はぎやまのりへいの日常

読書、映画、美術展、そしてキャリア教育。
好奇心と愛で書き綴ります。

Vol.215 グスコーブドリの伝記

2012-07-27 21:10:34 | 映画



子ども二人と「グスコーブドリの伝記」を観てきた。

原作はあらかじめ読んでおいた方が良いと思う。いきなり見ると流れが唐突だったり、現実離れしたことが多すぎるかも知れない。あらかじめ原作にふれておくと、登場人物であるとか、町や火山や場所の名前に親近感が湧いて関心の持ち方が変わる。

我が家では、原作を子どもたちに読み聞かせしていたのだけれど、映画を観る今日までには読み切れなかった。
しかし、長男だけは自分で最後まで読んでいたらしい。

何を象徴しているとか、どんな意図があるとか、余計なことはまったく考えずに感じるままに観るべきだと思う。
大人はいろいろと余計なことを考えてしまう。子どもは素直に受けとめる。
教訓的なことや倫理的なことが描かれているのかも知れないけれど、窮屈に一つの方向からのみ捉えてしまうと折角のイマジネーションが縮こまってしまう。
大いに心を解放して観てほしい。