わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

【30回目のだいだらぼっち祭り】 ~この混沌とした場こそ、求めれらているのだ~

2016年11月06日 | おかげさまで30周年!
この週末は、1年間の山村留学:暮らしの学校「だいだらぼっち」の感謝祭。

だいだらぼっち祭り、という。

30回目を迎える。

ということは、やはり今年は30周年なんだな、と改めて感じる。



この祭りは、30年前に、当時の母屋の棟上げを祝して開催された。

当時の母屋は、こどもたちの手作りだ。

来る日も来る日も作業にいそしみ、半年かけて建設した母屋は、立て替わるまで、こどもたちの、いや、われわれのシンボルだった。

新しい母屋に立て替わって10数年になるが、その母屋の魂は今に引き継がれている。



今年の祭りも、卒業生や保護者、村の人々など120人ほどが集まった。

私たちの教育活動を支える強い想いが、全国から持ち寄られた。

夜は、持ち寄りおつまみとそれぞれの近況を肴に、これまた持ち寄りのお酒をおいしくいただいた。

しかも朝方まで。


▼恒例の「だいだらぼっち劇場」。もう、ほんとにすごい演技だ。






▼五平餅でおもてなし




▼いつも変わらぬこの雰囲気





この祭りは何がすごいかというと、1泊2日の企画運営すべてをこどもたちが手掛けること。

うまくいかないことも多かったけれど、そんなごちゃごちゃが心地よいのだ。

こどものたちの場は、常に混沌としている。

スッキリ整理されてしまっては、不自然というものだ。

こどもたちが、自然体で遊び、語り、悩み、笑う場。

そんな場が、過去も、今も、そして未来にも、求められているのだろう。

だいだらぼっちの母屋こそ、その「場」なんだと想う。


▼団結踊り




秋晴れの空の下に歓声が響いた。

恒例の「団結踊り」も、30本締め、である。


代表 辻だいち

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