ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

ゆったり旅 「高湯温泉」

2018-10-23 07:53:48 | 旅行・秘湯・巡礼 
かつて秘湯めぐりをしてきた仲間達が、開始10周年を記念して再集合した。
ザックを背に山を歩く秘湯の会は、会員の体力を考え5年前に解散していた。
ところが、久しぶりに昔を懐かしみながら秋の紅葉と温泉を楽しもうと云う。
秘湯とは言えないが、高湯温泉を目指し鈍行電車を乗り継いで行く旅である。
参加者は4人、上野駅で一人が乗った電車に久喜や栗橋から3人が加わった。
宇都宮・黒磯・新白河・郡山と乗り継いで、福島駅に13時27分到着した。

福島での遅い昼食は、喜多八が定休日だったので「よしなり」の手打ち蕎麦。
3時過ぎの送迎バスで高湯温泉へ、山に向うと紅葉も天候もあまり良くない。
「高湯温泉/玉子湯」到着は 4時前、そこは露天の岩風呂で有名な宿である。
さっそく源泉かけ流しの野天岩風呂「天翔の湯」へ、部屋を出てゾウリに履
き替え庭園を進み、茅葺屋根の小屋で浴衣を脱いで乳白色のお湯につかった。
夕に夜にと温泉に向うこと計3回、婦人用を除いてすべてのお風呂に浸った。

翌朝はあいにくの小雨、温泉神社までの往復を散歩した後もまたまた温泉だ。
スカイライン道路は不通だから、ゆったり過ごし10時半に送迎バスで出発。
帰りも普通電車を乗り継ぐ旅、郡山で途中下車して 観光案内所で薦められた
バーレストラン「PETIT/GREEN」で、グリーンカレーのセットメニューで昼。
地元産の食材を使い、有名店で修業したシェフ提供の一品は納得の味だった。
そしてまた普通電車で、新白河・黒磯・宇都宮と乗り継いで最後は流れ解散。
温泉と鈍行を満喫、「ゆったり旅」は「湯っ足り旅」だった』と、独り言。
奥州三高湯とは、信夫高湯(高湯)と 白布高湯(白布)と 最上高湯(蔵王) のこと。
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自家産栗の 「栗ごはん」

2018-10-09 08:01:05 | 食楽・年金ライフ 
今年は台風の発生数が多く、一部は巨大化し日本列島に向かってやって来た。
岡山倉敷での洪水被害に加え、九州や中四国で集中豪雨があり 各地で高潮や
土砂崩れが発生、死者が出るなど生活基盤や交通機関が大きな被害を受けた。
それでも秋は来て、秋の味覚を代表する松茸/栗/サンマは豊作豊漁だという。
ひげ爺果樹園では1日、台風24号の強風で前日に落ちた栗の実を拾い 枝に
残る栗は棒で落し、イガを剥いて実を採って今年二回目で最後の「栗拾い」。
イガ1個に実が1個、丸々した驚くほど大きな「ビッグリ」で総数は24個。

・・となれば、秋の味覚を味わうため「栗ごはん」を作ることが必然となる。
翌日の2日は栗の「鬼皮むき」から、 先ずお湯に10分浸しておいた栗の実
をザルにあげ、底部に包丁を軽く入れてから外側の皮をむくと簡単にむける。
次は渋皮をむく作業、包丁で底部を切り落とし刃を使って渋皮を剥いてゆく。
手間のかかる下ごしらえをしたら、栗の「むき実」は520gだった。
その栗を2~3等分して、白米3.3合とモチ米1.2合と調味料を用意した。

炊飯釜に研いだ白米とモチ米を入れ、水に調味料(昆布だし大サジ1杯/酒大
サジ1杯/みりん大サジ1杯半/塩小サジ2杯)を加え栗を置いたら炊飯開始。
46分で炊きあがりメロディ、10分の「むらし時間」をおいて蓋を開けた。
ご飯と栗とを混ぜ合わせ、夫婦手づくりの自家製「栗ごはん」の出来上がり。
この日の夕食は、自家産栗の「栗ごはん」に初掘りサト芋の「ケンチン汁」。
『「栗ごはん」と「サトイモ」を、兄弟宅にお届けて廻ろう!』と、独り言。
台風は北に直進し「台風一過」の日、ひげ爺は南に廻って「兄弟五家」の日。
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