老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

     マダニ    怖い

2017-07-26 10:04:14 | 俳句
      

昨日、今日 「マダニ」 による感染症で人間が亡くなった ニュースが報告されている。

殿 が生きていた頃の写真。 平成 8年とあるから 殿 がマダニに噛まれて死にそうになった時期だと思う。(さだかでは無いけれど。。。)

いつもの日課。
殿を連れて散歩に出かけようとした。
外階段を降りた所で
殿 が私の足元で ぐにゃぐにゃ と倒れ込んだ。
こんなことは初めてのこと。
驚いて、殿 殿 と殿に呼びかけて、身体をゆする。
頭をぐにゃぐにゃとするだけで、芯の抜けた身体になっている。
小さく息をしているが、普通じゃない。

「父さん 父さん  殿 が死んだ 助けてー」
と夫に向かって叫ぶ。

急いで車に乗せて 動物病院へ。
車の中では、私の膝に頭をのせて虫の息。

診断の結果 マダニ に噛まれたことによる、白血球の異変。
殿に噛みついていた マダニ を取って見せてくれる。
どす黒い血で1センチちかくふくれあがって大きくなった マダニ。
動物はマダニに噛まれると死に至ることを初めて知る。

それから毎日、動物病院に通うことになる。
血液検査をして、点滴をすることが二週間続いた。

私の前で倒れたことがよかった。
後で気がついて時は死んでいたかも知れない状況であった。
テレビや パソコン でこんな症状が現れますと告げているけれど、殿 に食欲不振とか私が気にするような症状はうかがえなかった。

いきなり死んだかと思った様子であった。

その事があってから、殿 の散歩には気をつかった。
> 草むらに近い散歩道を歩く時は 道の真ん中を。
> 芝生で駈けさせる時は 消毒の行き届いた 公園を。
> 車に乗せて これはと思う散歩の場所を探して連れて行く。
> 海辺の砂浜を駈けさせる。
> 殿が一番好きだった サンポート のプロムナドロード。ここはマダニ の知識を知っている飼い主がよく手入れされて、消毒も効いていると 🐕を連れてきていた。
> 散歩から帰ると 殿 の身体の検査をする。お腹が毛も薄く、柔らかい場所なのでここから重点的に始めて、身体中の検査をする。

血液検査には 定期的に動物病院へ。


殿は、よく動物病院のお世話になった。
先生は 純粋の血統書の付いた動物は得てして 身体が弱いですよと言ってよく診てくれたことを お思いだす。

今日は 猫の 姫 を午後から動物病院に連れて行く。お腹に丸い袋ができた。
一週間前に予約をしてやっと今日に。
姫 は病院が大嫌い。
先生を見ただけで毛を逆立ててうなる。ゆううつなこと。

     🐕    亡き犬が傍で微笑む昼寝覚

     🐕    蝉の木となりて雀来ぬ日々に

     🐕    為政者の嘘今も昔も百物語









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雉も鳴かずば   、、、、

2017-07-25 09:16:16 | 俳句
     
     ( 椿の実  もう朱く色づいていた。)

 ♗ キジも鳴かずば撃たれまい  父は長良の人柱

最近 石破さんの言葉で聞くことが多い。
安倍総理のことを指して言っている。

パソコンで調べると、この諺の意味が詳しく載っている。

子供の頃 私は 母から この諺の話を幾度となく聞いたことがある。
長良の人柱 の場面で 哀れな父娘に同情をしたことがあった。
パソコンでは 日本の民話としてあちこちで伝わっている。
父は長良 が、長野県では犀川 だったり、後ろのフレーズは詳しく書かれていない。

又、川では無くて 城を築く時のことだったり地方によっては色々の言い伝えがあるのだろう。

{ 無用の発言をしたばかりに,自ら災害 を招くことのたとえ}

総理の軽い言葉と、行動を 石破さんは指摘しているのだろう。
解る。解る。
国会中継のテレビに「悪だくみの四人組」と称する写真が写し出されたり、テレビでは、ゴルフ場で加計さんと遊んでいる場面などが繰り返し流される。これこそマスコミによる印象操作である。
私のように、頭の弱い者は これが一番に理解しやすい構図である。

マスコミに政治を左右をされても困るけれど、手っ取り早く政権を替えるには こんなこともよしか。

後ろで目をつむって聞いている風の麻生さん。時には口元が薄く笑っている。

安倍さんの数々の行動と発言、、、、無用の発言をしたばかりに,自ら災害 を招いた。
天に吐いた唾は まともに 安部さんの頭に降ってきた。

もうすぐ、今日の参議院での質疑応答の追求が始まる。
楽しい 国会劇場を見逃せない。

      
      🎐    朝蝉や八種の薬粒の色


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

民なくば立たず

2017-07-24 10:18:17 | 俳句
      

私はこんな野の花。
誰にもかえり見られず、しかしどこにでも咲いている花。
春じおん、可愛い花である。
目立たぬけれど、大地に根を張ってしっかりと生きている。
野の花 野の草でいいと そんな生き方をやってういこうと思っている。

    ★    姫紫苑歩き慣れたるズック靴
 
   

今、テレビの国会中継を見ながら これを書いている。
全国で 安部総理に対する 不信感の 狼煙 が揚がっている。

国会で 嘘 をついて、厚顔な面々が 今の地位にしがみついている。
将来 子供や孫の教育をする時 あの時ついた「嘘」の答弁に後悔をすることは無いのであろうか?
安倍総理は そんな 良心からは 一番 遠い場所にいる人間であると思う。

     ★    山の端に煙夕立雲去りぬ

     

昨日は 買物のついでに、足を伸ばしてダム湖周辺に散歩に行った。

毎日 暑い暑い と家に引き籠っている私を 歩かそうとダム湖まで連れて来た夫の思惑を感じつつ 周辺の散歩となった。

> 一点の曇りもないという 安部総理 の発言が続いている。
ほんとかな~?
蜥蜴の尻尾切りの 舞台の開幕だ。

梅雨曇りの我が町の片隅から 狼煙 なにを焼く煙か知らないが 立っている。

> 公明党議員が「信なくば立たず」なんて きれいごとの発言をしている。

 〖 民(たみ)信(しん)無(な)くば立(た)たず 《「論語」顔淵から》政治は民衆の信頼なくして成り立つものではない。 孔子が、政治をおこなう上で大切なものとして軍備・食糧・民衆の信頼の三つを挙げ、中でも重要なのが信頼であると説いたことから。 民信無くんば立たず。〗

> 面白い 「小説より奇なる」舞台。

 国民の 信頼回復をやることができるかな~。

    只今 AM 10:16 分

さて 午后 夜のニュースはどうなっているか。、、、?
自民党と公明党議員の内輪の優しい質疑応答が続いている。


      ★    真実は一つ灼けた頭でも解る
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日々是 真剣

2017-07-23 09:51:52 | 俳句
ばかばかしい。

ブログを書いて、今日は何人が読んだ。
あなたの ポイント はいくらですっと、、、「ぽちっとして下さい」なんて。

社会でも、学校でも ランクづけされて、趣味の世界まで、ランクをつけられた。

最初、ブログを書くときはこんなことは思いもしなかった。
いつの間にか、ランクに左右されて、毎日 昨日の結果のページを開く習慣ができあがっていた。

ふと考えた。

自分で自分の成長と反省をみつめれば良いのだと。
気がつくのが遅すぎた。

そして 一番感じたことは、
上位に位置しているブログの中身の疑問。
あえて言うこともあるまい。順位と中身が比例をしていない。
ブログを書く人はそれなりに思考能力もあるから、その辺り 少しは気がついているだろう。

ああ すっきりとした。

「何かを 捨てて、、、何も捨てていない。拾うことの方が多かった」有難うございました。

これで、歯の衣もきせず もっと素直に 白は白い 黒は黒いと言える。

これからは、自分で自分を評し、人間力を高めてゆこう。


蝉がうるさい。
夕べ、我が家の外階段で蛇を見つけた。
我が家への訪問者?
蛇に蝉に小鳥に蝶。




     ★     明易し歌仙の筋をさがしては   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

  🎇     花火     🎆

2017-07-23 01:53:53 | 俳句
    

昨夜は我が街の花火大会。
田舎街の花火大会であるから、そうたいしたことは無い。
最初は  しゅるーしゅるーぽん シュルーシュルーパー   間があく。


花火が始まると、町内の犬が一斉に鳴き出した。
犬は音には弱い。
花火や雷が鳴りだすと 殿 はブルブル と振るえていた。
犬小屋から、家に入れてやらないと、狂ったように庭中を走りまわる。
久しぶりに 殿 のことが偲ばれた。

     

家の窓から見下ろせる港で花火が揚がる。
バックに小豆島が見える。

        

一時間近く花火が揚がっていた。
最初は、時間をおいて 間 があったけれど、最後のほう、乱れ打ち、連発をやりだしたので、カメラを持って、窓辺から見物をする。

港へ行って 仕掛け花火を見物している、興奮をした声が聞こえてきそうである。

これからが夏本番であるけれど、なぜか花火を見ているともう夏が終わったような淋しさを感じてしまった。


      🎇    指さきにこもる力や花火る

      🎇    揚花火どこかで赤子泣いてゐる

      🎇    遠花火山の向うの知らぬ町

書きながら、二回ほど、北海道旅行の折り、洞爺湖で見た花火を思いだした。
もう、今の体力では北海道旅行など絶対無理だと思う。
ホテルの窓から眼下の湖をモーターボートが花火に次々と火を点けてゆく。
そんなこともあったのだ。

      🎇    眼裏に旅路の湖の花火かな
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする