Harmonia

こころとからだのバランスを・・・yoga&color&more・・・

大祓

2006-12-31 21:42:50 | 鎌倉・相模

061231_19580001_1 鶴岡八幡宮へ行ってきました。

目的は、写真の「お祓いさん」を入手するため。

鶴岡八幡宮では年に二度、6月30日と12月31日に、大祓の儀式があります。

大祓とは何かというと、ひと言で言うとお清め。半年間の罪や穢れを清め、神のご加護を祈念するというもの。

参加するのは、主に地元の氏子さん?当日申込の受付もあったので、誰でも参加出来るのかもしれません。いつも外から見ているだけなので、参加資格や条件はよく分かりません。

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祝詞を唱え、榊でお祓いを受け、幣と紙の人形で自身を清めた後、それらを木箱に納めて儀式終了。木箱は、後で神社が燃やします。

儀式に参加した人は、「お祓いさん」を受け取ることが出来ます。

ところが、一般人も志納すれば、数量限定ですがもらうことが出来るのです。で、私はこれを狙っているわけです。

実はこれがどんな由来のものかよく分かってないのですが、家の鴨居に飾っておくものらしいので、お札代わりでしょうか。

とりあえず、ここ数年は毎年大晦日に来ては、古いものを納め、新しいものを持ち帰ってます。

鶴岡八幡宮は、歳時記に合わせて様々な儀式を公開で執り行っています。ちょうど来合わせると、なかなか興味深いです。1月4日の手斧初式や11月23日の新嘗祭を見ました。

あと、たまに舞殿で結婚式をやっています。これも素敵。観光客の注目を一身に浴びるのは言うまでもありませんが。

そんなこんなで2006年も残すところあとわずかとなりました。

皆様、どんな一年をお過ごしでしたか?私は、最後バタバタしたけど、大きな収穫もあった年でした。これを来年に繋げて、さらに大きくしたいです。

それでは皆様、どうぞよいお年をお迎えください。


ヤタガラス

2006-12-30 22:43:50 | スポーツ

Img_1570 実は、国立競技場の隣、東京体育館でも高校生の大会をやっていまして。

高校バスケ、通称ウィンターカップ。今日が最終日、男子の決勝でした。

洛南vs北陸の対戦だったので結構興味はありました。でも暁星に替えられるわけないので、スルーして国立行ったんですけどね。

ま、一言で言うと、日本のサッカーとバスケは全然違うなと。

注目度もそうだし、世界レベルで比べたときの実力も違う。何より組織が違う。

道理でこの10年で日本サッカーが躍進し、バスケは停滞したままなんだなと。

代表の実績は言うまでもないと思います。

サッカー、ドイツW杯は散々な結果でしたが、とりあえず世界レベルで戦えるようにはなってきてる。中田ヒデ以降、高原や俊輔、世界のトップリーグで活躍する選手も出て来たし。

翻ってバスケ。今年10年振りの世界選手権出場は、開催国だったから。結果は予選リーグ敗退。

最近はアジアでも5~6位が定位置、欧州トップレベルのスペインリーグとはいえ、4部のチームに負けたとか。

田臥がNBAに挑戦し続けてるけど、なかなか険しい道のり。

代表の実績はメディアへの登場回数にも反映され、当然注目度も、それに伴うスポンサーにも影響する。

今日それを実感したのが、プログラムの値段。たかがプログラム、と思うでしょう?でもね。

高校サッカーのプログラム、ほぼフルカラーで1000円でした。

バスケの場合。大学リーグ、白黒で1200円。インカレ、2Pのみカラーで1500円。オールジャパンが一部カラーで1000円。

・・・この差、やっぱりスポンサーでしょ!高校サッカーは主催者に各地放送局が名前連ねてるし、協賛だって明治、コカコーラ、富士ゼロックスにテイジン、プーマ、三井ホーム。Jのチーム持っているわけでもない、サッカーとは関係ない大手企業が付いているし。

バスケの場合、学生の大会は基本的にJBLやWJBLのチーム持ってる会社がスポンサーだから、その差は歴然かなと。

でも何より。代表の実績やスポンサー云々ではなく、一番の差は組織。日本サッカー協会と日本バスケットボール協会の差が、両者の10年の差になったと思う。

JFAのヤタガラスの旗が、国立の空にはためいているのを見ただけなんですけどね。

その旗に、日本のサッカーがきちんと統制されて、ひとつの方向に向かっているんだなあと感じてしまった。バスケの試合見に行って、そんなこと思ったこと一度もないのに。

代表のユニフォームにも飾られているあのヤタガラスが、日本サッカーを導く象徴のように見えたのかもしれません。

明確な理念とビジョンを掲げ、世界を目指す日本サッカーと。

10年前からプロ化を掲げながら、今なお新リーグ設立で右往左往、代表チームの強化策も一貫して行えない日本バスケと。

たった一枚の旗、そこに掲げられたシンボルマークに、重みを感じたのでした。


赤~い青春

2006-12-30 22:37:07 | スポーツ

Img_1572 高校サッカー開幕戦、暁星vs滝川二の観戦に行ってきました!

初の国立、初のサッカー観戦。冬に屋外スポーツの観戦すること自体初めてで、寒くないかと心配でしたが、幸い快晴だったのでそれほど寒くなく、むしろ紫外線の心配をしたほうがよかったかも(笑)

結果は暁星0‐2滝川二、ユース選手権優勝の滝川二の実力が勝っていました。

あまり詳しくない私でも、滝川二の選手の方が上手くて、チームとして完成されているのは観ていて分かりました。相手DFの崩し方がうまい。何度も崩されたけど、暁星は最後個人が頑張って点をやらなかった。暁星も相手ゴール前でチャンスは作るけど、決定的ではなく。

だから暁星はGK阪口のファインセーブやDF上原の好チェックが目立ったのに対し、滝川二は前線の選手の上手さが目立った。

早いうちにうまく1点取れたら、あるいは頑張ってPK戦に持ち込んだら、と思ってたけど、やっぱり無理でした。

でも観ていて納得の結果だし、なにより楽しかったです。

バスケで青学を応援しているときと、また違った気分でした。

やはり、私の中では母校に準ずる学校だからでしょうか。

この全国の舞台でプレイしていること自体が嬉しいというか。

だから勝った負けたは二の次だったというのも本音です。

Img_1578 13年振りの出場、しかも開幕戦、国立競技場ということで、暁星応援席は小・中・高の在校生、家族、OB、関係者が大挙して押し寄せ満席。スクールカラーの赤に染まって、お祭りみたいに盛り上がりました。

滝川二、完全なアウェイでしたね。前半暁星が互角に戦えたのも、優勝候補の滝川二が、そういった面からもプレッシャー受けて硬くなってたからかもしれない。

そして、試合終了後、最後に起こった「羽中田」コール。

今年S級ライセンスを取得し、4年間指導した暁星を離れる羽中田コーチ。お疲れ様でした。

今年は1試合で終わってしまったけど、来年また全国出られたら、間違いなく応援に行きますね。

ううん、来年は予選から観に行っちゃうかも。結構2年生が出てたし、今の高1・2は確か全国中学生大会で優勝しているはずだから、連続出場の期待大。

母校の運動部の全国大会出場ということはまずありえないので、擬似母校の応援で楽しませてもらおうと思ってます。


年賀状

2006-12-28 23:41:34 | 日記

年賀状
作成中です。 28日なのに、作り始めたばかりです。

無理です。間に合いません。 三が日中に届くかどうかもあやしい。

松の内明ける前には届くと思いますので、皆様どうかご容赦ください。

メールでいいじゃん。とか。 印刷すれば楽なのに。とか。 いろいろな意見があるとは思いますが。 確かにもっと楽できるはずなんだけど。

やっぱりお正月らしい風情のあるものがいいなとか。 人に出すものだから、なるべく自分の手をかけたものにしたいなとか。 結局毎年手作りしてます。 結構楽しいんですけどね。 そろそろネタが尽きてきてるのも事実なんですよねぇ…。


歳時記とイベント

2006-12-24 21:41:57 | 日記

子供が成人してるので、さすがにツリーは飾ってません。 それでも歳時記に合わせて何かしらそれっぽいものを飾る母のおかげで、どんなに忙しくて余裕がなくても、季節感は保たれてます。

日本のクリスマスは嫌いです。

関連業界が売り上げを伸ばそうと人々をあおってる、ただのイベントにしか見えない。

お祭り騒ぎを助長するだけで大切なものに見向きもしない、上っ面だけの風潮が嫌いです。

だからといって、キリスト教の祭日だから教会行けと言うつもりは毛頭ありません。

信仰は強制するものではないですから。

それにこの日祝うのはキリスト教徒だけではないし。

同じキリスト教徒でも、東方教会の中には別の日に祝っている教会もあるし。

クリスマスだからというだけで、何も考えずに消費する(させる)社会が好きになれない。

日本人は特定の宗教を信仰する土壌がないし、基本的に真面目で勤勉だからこういうイベントは皆で楽しんだり買い物したりするいい機会ではあるとも思うんだけど。

今の日本社会では、人々に何かを考えさせることがない。考えようとする人も少ない。

去年の郵政総選挙がいい例で、あれは郵政民営化の必要性や効果を考えないで、小泉さんの改革という言葉に乗せられて自民党に投票した人が大多数いた。

世間の風潮に流されて乗っかったまま生きていくのは楽だろうけど、それってちょっと危なくない?大政翼賛会とかナチスとかは、そういう風潮の中で育ってきたんじゃなかったっけ?

あんまり堅苦しいこと言うのも、お祭り気分に水を差すようで何なんですけど。

立ち止まって、ちょっと考えてみてもいいんじゃないかなと、毎年思ってたりするのです。