ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

お彼岸前に彼岸花の鑑賞

2016-09-20 08:40:01 | 食楽・年金ライフ 
今年は秋分の日が 22日だから、彼岸の入りは 昨日の19日と言うことになる。
そこで 昨日は、仏壇の掃除と お寺の墓を掃除して 花とダンゴと線香をあげた。
それからのお彼岸中は、兄弟達の来宅もあれば 妻の実家にも伺うことになる。
今年の春は「初彼岸」で 夏は「初盆」だったが、秋の彼岸は普通の行事になる。
しかし、間もなく母の一周忌の法事を迎えるので その準備や連絡が怠れない。
そんな 彼岸を前にした16日、このところ体調の悪い妻の具合を見ながら 気晴
らしも必要かと思い、日高市にある 「巾着田」のヒガンバナを鑑賞に出かけた。

家を9時半に出発、圏央道で日高インターを経由して11時過ぎ 巾着田に着く。
そこは 高麗川が円形に蛇行して出来た 「きんちゃく型」の土地で、日高市が管
理する「巾着田曼珠沙華公園」は、五百万本の曼珠沙華で最近有名になった。
花の時期は「まつり」を開催、駐車料500円入園料一人300円を 徴収された。
全体は4分咲きながら、所によっては 赤い絨毯を敷き詰めたような満開状態。
そこに、季節の花に誘われた私同様の 「暇な高齢者」 が大勢やって来ていた。
しかもカメラではなく、スマホやタブレットを持った老人?が多いのには驚いた。
公園内を一周し、まつり会場エリアで 当地B級グルメ 「高麗鍋」 の昼をとった。

お腹を満たした午後は、巾着田からほど近い高麗の地に「高麗神社」を訪ねた。
飛鳥時代の末に朝鮮半島から渡来した「若光王」をまつる神社で、通常の鳥居
のほかに近年建てられた石造りの朝鮮式「将軍標」(ジャングンピョ)もあった。
ついでに、足腰守護の「子の権現 」や 野球にゴロ合わせした「箭弓稲荷神社」
にも立ち寄りたかったが、妻の体調も考えて早めに帰宅することにした。
『ポケモンGOではあるまいし、スマホを片手にウロウロ出来ない!』と、独り言。
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本物を求めて 蕎麦と名水

2016-09-06 07:31:03 | 食楽・年金ライフ 
迷走Uターンしてきた台風10号は、関東の沖合を進んで 東北地方に上陸した。
太平洋から東北地方への直上陸は、今までにない観測史上初めての事と言う。
迷走ぶりは予測が難しく、岩手県や北海道では思わぬ死者被害まで発生した。
直撃を免れた関東に住む私は、被災地の報道を見るたびに気の引ける思いだ。
願うことは、救助・救援が円滑に進んで 一日も早く日常生活が回復することだ。

そんな思いを胸に、自宅から車で下道を 栃木藤岡から佐野市を通り抜け 葛生
から秋山川に沿って 仙波を過ぎると、花を咲かせ始めたソバ畑の景色になる。
今日の主な目的は、秋山での「蕎麦喰い」 と 蓬山での「名水採り」 なのである。
道を進むにつれ、両側は山に囲まれて狭くなり 田畑も人家も少なくなってくる。
まず一つは、秋山集落のさらに奥にある 本格的蕎麦処「かみやま」 での昼食。
そこは 前からの馴染みの蕎麦店で、細麺系の硬めの蕎麦は私の好みである。
店構えも 土蔵の一棟を加えるなど、規模も拡大し 名舗の雰囲気も漂ってきた。
今日は二人で 「三合もり 」と 天ぷらを注文し、食べたら お腹はちょうど満腹に。
会計を済ませる頃のお店前は、平日なのに 「順番待ち 」の行列ができていた。
秋山の集落まで下り、西に向かい細い山道に入り愛宕山を越えて蓬山へ出た。

葛生経由なら50分のところを15分、県道201号に出て右折しさらにまた上る。
つぎの一つは、そこにある湧水「蓬山三名水」の一つ「蓬莱水」での水採り作業。
我が家では今、口にする飲み水や調理水は 全てこの「自然水 」を使っている。
『大量の水を積んだ車は重くなったが、幸い帰りは下り道だから・・』 と、独り言。
場所は利根川さん効能は清水さん、全て水に縁ある名前の人が教えてくれた。
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