鷹ノ巣山～（石尾根）～奥多摩

先週の紅葉情報によりますと、週末（11/3日・4日）は
奥多摩の石尾根が見ごろとのこと。

それではと、午後3時30分までに下山できるコースをプランニング。
東日原の稲村岩尾根から鷹ノ巣山（1736.6ｍ）に登り、
奥多摩に向かって石尾根を下ってまいりました。

素晴らしい展望でした。

苦しい急坂を登り終えて待っていたのは、雲一つない青空に
東から南、西の方向に幾重にも重なる山並みです。
本当に素晴らしくて、思わず歓声をあげそうでした。
真ん中は富士山なんですo(*^▽^*)o~♪


紅葉は・・

頂上～直下は落葉が始まっていましたが、それでもまだまだ楽しめました。


見頃な紅葉前線は、さらに石尾根を下って六ツ石山の少し先あたりまででした。
麓は、これからでしょう。

♪秋の夕日に　照る山紅葉～な、いい気分でした。

紅葉逍遥一転！！
あ奴は熊か！！この日、怖い思いをしてしまいました！！

下の石尾根縦走路の六ツ石山手前30分あたりを歩行中のこと。
左側が藪、右側は見通しの良い下り斜面。人一人が歩行できる道幅です。
下り斜面の下の方では、家族連れらしい猿が数匹群れていました。

その時、左側の藪の中の下の方で、カサッと音がして何かが動く気配がしました。
また蛇かしらと、ちらっと見やって何事もなく歩き続けていたら
今度は、薮の中から動物のウーという小さな唸り声がしてくるのです。

（注：2012/10/13　奥多摩の鴨沢から入山。七ツ石山への近道を登り中、
左側から蛇に接近遭遇したことがありまして）

まるで私の歩みに合わせて共に歩いていたとしか思えない、
すぐ左横の笹薮の中から聞こえてくるのです
それでも、なお、そのまま無視して歩き続けました。

この時、同じ道を歩いていたのは私と、３０ｍ位後ろに男性が一人。

また唸り声。
今度はごあーという大きな唸り声が２度もするのです。
男性の近くで唸っているようなので振り向いたら
「何かいますね」と男性。
「熊じゃいやだけど、猿でしょう」と仰った。

私には到底サルとは思えないので
「熊みたいな気がします。一緒に歩いていただけませんか」とお願いをして
ついでに、背負ったままのザックのポケットから熊避けベルを出していただき
ガランガランとならしながら、道の開けた場所までご一緒していただきました。



その場所を遠のくほどに唸り声は聞こえなくなりましたが
あやつは（唸る動物は）何物だったのか。

猿って吠えるのでしょうか、あまり聞いたことがありません。
イノシシは先に気が付けば、ダダッと藪の中を逃げるのではないかしら。
雨の中の丹沢（神奈川県）で、登山道わきの藪の中を突如、
ダダーーと中型動物の駆け下る音がして、友人と二人で固まっちゃいましたが、
あれは、イノシシだったと思っているの。

今回は、やっぱり、熊のような気がして、うー寒気がしますガク((( ；゜Д゜)))ブル

熊避けベルをたまたまザックのポケットに入れていた、これが大失敗でした。
これからはたとえ1ｍ手前に登山者が居ようとも、がんがん鳴らすぞー鳴らします。

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