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「もしドラ」の「ドラ」は・・・

2011-01-31 00:19:53 | 日記

「ドラクエ」の「ドラ」なのか?!と思ってしまった。

     

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 」

最初の1ページを半分も読まないうちに思ったこと。

    

「○○は××した。」

「△△は**考えた。」

     

紋切り型のこの文体。どこかで見たなと思ったらドラクエ。

「スライムがあらわれた!」

「まほうつかいはメラをとなえた!」

・・・似てるよね。

     

で、うすらさむくなった。

こんな本が売れていることに。

     

正確に言うと、本に記されている中身ではなく、この稚拙な文体。

もちろん文学とは呼べない。

文芸でもない、ライトノベルですらない、この読み物。

     

これ、ホントに面白いの?

こんな文章で、質が伴った作品になるの?

       

これが売れていること自体、日本人の知的レベル、文学・読書レベルの低下をあらわしているんじゃないだろうか。

      

かなしみに近い嫌悪感を抱きながら読んだけれど、残念ながらこれらの疑問を打ち消すような中身ではなかった。

だって、ストーリーがあまりにもご都合主義でちゃちで。

いまどきの少女小説・少女マンガの方が、よっぽど凝った展開をしてる。

あまりにばかばかしすぎて、最後は引きつった笑いしかでてこなかった。

   

マネジメントのRPGゲームの小説版て感じ。

もっともドラクエのノベライズ版は、ちゃんとしたゲームノベルだけど。

  

マネジメントがどんなものかをとっつきやすい形で説明しているという点では評価できるかもしれないけど。

あくまできっかけ。

きちんと学ぼうと思ったら、それこそドラッガー買って読んだ方がいいと思う。

  

ドラッガーは以前から興味があったので、そのうち読もうと思っているうちに、たまたま「もしドラ」を先に読むことになったのだけど、あらためて本論を読むべきだと思った。

  

(追記)

さっきアマゾンのカスタマーレビュー見たら、やっぱり読み物としての評価は低かった。

中身ではなく、この本の存在自体が及ぼした影響によって評価されているというのが正確なところなのかもしれない。


All Japan 2011 男子Final アイシン-パナソニック

2011-01-16 23:20:49 | バスケットボール

試合が始まってすぐ、いつものパナではないとわかった。

動きがぎこちない。地に足がついてない感じ。

     

何でそう思ったか。

木下が動けていないということ。

それ以上に、広瀬の硬さが目に付いた。

  

どちらかというとダメバージョン、5段階評価でいうと2みたいな、「何でそこでそれやるのよ」というプレイを時々やらかすときのオーラが出ていたから。

広瀬がこれじゃあ、ちょっとチームが機能しないぞと。

 

案の定、ボールが入らない。

外で回してばかりで、中に入れられない。

アイシンのDFがいいにしても、青野を活かせないことにはパナのバスケにならない。

かといって、外から打てるわけでもない。

     

だいたい、最初の5分で広瀬が3本も3Pシュート打ってること自体がおかしい。

そういう役回りじゃないのに。

パナは、それしか選択肢がない状況だったということ。

  

ただ、長い目で見たとき、広瀬は3Pシュートの成功率を上げる必要があるのは事実。

  

DFをゾーンに変えたり、選手交代したり。

いろいろ試みて、何とか前半を10点差以内で折り返すことはできたけど。

  

最後の木下の3P、必死になって止めに来なかったところに、アイシンの余裕を感じた。

    

3Q、パナはゾーンDFからの速攻が奏功し、43-41、2点差まで追い上げた。

が。

ここで木下がシュートを外して同点にする機会を逃すと、柏木に3連続3Pシュートを決められる。

大舞台でのキャリア、勝ち続けるために必要なことを知っている、力の差を感じた瞬間。

    

それでもパナは、選手を変えない。

ここまで数人変えたけど、カスタス⇔ハニーカットの交替を除いては、ほんの数分しか主力を下げていない。

主力組も、悪くはないけど、決していいとは言えない状態。

    

ここで渡邉という選択肢はないんだろうか。

考え始めて間もなく、その渡邉がコートインした。

 

渡邉は、それなりにいい仕事をした。

やっぱりちょっと硬くなっていた気もするけど、流れを引き戻すようなスティール/速攻は見せた。

もっとも、渡邉にしては中途半端な感じではあったけど。

働きとしては及第点。

     

こうやって経験積んで、結果出して、信頼得て。

少しずつ成長して、プレイタイム伸ばして。

まだまだ、伸びるよね。

 

4Qになってやっと、パナらしくなってきた。

でも、肝心のところでちょこちょこミスが出る。

   

アイシンの強みは、ミスとミスによる影響を最小限に抑えられること。

ミスが多いパナがアイシンに勝とうと思ったら、そのミスを帳消しにするような流れを引き寄せなければならない。

その流れを持ってきたかに見えたのだけど。

   

柏木がFTを決めていれば、OTにはならなかった試合。

アイシンは、40分で勝てなかったけど、負けもしなかった。

パナソニックは、40分で負けなかったけど、勝つことはできなかった。

これが、今年のAJファイナルだったんじゃないだろうか。

  

ミスをなくすか、ミスを織り込んだゲームプランを立てるか。

ある意味、対照的な両チームの対戦だったともいえる。

  

それぞれのチームに対し、思うことは多々あるけど。

後半戦追う中で書く機会があればその時に。

   

でも少しだけ。

  

青野が45分フル出場したこと、FTの成功率が上がったこと、その他諸々。

ホント、20代の君は何だったのよ!!と言いたくなる。

今の青野を代表で使わない手はないんじゃないだろうか。

  

表彰式、青野が銀メダルを首にかけていた時間はわずか数分。

アイシンの選手がメダルを授与されている時、青野の右手にはすでに外したメダルがあった。

    

こんなのが欲しくてやっているのではない。

   

あと何年、現役でいられるのか。

限られた時間の中、青野は挑戦し続ける。

このまま終わるつもりはない。

  

「力不足を感じ、このままでは優勝を目指すチームの助けにはならない」

どんな眼をして、どんな表情で広瀬は言ったのか。

     

心底悔しいと思った時に、広瀬の感情は顕れる。

新人戦決勝で敗れた時の涙、リーグ戦で東海大に敗れて優勝を許した時に見せた凄みのある眼差し。

この敗戦は、おそらくそれらに匹敵する、あるいはそれ以上の悔しさだから。

     

でも、そこから這い上がってきた。

きっとまた、上ってくる。

その時は、どんなプレイを見せてくれるのだろう。

  

  

いつかパナ-トヨタでファイナルを。

そしてベスト5に正中・岡田・広瀬が選ばれるのが夢だったりするのです(笑) 


エール

2011-01-10 18:26:49 | バスケットボール

ミスもあった。 いいところもあった。

 

成長しているんだかいないんだか。

見るたびに同じことを思ってしまう自分に、苦笑を禁じ得ない。

 

でも、それだけ見てきたという自信がある。

7年目。

まだ?もう?

これからも見ていくことに変わりはないけど。

 

勝つことより負けることの方が、得られるものは多い。

大いなる余地ある伸びしろを、きちんと埋められるように。

  

大会ベスト5。 パナソニックから選ばれたのは、木下と永山。

でもこの二人とて、昨日今日で伸びたわけではないから。

  

いつか必ず、あそこに呼ばれるんだよ。

「広瀬 健太」とコールされる日はそう遠くないと、信じているから。

 


消えない想い

2011-01-08 22:08:57 | バスケットボール

また、届かなかったんだ。

まだ、そのときではないの?

  

決勝点はスリーポイントシュート。

相手は決めて、自軍は外した。

でも、打ったのは岡田ではなくって。

  

見ていないから、どう組み立てたのかは分からないけど。

どういうセレクションだったのかは分からないけど。

  

きっと、打ちたかったよね。決めたかったよね。

  

公認会計士には合格した。

日本代表にも選ばれた。

残るは悲願の日本一。

  

もうあの頃のように、情熱的に追っているわけでもないのに。

年に数えるほどしか見なくなってしまったのに。

それでも今なお私は。

   

あの白い、純粋な想いに、恋しているのです。


初日の出

2011-01-01 20:50:29 | 鎌倉・相模

元日の明け方から、横須賀線遅延。

横浜線にトラブルがあったとか。(線路に石、だっけ?)

なんとも新年早々迷惑。

  

横浜駅で立ち尽くすこと15分。

後ろにいた20代の男女3人組。

お目当ては由比ガ浜で見る初日の出だった模様。

「(6時)50分までに着くなんて、絶対無理!」

   

すると、男性のひとりが。

「いいよ、もう。(どこで見ても)最初に見たのが、初日の出なんだよ!」

  

半分投げやりな感じもしたけど。

なんか、妙に説得力のあったセリフ。

  

ということで。

 

今年は、鶴岡八幡宮の源氏池から見た初日の出画像をお届けします。

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