東海道五十三次 18は奥津です。ここで描かれるのは興津川を渡る力士です。大きな力士を乗せて人足が運ぶというのが面白い情景です。実際に力士が移動する際に行われていた光景なのでしょう。馬に乗る力士と駕籠に乗る力士が川を渡る様子です。ここでも、風景は川で、水が登場する水の風景ともいえます。広重の風景画には、水が登場することが多く、海、湖、川など、風景のどこかに必ず青い水があります。
30秒の心象風景27793・奥津 興津川~広重の東海道五十三次~
https://youtu.be/Z1sKPK1ZcoQ