ハノハノ*ニジイロビヨリ

旧ハノハノ*アラチビヨリ
和やかにふんわりと、時々欲張りな日々。

愛を歌う花

2017-08-24 16:59:13 | 韓流日和


ヒョジュちゃん目当てで見ました。

1943年。
日本の統治下にあった朝鮮、京城(現在のソウル)にあった最後の妓生養成所で妓生として生きようと誓い合ったソユルとヨニ。
ソユルはユヌという男性と付き合っていて、実は彼はこっそりペンネームを使い作曲家として歌謡曲を世に出していた。
それを知ったソユルはいつか自分もユヌの作った歌を歌いたい、「朝鮮の心」を歌いたいと夢見ていた。
ところがひょんなことでユヌがヨニの歌声を聴き、彼女こそ自分の曲を歌って欲しい歌い手だと。
最初固辞していたヨニだけど、自分の憧れの歌手に曲を提供していたのがユヌだと知り、彼の歌を歌うこと、養成所を出ることを決める。
ソユルは、本当は自分が歌いたい、認めてもらいたいのに表面上は笑顔で余裕のあるふりを見せていたけれどさすがにユヌに私もあなたの曲を歌いたいと訴える。
ユヌは、本当に好きなのは君だ、君にも曲を作るからいつでも歌ってくれとソユルを抱きしめる。
ところが、段々ユヌはヨニに対して特別な愛情を持つようになり…。

それを知ってしまったソユル。

ユヌとヨニに対して身を捨てて復讐に走ってしまう…。

ざっくり言うとそんな嫉妬から生まれる憎悪の行き着く先は…という結構ドロドロしたお話で、ヒョジュちゃんはソユル役だったのであんなに悪い顔した彼女を初めて見たし、心が壊れる様がとても怖く美しかった…。

「あなたは私から全て奪った!」と罵るソユルに「何も奪ってなんてない、そうなったのは自分のせいじゃないか!」と臆せず答えるヨニ…。
あれ?ソユルとユヌが付き合ってるの知らなかったっけ??
ユヌもヨニの消息をソユルに聞くばかりで、2人ともソユルに対して謝罪の気持ちはなかったのかなぁ?
「ヨニのことばかり。あなたは私が何故こんなことをしたのか聞きもしない」ってそりゃ言うよね。

こんな人達の為に、ソユルが身を汚すことはなかったんじゃない?って思ったけれど。
きっと妓生の養成所の中しか知らずあまりにも外の世界を知らないソユルからしたら自分の身の回りが全てだったんだろうなぁ…。

数十年後に、何故ソユルがヨニを名乗ったのかは謎だったけども。
プロデューサーさん?の言葉に辿り着く為だったのかなぁ。
ソユルのレコード「愛と嘘」について語った言葉の中に、ユヌがソユルに一番合う歌い方ができるように曲を作ってるっていうことと、僕は心のこもったこの歌が好きです。ヨニさんの歌より…みたいなこと言ったのがヨニより優れた歌い手だと思われたかったソユルにとって何よりの賞賛だっただろうな…。


時代背景的に仕方ないのかもしれないけれど、日本軍人の傍若無人さをあまりクローズアップしないで…と日本人は思ってしまったりもしたけれど…。
妓生に芸を売る赤組と身体を売る青組に分かれてたんだという仕組みを知ったり。
ヨニ役の女優さん、映画ハン・ゴンジュやった人だと知って驚いたり。
とにかく衣装や髪型が綺麗でオシャレだったり。
ソユルとヨニの歌やユヌのピアノがほぼ本人がやっていたり。
韓国人の俳優さんがほぼ日本語のセリフの人がいたり。
ディテールにこだわりのある映画だと思いました。

結果、最後のソユルが長い長い呪縛から解き放たれてたらいいなと思いました。

分からんちんな当時のプロデューサーだがディレクターだかに、ヨニさんの真似をしたら?と一番言われたくないアドバイスをされ、泣きながらヨニのレコードを聴きながら歌い方をトレースするソユル…。
おそらくプライドも高かっただろう彼女の憐れな姿が切なく。
女という武器を使ってまで得た場所は身の丈に合ってないという切なさと合わせて辛いシーンだったなぁ。



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HappyBirthday

2017-08-24 10:12:46 | 韓流日和
생일 축하〜〜!!



笑顔の多い1年でありますように…!


あちらの数え方で34歳。
満でいうと33歳〜。

弟や愉快な仲間達にお祝いしてもらったご様子で。

素敵な歌声を。
メンバーと一緒でウキウキな姿を。
たくさん見たいなぁ。

おめでとうございます♪



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