淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

読 「集団就職」

2017-06-17 07:27:00 | 棚の上の本

内容(「BOOK」データベースより)

彼ら彼女らの存在がなければ、戦後復興、経済成長はなかった。
当時(昭和30年代~昭和50年代前半)の経験者たちへの聞き書きから
“集団就職”の現代史上での評価を促し、働くことの本質を問い直す渾身の記録。

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新聞の図書紹介コーナーで紹介されていた本です。
集団就職は東北地方がイメージとして強くて良く書かれていますが
本作品の作家は熊本出身でもあり
九州地方の集団就職を取り扱っている事を知り予約したとです。

色んな思いが溢れてきました
表紙の写真の少年は今どうしているのだろうか
家族の為に親元を離れて働く少年少女たち・・・・・・。

世間や会社は「金の卵」と呼びながらも現実は
選べぬ仕事、過酷な労働  偏見 差別 誘惑 挫折と成功・・・・。 

集団就職が終わった今だからこそ
現代社会において真の働く意義を問われる一冊でした。

 


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