viento y sol

過ぎ去りし日々の物語を、そして尾張の国から吹く”風”を・・

乾杯ごっこ

2009年01月16日 | corazo'n
   

  雪の舞う日暮れは中田喜直の名曲 ”雪の降る街を”をついつい
  小さな声で歌い出しそうになったりする。尾張もここ何日かは
  冬至の頃よりも日差しが明るく、太陽が戻ってきているのを実感するが
  それでも日が沈むと急に冷えこんで寒い。

  寒い冬の夜、誰に語りかけるのでもなく独りで「乾杯」と、つぶやいて
  これは乾杯ごっこだと気がつく。あの生意気な二人の男達は世の中の役に
  たっているのだろうかなどと、たわいのない事を考えながらまた「乾杯」。
  
  
  
  

鯛味噌と残り酒

2009年01月07日 | mono'logo
   

  正月も過ぎ静かになった夜、せめて福の神の傍らでと
  京佃煮の鯛味噌を肴に、残り酒を一人黙して飲むのも悪くない。
 
  今年の目標は、などと問われても、未だかつて掲げた目標を
  成し遂げたことがないオイラは黙っているだけだ。
  たとえ目標を達成できなくても、こうして長い年月を生きているのだから
  どうって事もないと、すぐに安易な思いに至るのがオイラの癖だ。

  先ほどまで笑顔だった神様の顔が、急に怒った顔に変わったような気がした。