6時頃ついて作業に取りかかろうと田んぼを見ると、

どれが雑草でどれが稲か分からないほど一面雑草だらけ。それでもよく見ると稲はすくすく育っていた。

奥の方は雑草がせり出してきて、どこまでが田んぼか分からなくなりかけていた。そんなことで、雑草を取りながら畦作りに取り掛かった。一仕事が終える頃、刺すような日差しが山肌から当たり始めた。もうこれ以上は無理、ということで雑草取りも中途半端な状態を残して退散してしまった。

左側3分の1が作業後の状態。水回りも改良しないとますます雑草がはびこってしまう。今週はもう一日行くしかない。

それにしても暑さでバテてしまう。これからしばらく正念場である。


岡田シェフによるマクロビオティック料理セミナーに参加。

2013-06-17 05:01:45 | スタッフ日記

スタッフ フジタです。

岡田英貞シェフ15日のシェフズ・テーブルの翌日、

自然食BIOさんにて、マクロビオティック料理セミナーが行われ、

スタッフのこと恵さんと共に参加してきました。

午前中はオーサワジャパン(株)さんの商品を使った、岡田シェフならではの

ひと味違った洋食をデモンストレーション形式で学びました♪

 

メニューは。。。

・パンツァネッラ(パンのサラダ)オリーブ油の香り

・季節野菜のヴァプール(蒸しスープ)昆布風味

・ひえのオモニェール(包み焼き)豆乳タルタル添え

・パセリの洋風混ぜご飯

どれも「オーサワのカナーンオリーブ油」を使ったお料理です。

蒸しスープと混ぜご飯には「オーサワの昆布茶」も使ってあり、シェフならではの品のある味でした。

包み焼きのソースは写真の手前、「オーサワ・豆乳タルタルソース」シェフの料理を引き立ててくれることはもちろんのこと、私たちが使ってもちょっと料理上手になれそうです(笑)

 

そしてデザートは

・アーモンドクランチのチェリー・カスタードタルト

どれも手がかかってそうにみえて、でも実は簡単に作れるよう考えられたメニューでした☆

さっそく作ってみようと思います。

とくにこのタルト、そうそう、こんなの作りたかったの!っていうカスタードのタルト♪

しばらくはまりそうです☆

 

 

 


今日のサンデーマクロビランチ

2013-06-16 18:38:28 | ランチ&グルメ

ほとんど毎週サンデーマクロビランチをいただいているのに、今日は胃袋を抑えられたようなメニューが並んでいた。

メニューのご紹介

ショートパスタの梅紫蘇和え
長ネギと椎茸のマリネ
人参とひじきのカレーマリネ
青菜とズッキーニの胡麻クリームソース

かぼちゃの冷たいスープ


玉ねぎ酵母のパイ  ラタトゥユを添えて
玄米と黒米のライスサラダ

世界を見渡して見ても、食の創作で日本人にかなう国はないのではないか。

日本人の生きる道が見えるような気がする。 


今日は岡田シェフによる「シェフズテーブル」

2013-06-15 21:15:21 | 店主日記

 日本CI協会とオーサワジャパンが企画した岡田シェフの料理教室が明日名古屋で行われる。そんなお話しをいただいてちょっと軽いノリのシェフのお気軽ランチはどうだろうと思ったら、何とそれが現実化してしまった。こちらは有難い企画だが、シェフは連日の仕込みで大変なことだと思ったのは今日だった。

 キャンセル等があったものの、それを埋め合わせるお客様が後を発たなかった。

ではメニューのご紹介

オードブル

人参とオレンジのサラダ  さやいんげんとジャガイモのジェノベーゼ

スープ

夏大根のレモングラス・スープ

メイン

ズッキーニのオーブン焼き 味噌マヨソース
 レンズ豆とおくらのシチュー 玄米ご飯添え

デザート

メロンの葛ブラマンジェ

結局のところ満員御礼となり、シェフの料理にありつくことが出来なかった

残念!



またまた水餃子・点さんへ

2013-06-14 23:49:52 | 店主日記

 つい先日、ニュージーランドの養蜂家である鈴木さんが一時帰国しているということで家族揃ってあいさつに来てくださった。日本とニュージーランドば四季が真逆で今は冬。クリスチャーチからそう遠くないところに住んでいるという鈴木さんの家でマイナス2度らしい。一ヶ月ほど日本に滞在しているということで、先ずは一杯やりに行こうということに。時々私のブログを見てくれていたそうで、その中でもベジ風中華の写真が気になったということで点さんに行くことになった。

 

実はハイテンションだったのか、撮った写真はこれ一枚。

香取の一升瓶は二人で飲んでほとんどからになっていたそうで、あちゃーまたいつもの癖が出たみたい。