わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

被災地いわきから

2011年04月08日 | 震災支援:ボランティア派遣
 あぶくまエヌエスネットの進士さんと三瓶さんに案内され、いわき市をまわりました。
いわき市内は家が被災しているのと、道路などが隆起してでこぼこがとても多い感じです。
 すでにいわきに拠点を作って、避難所を支援しているホールアース自然学校のスタッフと今回のNPOグリーンウッドの支援について協議し、進士さんとともに、力をあわせていわきのこどもの支援をしていこう確認をとりました。
 ホールアースのスタッフの案内で、避難所にもなっている中学校に案内いただき、校長と話をしました。たいへん理解ある人で、暮らしの学校「だいだらぼっち」受け入れについて具体的なアドバイスをいただきました。
 その後、県の出先機関の対策本部やラジオ局などを訪ねた後、いわき市の津波状況をみました。

 言葉を失います。テレビで見たものがそのまま目の前に展開されています。
 福島は原発ばかりが注目されていますが、津波被害も宮城や岩手と同じです。行政の手が遅れているのと、ボランティアもほとんどいないので、そのまんまの状態で今を迎えています。
 地震、津波、原発、風評。福島の被災は、深刻です。


▼いわき市豊間地区


▼たしかにここに街があった


▼津波の破壊力。「圧倒的」と言うしかない


▼小名浜港


 いわきは4月6日から学校が始まりました。しかし、学校は避難所になっているところが多く、学校給食も野菜制限で先がわからない、友達に津波で家を失った子もいるなど、こどもたちが不安を抱えたままのスタートとなったようです。
 お父さん、お母さんは働かなければいけない。しかし、こどもだけでも安心して生活させたい。そういうニーズに応えるのが、NPOグリーンウッドの暮らしの学校「だいだらぼっち」被災児童受け入れの取り組みです。
 
 いわき市の皆さんとお話をして、夏の山賊キャンプにもいわきのこどもを招待しようという話が浮上してきました。現実のものとなりましたらまたお知らせします。その際は、ご協力をお願いします。

 最後に、進士さん、三瓶さん、ホールアースの皆さん、ありがとうございました。

代表 辻だいち

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