山に魅せられて

山に魅せられ数十年のシニア女子。
日本百名山達成は通過点、今日も山へまいります。
一押し記事は、雲の平、高天ヶ原。

山市場~不老山(西丹沢)~生土山分岐~駿河小山駅  サンショウバラ

2017-05-24 | 丹沢
2017年5月8日、丹沢の不老山にお邪魔をしました。
明るい山頂は、サンショウバラの葉が新緑に輝いて美しいこと、
花が開いたら一段と素敵でしょうね(*'▽')。







参考・関連ホームページ
富士観光トレイル:サンショウバラの開花時期他いろいろ情報
不老山ハイキングコース/神奈川県山北町
山北町観光協会


山の会の定例山行日に、参加できないお山はについては、
いつの日か、個人で行ってみることにしています。

今回ブログの不老山も、そういったお山の一つでした。

そうしてお邪魔をした当日は、サンショウバラの開花にはまだ早く、
入山者の少ないお山の一人山旅は、寂しさもありましたが
素晴らしい好天が背中を押してくれまして、エイヤッと踏み入りました(o^―^o)。




山行日2017年5月8日(火) 

コース:新松田駅(8:10)バス 山市場停留所下車9:05・・番ヶ平分岐(林道の番ヶ平)
・・不老山(12:15~13:00)・・生土山分岐・・りんどう峠(14:44)・・登山口15:26‥駿河小山駅15:54


全行動時間:6時間49分。

ルート断面図 山市場バス停留所196m、不老山 標高928m


累積標高(+) 867.751m  
累積標高(-)-816.815m 
円面距離    10.868㎞


登山メモ

1.山市場バス停留所・・登山口

山市場バス停留所から約5分で、不老山ハイキングコースの標識がありましたから、
此処から入って水色の吊橋を渡り・・   
   

まっすぐ歩いてゆきますと、前方に道案内が見えてきました。


この先にもわかり良い標識が備えられ何の心配もありませんでした。
 

奥の、あそこが登山口。



2.登山口・・番ヶ平・・不老山
ここからは、ジグザグ急登が続きました。
みんなもここを昨日歩いたのねーなど思いながらジグザグジグザグ。

GPSによる記録を開始することを忘れていたので、ザックを下してスタートさせる。
そうしてまたジグザグと歩を進めます。


そうしたら、見えてきましたあの橋が。

ここが一番心配でした。右肩を痛めて現在通院加療中。腕を背中に向けて捻るとウエストまでしか上がりません。
橋まではロープで、橋では手すり。どちらも右腕を使いますから、もしも緊急避難的に掴った時には、

痛みに耐えかねギャッと叫んで、離し落ちてしまう恐れがあります。
何があっても絶対離さないぞと硬く心に決めて、慎重に臨みました。


橋までは本当にずるずると滑りそう、ロープは長さに余裕がありすぎて、バランスを崩しそう。
一歩一歩、慎重に進み、短い距離だけど橋に至って、まずは一段階(´▽`) ホッ。

橋の手すりは、私には少し高くねじり加減でしたが、何事もなく通過に;´д`)ふぅ…でした。


そうして、「緑が美しい」って歩いていたら、道が崩れていたり荒れているところがでてきまして・・
 

前方ぽっかり明るくなったと思ったら、その先に道が無い?


山肌が見えないほどに、樹木が倒れ重なり荒ぶっている・・ 上に登るのね。
この辺りが山地図で荒れていると書かれているところかな?


山肌に新しくと言っても数年たっているような道にでて、


ああ良かったと、すたすたぼんぼん進む。それにしても標識がないな~、欲しいな~


あったあった。番ヶ平か? ではなかった。
左折ね、右はロープで、だめよと言っている


少し登って


此処が?



そうして林道に出た。右にテーブル、左に・・。
此処は林道の番ヶ平かな。番ヶ平分岐。林道と登山道が交差している。
暗くて見えにくいけれど、あそこに不老山と書いてある


右にテーブル、左に、この標識。





林道を横切り、登山道に入る。不老山、もうそう遠くはないと思ったら・・


鹿柵がでてきました。しばらくは鹿柵に沿って歩きます。

でた~この標識。不老山まで15分。ほんとかな~。
ここまで、思うのですが標識に示される時間が、登山地図より短めです。
山市場から不老山往復で4時間というのもありましたが、登山地図では5時間でした。


これを登れば不老山と思ったら、

もうひと登りありまして・・

山頂でした。嬉しい( ・◡・ )♫•*¨*•.¸¸♪   もっと近づきました(((o(*゚∀゚*)o)))ワク 。サンショウバラの木がいっぱい!
 




3.不老山・・生土山分岐・・りんどう峠・・登山口

長細い山頂。展望は開けませんが、頭の上が抜けていて雰囲気の良い明るい頂です。

バスを降りた時からここまでどなたにもお会い出来ずに来ましたが、
一人貸し切りには、広すぎまして 
熊さんが見ていないかと後ろを振り返ってみたり、落ち着きません⁽⁽ (。・・。) ⁾⁾ ソワソワ

それでも、自宅最寄り駅始発電車で来ていますから、お腹は空いていまして、
おにぎり1個、野菜スープ(フリーズドライ)、チーズ、キーウイ1個にコーヒー、チョコレートをいただきました。


サンショウバラの木。大きな蕾はなさそうですが開花はいつ頃になるのでしょう。
例年は5月末~6月らしいのですが。



山頂をスタート。次の分岐は、200m先の富士山の良く見えるところです。

オー素晴らしい。樹木の間から見えるお山は、三国山、鉄砲木ノ頭あたりでしょうか。
 

此処は3差路。


私はこの先の生土山分岐からりんどう峠を経て駿河小山駅に下山しますので、赤ペンの方へ。





3分ほど下ってこの分岐。ここで金時公園方面と生土山分岐方面に分かれる
標識の両面には書かれていないので( ̄ー ̄?).....??アレ??、

下ってきた自分はこちら側に回って確認。(*´∇`*)



尾根をどんどん下り・・林道に出会いました。そのまま横断し下ります。


送電鉄塔(新秦野線)を通過。ここは展望が開けていい感じです。




生土山分岐に来ました。
直進、右の道のどちらも駿河小山駅へ行けますが、右の道はずっと林道歩き。
山道(県堺尾根)を行きたいので、直進しました。


 



今日二つ目の送電鉄塔
地図上では送電線の位置が現在地の目安になりますが、送電線のある所に道があるのか、
それとも送電鉄塔を巻いて登山道があるのか、使用している登山地図ではわかりません。

先ほどは鉄塔と同じところに道がありましたが、此処も何気にそうであろうと判断してしまい
鉄塔周りを道を探して、行ったり来たりしてしまいました。


と言いますのも、下の写真の状況で、この先は大久保山への道と勘違いをしてしまい・・

かつ、その大久保山が登山地図に表記されていないし、私の事前の調べでも出てこなかった山名なので
判断に時間がかかりました。

結局、これは、もう直進してみるほかはないと進みましたら、登山道は右に大きく曲がり
ピンクリボンも出てきまして、間違いなく生土方面に向かっていると理解することができましたが、
しばしドキドキ、ヾ(・´д`・;)ノぁゎゎ 少し慌ててしまいました。


その後は道なりに順調に進み、りんどう峠と名のある所で道なりにほぼ直角に向きを変え進みます。


左手に。あれは東名高速道路!?




そうして、このような階段に出ました。ここまでくれば登山口は近いはず。
ところがこの階段、見た目よりも急で、滑りやすいのです。


下のような標識に注意を促していただき・・
 

この先に続く階段には空色の補助手すりが右側についていますが、階段自体が傾いていたりあらぬ方向に向いていて、
右肩の稼働角度の狭い自分は手すりを使えず、願いを込めて一歩一歩踏み出し無事通過。
単独山歩きの一番してはいけないことは足の骨折と思っていますから、心底ほっとしました。



そうしてすぐに河原が見えました。あそこが登山口(下山口)!


拡大して。

ここまで無事下山。感謝です。




4.登山口・・駿河小山駅へ
河原を左方向にほんの少し歩いて、生土側(いきどがわ)の登山口を通過。
国道246号線のガード下を潜り抜け・・


直ぐに舗装路。生土の集落を抜けて、


自動車道に出たら右に進み・・ ・・富士見橋を渡ります。


渡り終えたら・・


真っすぐ10分弱進むと、前方に駿河小山駅。
無人駅ですから切符は電車内で車掌さんから購入。


道を挟んで駅前には、観光案内所がありました。「金太郎誕生の町」だそうです(*'▽')





これで、お終いです。
ここまで、ご覧いただき有難うございましたm(*- -*)m





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5 コメント

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不老山 (たまボブ)
2017-05-25 08:54:02
丹沢の不老山、山名に聞き覚えはありましたが、
地図上の位置が頭にありませんでした。
世附峠が近いという事は、私が一度釣りに
行きたいと思っている世附川も近いのですね。

私は一人の山歩きが多いのですが、この季節
熊鈴は欠かせませんね。
前後に誰もいない山道を歩いていると、
ふと気になり、振り返ったり口笛を吹いたり、
手をたたいたりしています。

7時間近くの行程とはさすがですね。
私なんぞ、その半分がいいとこです。
いつも分かりやすいガイド表示がいいですね。
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サンショウバラ (おみや)
2017-05-26 10:32:16
相変わらず一人の山歩きを楽しんでいらっしゃいますね。
サンショウバラ、庭にあって可愛い色で咲いてます。とても綺麗なので大好きです。
京都旅行も終わってしまい次の楽しみを見つけたいと思います。
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Unknown (たまボブさま)
2017-06-01 22:04:03
はい、お魚釣りの世附川に近いお山です。
20年以上前になりますが、当時は、世附川に面する浅瀬橋から
世附峠に登り不老山を目指しました。
現在、こちらのルートは水害で通行できないので、
西丹沢に向かう山市場バス停留所からの入山です。
昨年は世附川の北側にあるミツバ岳~権現山~浅瀬入り口を歩きましたが、
早朝、登山口の滝壺橋まで世附川沿いを気持ちよく歩いたことを思い出します。
富士山が見えるところもあるのですよね。

一人山旅を私もよく致します。
肩を痛めている今は、もたもたと動作が遅いので
一人旅が気楽です。
あー、でもでも熊が怖いですね。
やっぱり、振り返ったりなさいますのね。
最近、熊鈴よりも人声を嫌がると聴きましたので、
5月30日の武甲山~小持山~大持山は携帯ラジオも持ってゆきました。
ところが使うことを忘れていまして、せっかく持って行ったのになんのこっちゃでした(笑)

ガイド表示のこと有難うございます。
でも、肝心なことを書いていなかったり失敗だらけです(^^;)。

それでは、また。
ありがとうございました。
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Unknown (おみやさま)
2017-06-01 22:15:47
そう、この頃は一層、一人山歩きです。
肩を痛めて治療中、何かともたもたして
しまうので、
仲間に迷惑をかけてはと、参加を控えています。
でも、この頃はちょっと寂しい。
仲間と登る、一人で登る。両方いいのよね。

不老山のサンショウバラ、今頃咲いているかな~と思いをはせています。
庭のバラとはまた違う美しさですものね。

京都旅行、コメントを残せずにいます。
ゆっくり見せていただきますね。

どうも、ありがとう。
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ご無沙汰です。 (gangee)
2017-06-07 07:33:07
hanasakuokaさん、登られていますね。
私は67才になりました。

おみやさんの山野草、hanasakuokaさんの山登り、
多いに影響を受けましたよ~!(笑い)

人生観が変わるくらいの影響でした。

お二人のブログで、山野草、山歩きの魅力を知りました。
有難うございました。

あれから、13年です。
パソコンを始めて13年です。(笑い)

山の魅力を発信続けてください。
応援しています。

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