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はせがわ鍼灸院 院長の『ハリハリ日記』 http://www.shinkyu.in/

ちょっと変わった経歴の、鍼灸院・院長による
こころがホットする日記です。

鰻とレモンパイ

2007-09-01 01:47:43 | Weblog
時間軸をすこしズラします。
上海へ出発する前の話です。
というのも、上海発は午後6時。東京駅発、成田空港行き「成田エキスプレス」は午後4時。
それまで、私と娘は、それぞれの仕事を済ませて、お昼に東京駅に集合。
まずは腹ごしらえだ。
何を食うか?
中国では食えないものを食おう。
「うなぎ」だ。
そこで、東京駅のまん前にある「新丸の内ビル」の「駒形 前川」だ。





「駒形 前川」は、創業二百年の老舗。
高村光太郎やグルメで小説家の池波正太郎さんの愛した鰻屋さんだ。
うまくないわけがない。
ランチタイムだから、うな丼も二千円前後だったと思う。
日本のスーパーから中国産の鰻が消えて久しい。
久しぶりのウナギだ。






たまらんかった。うますぎ♪
白目をむいて食べることもないけど、フガフガ食った。
なにせ、「脳内メーカー」では、私の脳に中は「遊」と「H」しかない単純脳だもん。

食通の池波正太郎さんはウナギ以外に「食通」ならではの「おいしいもの」を登場させている。
「鬼平犯科帳・さむらい松五郎」の中で「鮎飯」を。
「仕掛け人梅安・最合傘」では「鰹の冷やし汁」を。

で、今回は、池波さんも食べたという鰻。
脳内が「友」と「金」が詰まっていた娘が食べたのが





「うな茶漬け」
これ、きっと、池波正太郎さんも食べたでしょうね。「食通」っぽいもの。
私も一口二口三口ともらったが、あっさり味で、そのくせちゃんと鰻のジューシーさは味わえました。

この「駒形 前川」に通った高村光太郎。
有名な「智恵子抄」は29篇の詩集からなっています。
なかでも有名なのが「道程」。
この一節から、たくさんの人がつめかけていたこの店にあやかってアレンジすると、
「ぼくの前に店がある ぼくの後ろに人が並んでいる」
高村光太郎を怒らせてしまったかな。

すっかり文豪気分になった食い気マンマンの父娘。
シュークスピアの有名なセリフ、「スイーツは別腹」にあやかって(←うそ)
一階にある「PG Cafe Paris」に向かった。
ここは、フランス三ツ星シェフ、ピエール・ガニュールが世界初のCafeをプロデュースしたもの。
うまかった。レモンパイ。





申し訳ありません。ほんとうに美味しかったです。
本物のレモンパイって、食後一時間たっても、「脳と舌は味を忘れられない」。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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うまそっ (にしもとのりこ)
2007-09-12 10:55:36
いやいやお久しぶりです。
鰻に喰らいついている?写真に久々に大笑いしてしまい、普段反応する気力もなくなってる私ですが、一言コメントせずにはおれませんでした
うまいものはうまく食べる。これが元気の源ですね。

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元気ですかあ。 (はせがわ)
2007-09-14 01:01:12
いやあ、久しぶりですね、にしもっちゃん。
ご子息は大きくなられたのでしょうね。
赤ちゃんの時から大きかったので、もう今じゃ、身長も3メートルぐらい・・・いかんいかん、業界っぽいギャグになってしまった。

東京のマスコミのトモダチが一杯飲みたい言い訳に「仕事」と偽り、麻布十番あたりで「打ち合わせ」と称して大いに盛り上がっています。時々、マスコミの仕事もしていますが、やはり主眼は鍼灸。
やりがいがあって、(患者さんには申し訳ないのですが)面白くってね。

ま、脳神経が活発に活動するのもあと十年ぐらい。まだまだ勉強しなくてはならないことが多く、時間が無くてあせてばかり。といいつつ、昨日はサッカーの試合の録画録り溜めを朝の5時まで見てしまい、東京での打ち合わせをキャンセル。

もう、流れに身を任せて好きな仕事だけを選んで楽しんでいます。大阪にも講演会や鍼灸の講習会でしょっちゅう行っていますので、是非飲み飲みいたしましょう。
そのときはちゃんと「先生」と呼ぶように。
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