淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

棚の上の本

2013-12-31 14:59:56 | 棚の上の本

はじめからその話をすればよかった。   宮下 奈都

 

よろこびの歌 終わらない歌で好きになった作家さんの初エッセイ集です。
家庭の主婦で 三人のお子さんを育てながら小説家になった事を知lって驚いたとです。

この本は、そんな宮下さんの子育てとか日常での喜びや出会いなどが宮下さんの思いやりと
暖かい心の語り口に惹かれていくとです。

さらに宮下さんが紹介する本たちの書評を読むと、すぐにでもその本を読みたいと強く思うとです。
つまり、感想文が原作とは違う小説になっているとです。
そして、それは原作を本当に愛している作者だからこそ出来る事だと思うとです。

だけん、オイは今年最後の本が、この本で良かったです・・・・・・。

まぁ、そんなこんなで2013年も色んな本との出会いがありました。
オイの独断と好みだけで勝手な感想ばワメいた事ば少し反省しながらも
多分、来年も同じ調子で書かせてもらいます・・・・スンマセン(笑)

そいから私生活のブログでは、とても恥ずかしくて書けない事ばかりでした・・・

最近の家内の酒量は確実に増えてきとります。

遂に今日、 レンジ用耐熱ガラスの二合徳利ば嬉しそうな顏で買ってきました。

「あたしは、そんなに飲んどらんよね?」と、おかわりの酒ばチンする度に席を立つ
オイの背中に、いちいち訊かんでくれ!

では  皆様 良いお年を・・・・・・・・・・・。

                                     淋しくて


待ってます

2013-12-28 10:17:19 | 棚の上の本

誓いの夏から 永瀬 隼介

立て続けに永瀬氏の本ば読んでしまったとです。

高校生の十川 慧一は初恋の女性だった杏子が家庭教師のバイト先で殺人事件に巻き込まれ
一人だけ生き残った杏子は慧一から去ってしまった。

真犯人は分からんまま月日が流れ
捜査一課の刑事となって犯人を追い求めていた慧一と杏子との再会は・・・・・・・・・。

男が思ってる程、相手の女性は思ってはおらんとばい!慧一!

だけん最後は切なかったです・・・・・・・しばらく永瀬氏の本はお休みします(ー_ー)!!。

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そんで、昨日からランチもお休みしとります。
おせちの仕込みが始まるけんです。
ばってん、夜の部は30日まで通常通りやるとです。

そいにしても、最近のお客様の忘れ物は季節がらマフラーが多いとです。

3週間ぐらい前、ブランド物の高そうな男性用マフラー・・・・・・・・何で取りに来ないとですか?
オイは特価で買った1000円のマフラーでも、スグに取りに行くとに何で取りに来ないとですか?

ひょっとして取りに来れない事情が発生したとですか?
それは事件に巻き込まれたと言う事ですか?
それとも、そんなマフラーごときワザワザ取りに行くのも面倒だと言う事でしょうか?

オイは毎日お客様をマフラーと一緒に待っています。

 


ワルツ踊って神社でお神酒

2013-12-22 20:57:53 | 棚の上の本

完黙       永瀬隼介

本庁捜査一課から所轄に飛ばされた刑事たちの短編集です。

読み終えた夜、息子たち家族が晩御飯食べに来ていたとばってん
食欲が無く孫たちば風呂に入れて酒もビール一杯飲んだら少し気持ちが悪くなって
早めに部屋に戻ったとです。

風邪だと思うとです。
すぐに市販の薬ば飲んだら12時間寝てしまったとです。

朝、慌てて起きたら誰も起きていませんでした。
いつものように洗濯物ば干して(室内)お茶沸かして一服していた頃は
調子も戻った感じがして、起きてこない家族に心で悪態つきながら帳簿ばつけ始めたとです。

そいでも、やっぱし食欲が無いとです。
だけん昨日のサガン鳥栖対川崎戦の天皇杯準々決勝戦はテレビ観戦にしたとです。

オイは、ひとり寝床で観ていました。
おかげさまで勝ちました・・・・・・・・下のテレビの部屋に行くと家族中、大興奮でした。
誰もオイの風邪の具合は訊きもしませんでした。

晩御飯、家族で試合の録画を何度も観ながら、会話が弾む中、相変わらず食欲が無い事を
誰にも言えずオイは、ちびりチビリと酒だけば飲み続けたとです。


年の瀬にはブルースを

2013-12-20 17:23:54 | 棚の上の本

 

幻想電氣館    堀川アサコ

高校生のスミレには幽霊が見えるのです。
誰にも秘密にしていたのに、新しいクラスで自己紹介の時
スミレは何故かその秘密を告白してしまうとです(ここがオイには分からない)。

誰もスミレに近づかなくなったある日(当たり前たい)、スミレは駅の裏にある古びた映画館に入り込むとです。
そこで働く映写技師に一目ぼれしたスミレは映画館でアルバイトば始めるとです。
不思議な映画館(ゲルマ電氣館)に現れる色んな幽霊たちが見えるスミレは一体どうなるとでしょうか?

ファンタジー小説だと思いながら読んだとばってん、怨霊とか出てくるわりには何か軽いとです。
ひとりひとりが中途半端で終わっているとです。

最初にど~~んと物凄いキャラで出てきたスミレの大叔母タマヱが途中からいなくなったり・・・・・・・

まぁそいでも、時々はオイオイと突っ込んで笑う所もあったり
生霊たちが自分の人生を映画館で観ながらこの世を去る場面があったりで・・・・

他の作品で「幻想郵便局」も読んでみてもよかかなぁとも思うとです。


ふたたびの

2013-12-17 08:09:22 | 棚の上の本

行きずりの街  志水 辰夫

再読です。
ずっと我が家の棚の上に乗っていた文庫本ば何となく懐かしくなって読み始めたとです。

何じゃ!こりゃ!あんまい面白すぎてオイは今、初めて読んだような気がしてきたとです。
最近、物忘れが激しくなったからと言うてもオイは一体あの時、何を読んでいたのじゃろうか・・・・・・・・。

ばってん、久しぶりのシミタツ作品は20年前位の設定でも、今でも揺るがん独特のもんに驚くとです。

物語は、女生徒と恋愛そして結婚した事がスキャンダルとなり都内の名門学園を追放され
郷里で塾講師となった波多野は失踪した塾の教え子を探しに東京へ行くとばってん
そこに待っていたのは自分を追放した本当の黒幕が教え子の失踪に絡んでいた事が・・・
そして波多野の妻だった雅子との再会が・・・・・・・。
この本は、ミステリーでもハードボイルドでも無かと思うとです。
オイは恋愛諸説だと勝手に思い込んで読んどりました!(^^)!。

ばってん、そいにしても志水さんの独特の情景描写には毎度、感服するとです。

一度も開くことはないだろう文学全集の本・・・・・・・・オイの事ば言われておる気がしたとです・・・。


12年ぶりの岬美由紀

2013-12-15 16:51:10 | 棚の上の本

千里眼  運命の暗示   松岡 圭祐

昔、松岡氏の本ばかり読んでいた時があったとです。
なかでも、華奢な身体で女性航空自衛官の岬美由紀が大型バイクやら戦闘機のF15やらに乗って
世界の危機を救う千里眼シリーズがガバイお気に入りやったです。

この本はシリーズの三部作目で完結編やったとです。

人間の深層心理に入り込み世界ば征服しようとする謎の組織が中国と日本ば戦争させようとするとです。
それを、阻止しようと美由紀は中国本土で決死の闘いばするとです。

やっぱ岬美由紀はカッコ良かばってん、あんまい凄すぎてしまうと、もう少し普通でも・・・・と!(^^)!!

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グロリアス・デイズ  終わりなきサッカー人生      小宮 良之

図書館には無いと思うとです。
サッカー選手とのインタビューば小説風に書かれているスポーツ作家の本です。

何で紹介したかと言うと、95ページば開いてみると なっ何と!! 

 


一味と柚子

2013-12-13 08:01:27 | すらごと日記

政と源  三浦しをん

東京は荒川沿いの下町に住む幼馴染の源と政の二人は73歳です。
源は「つまみ簪」の職人、政は銀行を退職し年金暮らしでどちらもひとり暮らしです。

源の家には弟子入りした若者が・・・・・・・・
数年前から娘の嫁ぎ先に行ったきり帰ってこない政の女房が・・・・・・・。

まぁほのぼのとした物語でございまして
有川 浩さんの「三匹のおっさん」ば思い出してしまったとです。

ばってん、オイはやっぱ三浦さんにしては何か物足りんとです。
「風が強く吹いている」と比べてしまうけんです・・・すんません!(^^)!。

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本日のうどん250円です。 50円の値引き券ば使用して家内と二人で計¥400
真ん中の小さな丼は天かすの大盛り(もちろんタダ)向こう側が家内のうどん(別に説明せんでもよかか)

読んでる本は「運命の暗示」  松岡 圭祐です。
昔、良く読んでいた松岡 圭祐の本が懐かしくなって読み始めたとです。

そいにしても、家内のうどんは柚子胡椒が効きすぎるとです。
いつもオイに「食」言って自分の麺ばオイの器に入れるとは嬉しいとばってん
柚子胡椒の味しかせんとです・・・・・。


麦と蕎麦

2013-12-12 08:44:51 | 棚の上の本

無人地帯 永瀬 隼介

永瀬氏の「越境」が面白かったけん、これば読んだとです。

やっぱ面白かったです。

満州から引き揚げた仲間たちが夢を叶えるために悲境にある山ば開墾するとです。
ばってん、厳しい現実の中で多くの村人は挫折し村を捨てるとです。

ただ一軒残った小学4年生の野地純平の父親は吹雪の夜にオオカミに助けられるとです。
ばってん、その夜から父親は姿ば消したとです。

何故?
すんません後は読んでください(笑)。

灰色の犬 福澤 徹三

オオカミから今度は犬の本です!(^^)!。

北九州出身の作家、福澤さんの作風満載の本やったとです。

刑事の父親ば持つ片桐遼平25才は定職も無く派遣とバイトでダラダラと暮らしておるとです。
このままではイカンと思いながらもパチンコにのめり込み闇金から借金するとです。

父親の片桐誠一は昔、警察内部の誰かにはめられて、昇進も望めない部署に飛ばされていたとです。

ある日、自分を陥れた証拠なる文書ば手に入れたとです。
そして片桐は単独で捜査ば始めるとです。

数々の妨害の中、偶然にも息子の遼平も事件の中に絡みこんでいたとです・・・。

そんで、最後に題名の意味が分かるとです。

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3日連続でお昼にうどんば食べました。
讃岐の人は毎日やけん、やっぱうどんの魅力は底知れんと思うとです。

ここいらの地方は蕎麦屋が少ないとです。
だけんローカルのテレビ局がよく取材したがるとは、山間にあるような
こだわりの値段がものすご高い蕎麦屋さんが多いとです。
そんで、レポーターの女性のわざとらしい嬌声が耳につくとです。

本当はオイは蕎麦は好きとです。
ばってん、店主だけが勝手にこだわりウンチク垂れてる蕎麦はオイの好きな蕎麦とは違うとです。
そいでも安いなら話は別ばってん・・・・・・

ところでオイが最近飲んどる焼酎は蕎麦ば飲んでおるとです・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 


キャッチ

2013-12-10 09:26:24 | サガン鳥栖

12月7日(土)サガン鳥栖のシーズン最終戦は甲府さんとドローで終わったとです。
リーグ12位は前節の5位に比べると不本意ではあったとですが
後半に優勝候補の相手チームば破った力は今後の試合に繋がると思うけん良しとするとです。

あくる日の日曜日はサポーターへの感謝と報告会がスタジアムであったとです。

選手全員のあいさつが終わったらサイン入りボールばキャッチするとです。

オイはゴールキーパーの赤星選手のボールばゲットしたとです。

隣の女性が「うわ~~よかったですね。」と欲しそうな顏で言ったばってん
オイは「ハイ」と頷くだけで、すぐポケットに入れたとです。

家に帰ると、このボールは下の娘が、すぐにポケットに入れたとです。

もし最後にこのボールがオイの隣の女性に巡り回ってきたらと言う話は
小説にするには弱い話ばってん、そげな事があったら楽しいじゃろなぁと思ったとです。


電子レンジさん ありがとう

2013-12-06 15:53:38 | すらごと日記

貴族探偵 麻耶 雄崇

ほとんど、そのまんまの題名です。

自称「貴族探偵」と名乗る男がリムジンに乗り執事とメイドを従え
偶然居合わせた犯行現場で犯人捜しば自分は何もせんで
執事と可愛いメイドちゃんたちに命じてスイスイと簡単に謎解きばするとです。

そんで貴族探偵は事件よりも現場で出会った娘さんとのデートの方が一番大事かとです。

だけん、まかり間違えばユーモア推理小説と言われるかも知れん本やったとです。

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最近、家内が日本酒に目覚めたとです。
店に出してる地酒ば熱燗にして息子のお土産のイカの徳利で・・・・毎晩

良く眠れるから少しだけと家内は言っておるとばってん
オイが酒ばチンしているけん、けっこう飲んでいるとばオイは分かっておるとです。

オイの晩酌は年中、焼酎のお湯割りばってん
本当はオイも日本酒が一番好いとるとです。

ばってん、オイまで日本酒ば飲んだら1日で1升は飲むかも知れんとです。
オイの願う夫婦像には酒のみ夫婦の姿は存在したらイカンとです。

だけんオイは毎晩、仕方なく焼酎ばアオルとです。