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ダブル号外!!!

2018年02月22日 08時00分00秒 | Weblog
平昌オリンピックも終盤を迎えておりますが
先日、2月17日は号外DAYとなりましたね。

フィギュアスケート男子シングルで羽生結弦が金メダルで号外が出ました。
世の中的にはこれがビッグニュースなんでしょうが・・・。





将棋界でも藤井聡太四段の29連勝時の号外に続き、
藤井聡太五段(順位戦で昇段済み)は第11回朝日杯将棋オープン戦で
羽生永世名人を準決勝で破り号外がでました。
また、決勝戦でも広瀬八段に勝ち優勝、よってタイトル獲得により六段に昇段しました。
(驚異的速さで昇段していきます)





これで最年少六段となり、ひふみんが持っていた記録をまたもや
更新しました。
同じ日に、羽生結弦と羽生善治。読み方は違いますが同じ羽生が号外を飾ることとなりました。
(メインは藤井五段ですが・・・)
またひとつ記録が増えましたね。


しかしオリンピックを見ていると日本選手の頑張りには頭が下がります。
かなりの体格差をものともせずに立ち向かっていく様には感動を覚えます。
メダルの色は問わずに素直にそう思います。

なので最近のマスコミのメダル期待の選手を追いかける風潮には少々違和感もあります。
出場された選手は選ばれただけで日本の誇りなのですから。

努力は必ず報われるものでも無く、運次第・風次第なのだと改めて思い知らされます。
そのような状況の中、試合の前後でつまらないインタビューに付き合わされる選手も大変だなーと思います。



そんな時によく思い出されるのがこの一節です。

「波騒(なみざい)は世の常である。
  波にまかせて、泳ぎ上手に、雑魚(ざこ)は歌い雑魚は踊る。
 けれど、誰か知ろう、百尺下の水の心を。水の深さを。」


これは吉川英治の代表作「宮本武蔵」の結びの一節で、剣豪・武蔵の心の内を推し量った言葉ですが、
凡人には解らない、その道の達人の、達人ゆえの孤独と苦悩があると思います。


文庫本で全八巻の大作ですが、読み始めると止まりません。
「宮本武蔵」はこれまで度々映画化やドラマ化されましたが
一番好きなのは、内田吐夢監督、中村錦之助主演の東映五部作です。
若き日の高倉健が佐々木小次郎役で出演しています。
漫画では井上雄彦の「バガボンド」をお勧めします。


ちなみに宮本武蔵が著した兵法書は「五輪書」です。




別府店 カマフチ