ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

国家指導者交代と領土問題

2012-09-25 07:52:31 | 社会・経済・国際 
日本を取りまく関係国が、時を同じくして国の最高指導者選びを行っている。
ロシアでは今春3月に大統領選が行われ、首相と大統領が入れ替わった。
中国では、間もなく現執行部が退任し新たな体制が発足する段階にある。
アメリカは11月6日が大統領選挙で、現職大統領の再選可否が問われる。
韓国では一人一期の大統領任期が終わり、12月に大統領選が行われる。
北朝鮮でも昨年暮れに将軍様が急逝し、今春から新たな体制が発足した。
日本では、政権党民主党の代表選に続き野党自民党も総裁選挙中にある。

符号するように、北方領土にロシア指導者が訪問し 竹島には韓国大統領が
上陸し尖閣諸島には中国の活動家が上陸し、日本は対応に苦慮してきた。
背景には日本の指導者が頻繁に交代し、安全保障が曖昧だったこともある。
そして石原都知事の言動から始まる対応で、尖閣諸島に緊張が生まれた。
中国の強硬さは、国際規範よりも中華思想による統治論理が優先している。
結果的には、国民を反日デモに誘導・参加させ暴徒化させることになった。
その後はデモを沈静化させながらも、実績づくりの対日強硬策は続けている。
今中国では、暴徒を批判し日本を容認するブログが少数ながらも出ている。

権力の交代には多様な事情が複雑に絡み合う。そこで 指導者や候補者は、
国民感情に訴えやすく支持が得やすいパフオーマンスを演じる事になる。
特に中国では、党と国家の権力を巡る熾烈な争いが最終局面にあるらしい。
各々の領土問題にも、指導者選出や交代に絡む思惑が見え隠れしている。
それらは、大震災や原発・放射能で弱体化した日本を狙っているかのようだ。
日本でも、指導者選びや総選挙にむけて活発な論議応酬が行われている。
「選挙向け絵空事でなく、効果的対応策を論じて欲しい」と、ひげ爺の独り言。
日本が日米関係を強化しながらも、反動的に極右傾化しないことを望みたい。
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秩父札所めぐり 第一回目

2012-09-18 08:40:38 | 旅行・秘湯・巡礼 

 暦では中秋になると言うのに、今年は夏の厳しい暑さが まだ残っている。
 坂東三十三観音めぐりを結願して、次は秩父の札所めぐりと決めていた。
 9月から毎月1回の巡礼を基本に、真冬は中断しても4月には結願したい。
 自宅から秩父までは車で往復し、札所めぐりの中心主要部は歩いて参拝
 して巡るという寸法で、第一回を秋のお彼岸前に実行することにした。
 先ずは発願寺四萬部寺を参拝、「第一霊場」の大看板がかかる山門をくぐ
 ると、境内や本堂内には参拝者が多く バスで来ているグループもあった。

 参拝を済ませ納経帳と扁額の台紙を購入すると、気分は巡礼モードになる。
 お寺の方の助言も聴き、酷暑の中でもあり3番までは車で行くことにした。
 一番札所からの細い曲り道は、村里を抜けると山の中の趣ある道になる。
 2キロ程進むと二番札所「真福寺」、右側に下ると納経所「光明寺」がある。
 横瀬川を渡って進むと、三番札所「常泉寺」で境内の山手に観音堂がある。
 そして秩父中心部に入り、食事処「武蔵野」で冷や汁うどんの昼食をとった。
 秩父神社を参拝し、大草鞋をかけた山門と石仏が有名な四番「金昌寺」へ。

 四番札所の駐車場に車を置いて、ここからは荷物を肩に歩いて参拝をした。
 案内板に沿って、街中の平道を20分ほど進むと五番札所「語歌堂」に着く。
 寺域の狭い無住寺で、そこから歩いて3~4分の長興寺が朱印所になる。
 来た道を四番札所の車に戻って予定は終了、時刻は丁度3時だった
 「まだ秋の気配は感じなかったが 飽きも感じなかった」と、ひげ爺の独り言。
 次回は秋の本番になる、七草や紅葉の見ごろに加え旨い物も多い季節だ。
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ブルーベリーでジャム作り

2012-09-11 08:28:02 | 食楽・年金ライフ 
菜園の端にある6本のブルーベリーが、今年の夏も たわわに実を付けた。
早稲種と晩生種とがあり、熟した順に実を摘んで長期間の収穫ができた。
それは7月の初旬から9月始めまで、ちょうど酷暑続きの二ヶ月間だった。
1回の収穫量は少ないので、生食しながら 残りは一旦冷凍して貯えてお
き、アイスクリームやヨーグルトに添え合わせて涼しさを味わってきた。
収穫が終わり夏も終わるので 冷凍の残量を見ると、思っていた以上ある。
790グラムもあったので、かみさんのアイディアでジャムを作ることにした。

ブルーベリージャムは初めて作るので、親戚の経験者やネットで情報収集。
ホーローの鍋とグラニュー糖を320グラム、それにレモン1個を用意した。
入れ物は使用済の空瓶、ジャム量に合わせて小瓶3個と中瓶2個を用意。
先ずは、冷凍ブルーベリー全量を鍋に入れ砂糖を加えて加熱から始まる。
かき混ぜながら煮立つたところで出る「あく」を取り、さらに加熱を続ける。
およそ20分後にレモン汁3分の1個を加え、さらに加熱して水分を飛ばす。
ブルーベリーを煮詰める一方で、隣では別の鍋で空瓶を煮沸消毒しておく。

かき混ぜながらジャムの水分を蒸発させ、ほど良い「とろみ」が出て来たら、
小さじ半分の塩を加えて、よく混ぜ合わせれば手作りジャムの出来上がり。
熱いジャムを瓶中に落とし入れ蓋をして、逆さ置きにして瓶中空気の殺菌。
1時間弱で製品として完成、顔は緩む気分ながら 後かたづけは妻まかせ。
糖度が62.1度の甘い物、糖尿病と戦うひげ爺にはよろしくない代物だ。
「瓶は小さく 量は少ないが、お彼岸の使い物にしよう」と、ひげ爺の独り言。
夫婦で作ったジャム、でも出来た品物は 「ひげ爺の手づくりジャム」と呼ぶ。
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北川辺コシヒカリが収穫期

2012-09-04 07:44:53 | 家庭菜園・庭・花 
ひげ爺の住む地域は、一定の範囲ながら良質米産地として知られている。
利根川沿いの土地は、肥沃な堆積土砂と良質豊富な水の恵みを得ている。
耕作面積が限られ生産量が少ないので、全国的銘柄米にはなっていない。
それでも「北川辺のコシヒカリ」として商標登録し、その評価も定着してきた。
我が家の周辺では今、北川辺のコシヒカリが収穫の終盤期になっている。
お盆過ぎから稲刈りが始まり、猛暑続くなかでコンバインが動き回ってきた。

本格的な収穫を前に、早獲り米のサンプルによる放射能検査が行われた。
結果は『検出されず』で、生産者をはじめ関係者は一安心と云ったところ。
また猛暑での影響も心配されたが、収穫量は多く米品質も良いようである。
ところで、日本の昨年度食料自給率はカロリーベースで39%と発表された。
一方消費する農産物の国内生産比率は、金額ベースで69%になるという。
その乖離は家畜用飼料を輸入している事によるが、どうも合点がゆかない。

国土の狭いオランダの自給率が、カロリーベースでは75%にもなると言う。
日本の穀物自給率が28%で、オランダは16%であるにもかかわらずにだ。
理由は、トマト パプリカなどの高級野菜を大量に輸出していることにある。
日本では戸別補償制度も効果が見えず、TPPの議論も確かな方向にない。
自給率を考えて、輸入小麦で作るパンではなく国産の新米を食べて欲しい。
昨日 我が家にも新米が届いた、でも米保冷庫には昨年度米が残っている。
「当面、残っている前年度米の自給が続くことになる」と、ひげ爺の独り言。
食べる米は新米(シンゴメ)がいいが、政治 施策が新米(シンマイ)では困る。
コメント (3)
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