思い出の登山

2012-10-31 | 旅行(国内)
【 八方尾根 】…続き



残念ながら、唐松岳に続く後立山連峰方面は、低い霧状の雲に隠れて見えませんでしたが、         

その昔、この場所に来た事があります。
もちろん、こんな立派な建造物などなく、普通の石を積んだケルンでした。    




                     


この八方池からスタート、
唐松岳から → 五竜岳 → 鹿島槍ヶ岳 → 爺ヶ岳 → 針ノ木岳 → と縦走しました。



下に、その「 八方池 …2016m」               後ろに「 唐松岳…2504m」
 


「 五竜岳…2814m 」へ続く尾根



「 鹿島槍ヶ岳 …2889メートル」頂上から、越えて来た「 五竜岳 」方面を振り返る。



後ろに双耳峰の「鹿島槍ヶ岳 」、越えてきた縦走路が見えます。



「 爺ヶ岳…2670m 」へ続く尾根



「 針の木岳…2821m 」頂上             「 針の木雪渓 」…日本三大雪渓の一つ
 


【 後立山連峰・縦走路 】
立山連峰はもとより、
前年に登った槍ヶ岳や穂高方面ほか、360度の素晴らしい眺望でした。
高山植物の女王といわれる駒草の群落や、夏羽の雷鳥にも出会えました。
でも長い尾根伝い、水がとても貴重で苦労した記憶が…。


久し振りに北アルプスを仰ぎ、
登れそうな『 日本百名山 』を選んで登っていた若かりし頃を、懐かしく思い出したことでした。

最近、中高年に大人気の山登り、はたまたおしゃれな「山ガール」の出現!
山歩きの風景も、様変わりしましたネ…。




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安曇野から白馬へ②

2012-10-28 | 旅行(国内)
この日は 八方尾根…【 八方アルペンライン 】へ  




まずは「 八方駅 」から、《 ゴンドラリフト・アダム 》で「 兎平駅 」まで。



「 兎平駅 」から、



次は《 リフト・アルペン・クワッド 》に乗り、



《 リフト・グラート・クワッド 》に乗り換え「 八方池山荘 」まで。






そして、せっかくなので「 八方尾根自然研究路 」を、 △ 第二ケルン まで歩くことに。






9月、まだ咲いていた高山植物の花々

タカネマツムシソウ                    ミヤマノキリンソウ
  

  

  

 



△ 第二ケルン …左奥に小さく見えているのが △ 八方ケルン


↓ 
結局、更に △ 八方ケルンまで、登ってしまいました
 

 



本当は「 八方池 」まで行きたかったけれど…。

ちなみに、池から先は山の装備が必要な登山となります。


【 八方尾根 】…続く… 




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安曇野から白馬へ①

2012-10-25 | 旅行(国内)
【 安曇野 】では和風でしたが、ここ【 白馬 】ではこんなホテルに。




夕食
 

  

  





翌朝、部屋の窓からの景色、《 白馬五竜岳 》は雲に…。


その続きの、右手遠方に《 白馬三山 》がいっとき、うっすらと…。


ホテルを選んでくれたM子さんの、予想通りのこの開けた景観、
あと1、2週間で刈り入れとか、この景色も変わります。






本来ならば後方に、このパンフレットのように《 白馬鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳 》 が!




信州・北アルプス・白馬山麓、

長野オリンピックでのジャンプ競技場や八方尾根スキー場、すぐ近くに見えています。





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長野・安曇野へ⑥

2012-10-21 | 旅行(国内)
細かい道が地図に出ていなくて、通り過ぎてしまい、少し迷いましたが、
M子さんのナビで、たどり着きました。

小さな看板から右折、土の道の松林を抜けると、開けた畑と左手にこの建物が。

オーナーの住宅兼お店だそうで、一年かけて手作りしたという、ストロー・ベイルハウス。
( 藁の家…分厚く固めたワラを漆喰で塗った外壁 )



建物・右横から入り口                前がスロープ、気持ちのよいテラス席
  
                                    【 中深煎りブレンド 】
  

※…兵庫の人気洋菓子店のオーナーが開いたカフェ。
「煎りたて」「挽きたて」「入れたて」の香り高いコーヒーと、
本店から届く洋菓子が好評。大きな暖炉で温まろう。


鮮度を大切にしたこだわりの珈琲、おまけにこの環境、美味しくないはずはありませ~ん。
ケース内のケーキも魅力的でしたが、夕刻なので我慢…。


近くにスキー場もあり、正面は中山高原、

雪が解けると、ここは一面菜の花で、秋は蕎麦の花、まだ残っていました。





近くのここにも、真新しいこのサイン…





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長野・安曇野へ⑤

2012-10-18 | 旅行(国内)
【 安曇野ちひろ美術館 】



入り口…内部は撮影禁止




ボランティアの手による大花壇、今は紫サルビア


敷地の隣の畑、遠めに赤い実、トマトかな?と


実際はりんご畑でした、こんな風に実をつける の木、初めて見ました。
 

 





 




カフェテラス


 




   

※…淡い水彩画で描いた愛らしい子どもの絵で、
没後も強い人気を持つ絵本画家、いわさきちひろ。
彼女の描いた絵本の原画や、世界の絵本原画を展示しているのが、
安曇野ちひろ美術館です。

美術館のまわりは、36500平方メートルにもなる安曇野ちひろ公園。
緑いっぱいの芝生、流れる小川、一万株にも及ぶ大花壇、花の間を飛び回る蝶々…、
歩いているだけで気持ちのよくなる高原の空間です。





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長野・安曇野へ④

2012-10-16 | 旅行(国内)
今夜は【 穂高温泉郷 】に泊まります 

入り口へのアプローチ                       ( 翌朝 )
 






創作懐石料理の夕食 『 晩夏のお献立 』

『 前菜 』…アマゴの香梅焼、沢蟹素揚げ、朝顔百合根ほか


『 椀替り 』冷やし吸い物…鱧、叩きオクラ、ジュン菜ほか


『 造里 』…岩魚姿造り、信州サーモン三色巻き、妻一色


『 凌ぎ 』…自家製手打ち蕎麦、紅芯大根


『 焼き物 』…鱸オイル焼き・蓼おろし味噌、自家燻製信濃地鳥・鶉卵


『 冷し煮物 』…焼茄子豆腐、南京、海老、冬瓜、琥珀ゼリーほか


『 強肴 』…信州牛と丸茄子の朴葉包み焼




『 食事 』…子持ち鮎茶漬け


『 デザート 』…生姜アイスクリーム、ミニトマト甘露煮、無花果ゼリー



地の物、旬の素材を吟味、斬新でどれもこれも美味!


      

地元作家の木の家具、陶器、インテリア小物、すてきでした。
  

 




朝ごは~ん ( 前日聞かれて、おかゆを選択 )




朝食後は、木立に囲まれたオープン・テラスでモーニング・コーヒー
 





新鮮な空気と木漏れ日の中、敷地内の自然林を散策、
 






           …やすらぐ くつろぐ あじわう…

林の中の宿
十五室のみ・天然温泉・レトロモダンの食事処、全体がすっきりとしていて、快適な空間、
随所に木のぬくもりを感じました。

また違う季節に訪れたい…と、思いました。




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長野・安曇野へ③

2012-10-14 | 旅行(国内)
去年の NHK 連続テレビ小説「 おひさま 」
…長野・安曇野と松本を舞台に戦争・昭和という激動の時代を
生き抜いた一人の女性の一代記…


そのロケ地が、近隣に点在しています。

この場所も、そのひとつ。






 

もう遅いと思っていた蕎麦の花、まだ見る事が出来ました。





次は、

【 大王わさび農場 】




北アルプスの雪解け水が、豊かに湧出るわさび田。

ただ、5月から10月くらいまでは、日除けの黒いシートが…。


 


 


わさび田と敷地内のこの場所( 万代川・蓼川の合流地点 )は、
黒澤明監督のオムニバス映画、『 夢 』の第8話「水車小屋のある村」の舞台となったそうで、
1988年の撮影当時のまま保存されています。


 

「 絵になる風景 」が多い安曇野です。






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長野・安曇野へ②

2012-10-12 | 旅行(国内)
昼食後、【 国営アルプス・あづみの公園 】へ。

盛りのはずのコスモスを見に寄りました。





 



  













立川の【 昭和記念公園 】や、札幌郊外の【 滝野すずらん丘陵公園 】同様、国営の公園で、
全体はとても広い敷地で見所もたくさん、でも今回は時短でコスモス!

澄んだ空気のなか、近くの山を背景に、色とりどり、きれいに咲いていました。




園内のここからも、本来ならばこのように見えるハズの「三角錐ピラミッド」




残念な常念岳のビュー・ポイント、しつこいようですが…。




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長野・安曇野へ①

2012-10-10 | 旅行(国内)
この9月は二回、長野方面に出掛ける機会がありました。

【 軽井沢 】から戻って、なか・二日後、旧友と【 安曇野・白馬 】へ三人旅。

Y子さんの車を、
東京駅八重洲ブックセンター前で、金次郎さんと待ちます。  よい天気
  


中央自動車道・途中、

【 談合坂 S.A. 】の新名物のお焼き         「 しずおか茶コーラ 」と「 富士山サイダー 」
  



【 安曇野・ 穂高町 】に着いて、さぁ、お昼はお蕎麦を。

ところが、最初に目指したそば処          私達の前の若い女性二人連れが最後…。
 

   蕎麦が 「売り切れ」 となりました。 またのお越しを 心よりお待ちしております

あまりのタイミングの悪さ、
入り口で残念がる私達に、応対の女性から りんご三個のプレゼント
「4時間かけて来たんですぅ~」なんて、ちょっと大げさだったかしら?


気を取り直して、M子さんが急きょ調べてくれた、別のお店へ。

江戸末期に建てられた農家の建物、だそうです。


鉄瓶のコレクションや郷土玩具が飾られた、畳の室内も落ち着いた雰囲気 
   

別棟に私設美術館がありました。
   

地元産のそば粉のみ、風味豊かな手打ち蕎麦に、満足度・倍増



「 そば処・常念 」を出ると、反対側はこの景色。
ここから、奥にそびえる《 常念岳 》が見えたら言う事ナシでしたが、本日は残念!






                   

というのも、

その昔、夏山登山にはまっていた頃、
大滝山→蝶ガ岳→常念岳→東・大天井岳→北鎌尾根経由→槍ヶ岳→上高地と、
この北アルプス銀座の尾根づたいを、縦走した事があるので。



いよいよ常念岳の山頂へ。
頂上の向こう側の常念小屋(乗越)まで、西日がとっても暑かった…と記憶。




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紫小花のノート

2012-10-07 | weblog
表紙が気に入りました。








【 ベニシアと仲間たち展 】

NHK・BSプレミアムで放送中の「猫のしっぽ カエルの手」でおなじみの、ベニシア・スタンリー・スミスさん。
京都大原という山里に佇む築100年の民家で、およそ200種類のハーブを育て、
手づくりの暮らしを実践しています。
関東初の展覧会となる本展では、ベニシアさんの生い立ちをはじめ、
彼女が綴った四季ごとのエッセイ、手描きの絵、ハーブガーデン、手づくりの品などを展示するとともに、
美しい映像を交えながら京都大原での暮らしぶりをご紹介。
また手づくりにこだわるベニシアさんの仲間の作家や職人たちの作品も展示します。
グッズコーナーでは「猫のしっぽ カエルの手」番組関連グッズや、仲間たちの作品などを販売いたします。



荒れていた庭を土から作り直し、育てたハーブはお茶や菓子や料理はもとより、
スキン・ローションや石鹸、防虫剤、クラフト etc. 多くのものを手作り。

また和洋を問わず、古い物に愛着を持って、大切に使っているのが印象的でした。


電車で数駅ですが、たまに、多摩川を越えて歩いて行きます、玉川高島屋。
我が家から約 5,000歩です。






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今年の彼岸花

2012-10-04 | 花や植物
去年行った「 日向薬師 」に近い里山、彼岸花の群生地。

今年は、台風17号が来る前の先週に、姉と義姉と出かけて来ました。





 






 



去年は、台風が去ったあとだったので、花も少しダメージを受けていました。

今年は、去年よりも遅めの開花だそうですが、較べるとずっときれいでした。

今回も、「 白 」はたった一本。



※去年




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台風一過

2012-10-01 | weblog
中秋の名月 」のはずだった昨日は、
大型台風17号が、日本列島を縦断していきました。

我が家の被害、陶器製の鉢ひとつ            吹き溜まり
  



昨日は、この日の夕方に帰るという札幌の友達から、前夜に連絡があり、
泊まっていた大井町で、急きょ待ち合わせ。

そのままお台場に足をのばして、ランチ。

そのあと、「念のため」早めに羽田に行くという友人と別れましたが、
夕方のニュースで羽田の混乱振りを見て、心配に…。

案の定、彼女の札幌行きの飛行機をはじめ、その後の便はすべて欠航とのことで、
東京で延泊を余儀なくされたのでした…。

台風一過の今朝、無事に飛び立てたようで、よかった。


のんびり、眼下のガンダムなんか見ながら、ランチしている場合ではありませんでした…。





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