空(hanul 하늘)風(palam 바람)湖水(hosu 호수)2……青空を吹きぬける風が、湖水にさざ波をたてる。

私たちの暮らしは、美しい自然と共生をとりたい物です。そんな日々の暮らしで、感じたことを綴ります。

茶摘み

2024-05-01 06:24:27 | 日記

【子規365日】■5月1日

(つ)みためし手のひらののこぼれけり   1900(M33)年

夏井いつき【子規365日】朝日文庫

金田一春彦「ことばの歳時記」新潮文庫 より 《八十八夜》

《八十八夜》の俳句

立春から八十八日目に当る日をいう。農事暦では大事な日で、種蒔や茶摘・養蚕に、忙しく明け暮れる。

・ふるさとのあすは八十八夜かな     ゆり子

・茅野の花紅きは八十八夜なり     源 義

・八十八夜穂麦の伸びも全(まつた)かり     素 風

 

《茶摘》の俳句

茶摘は八十八夜から二、三週間が最も盛んで、初めの十五日間位のが一番茶である。特に八十八夜に摘んだ

茶は不老長寿の妙薬といわれる。二、三十日たって二番茶となり、三番茶・四番茶まで摘む。手甲に脚絆、

菅笠姿の茶摘娘たちが、茶畠で歌う茶摘唄はもう聞かれない。

・しがらきや茶山しに行く夫婦づれ     正 秀

・一とせの茶も摘みにけり父と母     蕪 村

・前山の茶摘み始まる手摺かな     静 雲

横田正知編「写真 俳句歳時記 春」現代教養文庫 より

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