まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

横文字にすると、何かが変わる危うさ

2005年06月30日 | 社会的全般
人によっては、色々なお考えはあろうかと思うが、
福田氏の対談の中で、そうだよなぁ、と、思いつくことがあった。
福田氏の本流の作業から、引用する訳ではないので、申し訳なくも勝手させていただくし、
今回といい、何といい、福田氏の立ち位置すら斟酌していないが、でも、色んなこと
よく知っているなぁ。
「暴走族」について述べているところだったが、音ばかり煩くて、何しろ、のろのろ走っている、
名の通り、爆走するのであれば、字義どおり評価もできるが、何だあれ。としている段だ。
だったら、「徐行族」にしろ。
春先になると、最近は、めっきり減ったが、国道を運転していると、よくもまぁ、というくらい、
彼らの走行によって、渋滞を余儀なくされる。
そう、のろのろなのである。
対抗車線に踊り出る、元気な連中もいるが、そりゃ、危険がなさそうなときに限ってである。
徐行族のネーミング。いいなぁ、これ。
こんな風に、マスコミがとりあげ、さらに、巷でも、「最近、徐行族がうるさくてねぇ」
なんて会話が普遍化すると、状況が大きく変わりそうで、楽しい。

ここ数年、マスコミは、色々な事象を判断するために、言葉を定義してきた。
もちろん、海外の研究成果を援用し、一般的な解釈として成立している単語もあろう。
国内において、議論が深まり、普遍化していくことは、なるほどもっともなことである。
ただ、言葉というのは、恐ろしいもので、特に日本では、妙に人権意識が強く、
今まで、どうも触れたくない、否定的な側面を持つ、また、人間としてダークサイドに立つ事象を
優雅な横文字にして、回避しようとする風潮が、あるように思われる。

古来より、差別問題を含め、おおっぴらに論議をするという国ではなく、逆に、話すこと事態を
封印してきた。まぁ、最近の外交問題の対応にも遺憾なく発揮されている、
「これはこれは、そうとられたら、私どもの不徳の致すところで」という、何がどう、不徳を
いたしてしまったのか、論議を避けるあれだ。
まあ、いいか。

思ったのは、ストーカーという単語。そしてフリーター。
単なる変質者のはずなのに、ストーカーという単語を与えられると、一般人は、妙な錯覚を
覚えるのではないか。
現に、ストーカー対策について、あれやこれや論議されているとき、変質者という単語で
語っていた時分と、雰囲気がどうも異なるのを感じていた。
ストーカーにも、そうなる理由があるんだ、なんて変な人権意識みたいな雰囲気がでていたことに
驚いたことを覚えている。
だめだよ、犯罪者なんだから、勝手な横文字与えては。勘違いするって。
コミュティーに危機を生じる。特にこの国においては。

また、フリーター。
ひとつの職業者の一群みたいな定義づけ。これもどうなんだ。
まぁ、リクルートやら学生援護会が、その昔、自社の媒体を売らんがために作った言葉で、
単なる非定職者のことだし。昔でいう、立派な無職。
やがて、引きこもりが、ニートという言葉に代わって、フリーターも派遣会社の源泉となり、
まとめて、今の国に現れる、職業問題や、税問題、はては、少子化問題などへと発展するが、
働かざるものは、食うべからず。といった、当たり前のセントラルドグマが、ちっとも
問題にされなくなっている。
おまけに、今では、俺、フリーターです。って面接でしっかり言うんだ。
しかも、職業欄に、そう書くんだ。そして、なんと、家も借りられるんだ。借金もできるんだ。
というより、普通の権利を享受できるんだ。
10年前なんだが、できなかったはずだ。
だから、仕事をして、食っていく。それが、自立した、責任ある成人として、あらゆる社会的な
権利を享受できた、と理解していたが、今、関係ないもんね。
いつか、経歴欄に、「自分、6年間、ニートやってました」っていう人間、たくさんでてくるはずだ。

だから、なんか、勘違いできるような、ネーミング。
本来、もっている、ダークな意識を希釈させるような、薄めていくような、意味付けは、
してほしくないよなぁ。
誰彼か、その存在によって、リスクを被る人間がいる以上、その人間を免罪するような、論議のされ方は
いかんと思うわけだ。
でもね、排除する目的で、徐行族 。これは、やってみるべき。
みんなで、徐行族といって、後ろ指を指したいもんです。

反省を込めて、貴乃花 を語る

2005年06月28日 | ニュースに絡んで
先日、貴乃花バーサス花田勝について、さも知っているかのようなことを記したが、
反省。読まずに、放っておいた、週刊スパ連載の、福田氏、坪内氏の対談を編集した
本を読み進めるにつれ、危惧していた不安が、的中した。
福田氏が、貴乃花について、3年前の話なんだが、語る内容に、あぁ、と思ってしまった。
最近までの貴乃花の大逆襲。朝、出勤前の自分でさえも、意志にかかわらず、
見入ってしまったが、ちゃんと、受け答えできている。

自分の、知ったかぶりも、極まりと、思っていたところ、
「ちゃんと大学行ってれば、将来、物理学者か外交官にでも、というところ、
お前は相撲取りだって世界」と、一般論的に評価されるほどに、頭がよかったらしい。
兄と父とは比べるまでも無く。
確かに、整体師に洗脳された、という一件が、大きく彼の評価を決定付けたのはもちろん。
父と兄のサービス精神で表出したコメントを、我々が、頭が足りない戯言だとか、
配慮の欠片も無い言い草、とは、正直、まじめに考察すらしていなかった、のも事実。
週刊誌の憶測記事と、語らない弟への疑心は、絶対的に、変人貴乃花を際立たせていった。
しかも、鵜呑みにしていました。
だって、「健康とは1日に何回もウンチをすることである」という整体師からいただいた
人生訓を、自宅の壁に貼って終日眺めていた、という事実は、
一人歩きしても、おかしくないネタだよねぇ。

ただ、花田勝氏については、引退からこの方、本当に、頭が空っぽ、という事実だけは
イメージではなく、周知の事実としてあった。し、どこをどう拾っても、
気のいい兄貴、以外、肯定的な単語はなかった。
女遊びは、角界では、2人にプロポーズし、奥さんを複数娶ってよいと信じていた
琴錦というお相撲さんがいたが、世間では、論外なことでも、こちらでは、
限りなくOKであった。
だから、花田勝氏が、好きなタイプの女性に、奥さんがいるのにもかかわらず、
今度結婚するんだ、って女将さんに紹介って、お前、頭大丈夫?ってなことが、
数多くあり、しかも、いくつも、公然の事実として表面化しても、
ダークな貴乃花とは違って、許されるキャラだった。
3年前、勝氏が家を購入する際、弟が、3億円の借金を肩代わりしたことも、
本当に、スルーされる。
貴闘力や安芸島の身内騒動にも、大人気ない貴乃花として、にぎわすし、
一方、共同経営をネタに、女性から、訴えられた、いや、訴えられたんですよ、
兄貴は、あっという間に、スルーできた。

こぞって、最近のコメンテーターは、貴乃花への対し方が変わってきた。
何しろ、バカだろう、という態度から、眉間にしわを寄せながらの態度へ変わってきた。
おそらく、彼が使う単語やら、表現が、意外にも、口で商売する彼ら彼女らへの
根幹を揺さぶったのだと思う。危機を悟ったはずだ。
ところがである、これがまた、リスペクトされないんだよね。
これ、しょうがないのかなぁ。

確かに、「われ未だ木鶏たりえず」というお言葉が、ある角界だが、
これが野球となると、イチローやら、サッカーでは中田のように、不気味な若者として
叩かれるように、喋る貴乃花も、正論なり、自己哲学なり、状況説明なりは、
きっと、同じような運命をたどる気配濃厚だったんでしょう。
一家離散家族としては、まったく、そのままの家庭だったんだが、
兄貴が芸能関係、というより、貴乃花と親父を除いて、全員、芸能人だ。
という、脇の甘甘さにくわえ、一家庭でさえも、壊れやすいのに、3組も。
という現実の中で、やはり、貴乃花への援護は、ポストだけで足りるのかどうか?

しかし、なんだな、あの一族、結局は、貴乃花に限りなく、おんぶに抱っこだな。
金銭のことも、一門のことも、結局逃げ出したにせよ、弟が、最後まで、残った。
後から見れば、そういうシンプルな歴史になるんだろうが、
バカな一族を高見の見物に、としていたマスコミが、最近、貴乃花への評価の変更とともに
ドン引きしはじめたのも、いい判断だと、思います。
だから、反省と共に、最後の話題として、私も、触れません。
最後に、デイブスペクター。貴乃花に、あの髪型にふれてくれて、ありがとうございました。

都議会選挙、あいかわらずのスローガン

2005年06月27日 | 政治
本当に謎なのは、地方行政。
地方自治体として話題沸騰している、セクション。
狭い国土だし、中央集権体制が、効率がよいことは、理解ができる。
でも、それだったら、今の政治家、都議会やら、府議会、市議会、区議会?
それと、衆議院やら参議院、仕事のテーマ、どこがどう違うのかしら。

今回、都議会選挙が始まったが、いきなり、小泉政治を糾弾する、といった候補がいてさぁ、
国政選挙かと思いました。
はなから、地方政治の限界を、こういう形で表明するなんて、意気がいいにも程があります。
だったら、国政選挙に行きゃいいのに、まるで、まずは、地方議会を踏み台にして、って感じが
能天気さを表しています。
一方で、国会議員さんの選挙活動も、地方議員を、まるで、ないがしろにする公約の嵐で、
どぶ板選挙って、どういう感じ?が、とても最高です。
となると、どうしても、考えたくなってしまいます。
地方自治体は、確かに、条例に沿って、ある程度の自主性を保っていますが、
中央、まぁ、総務省ですね、基本的には、大枠はこちらで決めていますよねぇ。
当然、議事堂にご出勤されている、政治家が立法化して、法案になります。

そうすると、地方の方々は、当然、陳情として、東京の霞ヶ関にやってきます。
まぁ、手段がわかっている人は、各地の議会に出勤されている、政治家に陳情を頼みます。
てぇ、ことは、地方政治って、国会議員への陳情の連絡役?
東京の都議会くらいになると、どこぞの国の国家予算を上回る規模だと、議員としての
有様も違うと思うのだが、でも、都議会議員、区議会議員。
やっている仕事、どういう風に違うの?
区議会議員、数十人(中野区だけで、40人)もいるんだけど、何をしているのかしら?
確かに、区報など、読んだことがありますし、役所にいけば、新聞をとっていれば、
毎月、内容を見ることができますが、福祉のオンパレード。教育のオンパレード。
これって、行政の報告?立法側の報告?
でも地方自治体での立法って、そんなにできるの?勝手にできるの?
だって、最近にぎわした立法なんて、あの東京都が国と銀行とに喧嘩を売った
外形標準課税くらいしか、思いつかないんですが。

ということは、仮に、地方への財源移譲、自治権限委譲となったとき、
地方議会の議員、できるのか、本当に。政治が。
ということは、自分がいわなくても、国の官僚が言っているよね。心配だと。
だから、渡せない。と。
全部渡してしまったら、総務省、解体?いらないもんねぇ。
ということは、政治家、ひょっとすると、数が増える?減る?

本当は、こういうビジョンをテーマに、立候補してくれる人がいるといいんだけどね。
小泉政治を、どうのこうのいうよりはね。

パチンコ店、上場会社出したら、大変だよ。

2005年06月25日 | ギャンブル?
東京のみならず、パチンコ店で働く人間の、絶対数が足りなくなっている。

少子化の影響をもろにかぶった、というのも一理あるが、
もともと、パチンコ店は、人間、特にアルバイトに関しては、完全に消耗品として
以来、扱ってきた、つけがまわってきたように、思える。

アミューズメントとという横文字を、ありがたく、イメージアップに使用し、
突然、中高年を排除し、若い人材を、大量に募集し始めたのは、
1990年あたりのことである。
マルハン、ダイナム、をはじめとして、東京では、PIA、ピーアークなど、
店舗の設計を、限りなく、トレンドを効かせたものにして、従業員の若返りをすすめてきた。
しかし、流れと、うわべだけを、なぞった、連中が多発し、
おいらの店は、デズニーランドの接客を目指す、なんてことを、臆面もなく言い出し始めたのも
この頃であった。

マルハンなどは、役員など、トップの連中は、ほとんど、外部からの人間で、まだましだが、
企業化を果たせていない、ワンマン経営、しかし、10店舗以上のチェーン店を
展開しているところが、本当に、悲惨だ。
今では、オーナーも年をとり、息子に代を譲っているが、こいつら、
社会経験が無い上に、外部の友人も少ない、そのうえ、うらやましいことだが、
お金に困ったことがなく、親父以外、人に命令をされたことがないときている。

その上、店舗での実務経験が、ほとんどなく、人を扱ったことがない。
だったら、セクションを設けて、業務を分担すればいいものを、必ず、口をだしてくる。
結果、外面がよく、返事がしっかりとして、一切、反論をしない、
そういう若い連中が、選別されることとなり、いわゆる、体育会系ののりが、加速された。

そうなってくると、取り立てられた人間は、存分に上司の威光に寄りかかり、
自分を、尊敬してくれる部下、反抗しない部下、シフト管理上、遅刻、欠勤を全くしない
部下、ようするに、完全無欠の人間を欲するようになってしまったのだ。
また、たまには、当然、人望も、頭も切れる、そして、仕事ができる、そういった人間が
入社してくるが、極力無視し排除にかかる。本能的に、自己の存在の危機を感じるらしい。

また、出入りの業者に対しても、ささいなトラブルを取り上げては、
それが、貴方達の仕事でしょうと、どんなに無理な注文、依頼をしていたとしても、
その言い方と、そういう業者の管理の仕方に悦に入る。
それが、部下への威信になっていると、感じているらしく、
業者いじめが、顕在化し始めると、その矛先は、必ず、アルバイトに援用される。
働かせてあげているのだから。仕事として、当たり前でしょ。
それは、個人の意見でしょ。自分の指示以外には従わないで下さい。

といった、フレーズが固定化されてくる。
もともと、パチンコ店は、ギャンブル場だ。
しかも、肉体労働だ。
それなのに、友人は連れてくるな。客と一切喋ってはならない。遅刻3回に付、給与1日分
のペナルティー。さらに、当日欠勤は2回で、解雇。
髪は黒系統、男性は、耳を出す。コーナーの出入りは、90度の角度で、必ずお辞儀をする。
インカムで(イヤホン、マイクがセットになった通信機)、
ミスを、その場で、全員が聞く中で、罵倒!
社内恋愛が発覚した時点で、解雇。
金銭の間違いは、給与天引き。
いかなる作業中といえども、休憩中であろうとも、上司が見えたら、直立し挨拶。

来るか!続くか!こんな現場!
あげく、サービス残業は当たり前。雇用保険、労災は当然無い。
社会保険など、加入している店など、聞いたことが無い。店長すら、国保で通している。
なんらかの理由で退社した場合、これが自己都合なら、給与の支払いが遅れるのは当たり前。
当日欠勤の上、退社しようものなら、払わない。

俺なら、全国の、パチンコ店の半数を、労働基準の法に照らして、営業停止にできると
自身をもって言える。今、がんがん、店舗を拡大している、ガイア、なんて、
密着して、洗い出したら、労災、保険、社保、有給、残業、週40労働時間などのルールで
半分の店が、やばいのではないでしょうか。
もしくは、さきに検挙された、大阪のスタッフサービス(人材派遣会社)の例を見るまでも無く、
過去何年間に遡って、数億円の支払いは免れ得ないでしょう。

正式に、マルハンなどが、上場など、しちゃったら、他の店、大変だぞ!
上場を出した業界への、チェックは、相当厳しくなりますから。
予言しておきます。

交通広告、大変でした。

2005年06月24日 | 自分の仕事に絡めて
広告の仕事を、していたことがあった。
オリジナル媒体を企画して、代理店にお願いして、売っていただいた。
媒体の設置場所は、電鉄の改札付近。
部類としては、交通媒体、であった。

昨今、交通媒体は、悲惨な状態で、自分も、色々な広告代理店に、お誘いをいれてみたが、
今時、交通媒体なんて、と、企画の内容を吟味していただくことなく、
断られるのが普通であった。

東京駅の新幹線、そこのあるエリアに、大きな広告ボードが並んでいる。
国鉄時代からの権利媒体で、とある小さな会社が、権利を所持していた。
媒体、卸売り価格は、国鉄時代である、かなり安い。
しかし、流通価格は別物である。権利を持っていた会社は、この、何枚かの広告ボードのみで、
全員、毎日ゴルフ三昧、ベンツ三昧、という暮らしだ。
新宿に展開されている、電飾ボード。今、エプソンが、JR脇に、にぎにぎしく、
異彩を放っているが、年間、数億円という料金で競り落とした。

かように、媒体を所有している、ということが、どれだけ、優位なことか。
ただし、世には、本当に、様々な企画媒体が、ごまんとある。
ホームの柱に、未だに、電話番号の局番が3けたのまま放置されている、クリーニング屋の
札状のもの。鏡の下に、消えかかっている床屋の広告。

何かを設置すると言うことは、設置する場所の管理者に料金を支払う、ということだ。
電鉄の中では、何を展開しようと、全て、規定の料金が、1ヶ月単位で発生する。
最近の傾向は、例の地下鉄サリン事件依頼、過去の権利的な媒体を、全て見直し、
電鉄が直接管理する方向に変わってきた。
よって、先にあげた、なんでか、打ち捨てられたような、小さな媒体は(広告は)
撤去されてきたわけだ。(すでに、所有している会社が倒産して、連絡が取れない所も
あったらしい)

私鉄は、そういう意味で、電鉄の運営と、広告関係の部署を切り離しているところが
圧倒的で、東京でいえば、東武、西武を除いて、広告の会社を持っている。
だから、西武なんて、それが弱く、電車の社内なんて、ライオンズの広告ばっかり。
一方、JRは、さすがに王様。ちゃんと、JRコミュニケーションズなど、ある。
昨年まで、営団地下鉄とやばれ、今メトロになった、地下鉄も、官の商法を脱却しようと、
広告の部署の特化を急ぎ、レクチャーを他社に依頼している。

ただ、電鉄は、非常に、細かい注意事項があって、最近流行の、動く広告。
音声のでる広告。特に改札、ホームでは、禁止事項であった。
光を過敏に感知する方や、音声を過敏に感知する方。
また、乗客の動きを止めてしまう可能性がある。というのが理由である。
ところが、渋谷、新宿などで、いきなり、三菱の液晶、動画広告がホームにて展開された。
関係者は、非常に驚いたわけだ。なぜ、できる。どうして、許した。
もちろん、とある、JR退職者が天下って?いる。OBの広告会社がつっこんだ
企画だから、OKがでたまでのこと。そういう国だ。
結局、中止になった。規定というのも、結局こういうもんだよ。
中止になった正確な理由はわからないが、昼間、ほとんど、見えません。
ホームの揺れもあって、見続けていると、多少、具合が悪くなってきます。そんなところだろう。

最後に、昔、大手広告代理店が、大手外国スポーツメーカーの広告を企画した。
銀座のビルの屋上看板。
猿の足跡が、次第に、類人猿、ホモサピエンスの足跡になり、最後に、その会社の靴が。
キャッチが、足があるから.......。(伏字)
これが、非常事態を生んだ。
とある団体が、当然、クレームをつけてきた。
「じゃぁ、我々は、人間という訳では、ないんだな」と。
和解金額は、3億円。
もらった方は、どういう会計処理されたんでしょうね。

税金って、なんで、均一なのかしら?

2005年06月23日 | 政治
一応、都会に住んでいる自分としては、地方に住んでない以上、物を申すことが、
はなはだ不適切であることは、承知している。
そのため、地方の経済、地方自治、地方のサービスに関しては、本当に部外者の感があるのだが、
昨今の、郵政民営化に見られるように、最終的には、僻地の切捨て、公共サービスの
受益者への不平等の拡大、などと、言われるにつけて、
色々と考えてしまうのである。

第三セクターなど、本当に、おおこけ、した時代もあった。
まぁ、JR西日本、NTT、など、もともと公的機関が、民営化しても、この程度なんだし、
官が企画し、民を装っても、単に後ろ盾をはずしただけで、こんなにの脆いものなのか、
第三セクターは、というより、もともと、公共サービスは、サービスであって、
健全な法人としては成立できないものなのかしら。

ある、政治化の秘書が、JRの民営化は、失敗だったと、言っていた。
昨年の道路公団問題が囃されていた時期だ。
民営化をすると、健全な競争と、サービスが生じ、法人として、公的な責任が明確となり、
投資家を呼び込むことによって、利潤を追求できる。
これによって、確定した過去の債務を健全化できる。
ひょっとして、安くなるかもしれない。いや、安くなるはずだ。

などと、あたかも、いかに、今までが、不合理で、大雑把で、いい加減で、
天下って、丸投げして、利益分散して、親方日の丸していて、あとは、後世に託す、
なんて無責任であったか、暴露しているようなもんで、政治家って、官僚って.......。

いやいや、結局、JR。競合相手がいない。ということを、秘書の人は言っていたわけで、
その為に、料金の独占価格が維持され、受益者にメリットがなかった、と、言いたいらしい。
よって、道路公団も、民営化したところで、どうよ、と言いたかったらしい。

色々な、観点で、言い分はあると、思う。
でもね、郵政民営化で争点となっている、サービスの均一化が崩壊する、って言う前に、
そもそも、各地域で、均等なサービス、っていうのも、本当に、ありなのって、
思うんだけど。

以前にも書きましたが、そもそも、そういう地域格差や、地域実情、地域内容が
異なるはずなのに、何を、基準にして、税金は、全国一律なんでしょうか?
東京の税が、各県にまわされている。交付税がおかしい、なんて言ってはいるが、
東京なり、大阪の、環境は、全てに渡って、金がかかっているよ。
サービスも、充実しているよ。交通ネットワークも、信じられないくらい充実しているよ。
それを享受できる都民、府民、県民の一方で、その数分の一しか、
恩恵に与れない地域の人々。

税金、一律でよいのかしら?
安くても、良くない?地方。
アメリカに見られるように、州が独自の運営ができる。
例えば、人を呼び込むために、予算を割いて、企業を誘致し、仕事を増やし、居住者を呼び込み。
球団を予算で作って、税をかき集めたり、様々なアイデアをもって、「経営」している。
税の扱いも、異なっている。

その一方で、DHLが、州によって、料金の格差がでるなんて、聞いたことが無い。
つまり、郵政の民営化によって、一律な公共サービスの格差が具現化する、とかじゃなくて、
地域の、地方自治体のあり方につなげるような、論議が先なんじゃないかしら。
都会並みな、高高度の、高高効率な、公共サービスが、この先、全国の自治体に必要?
警察、消防、救急、教育は、必要だが、村、町、市、区。多くない?
そこに、議員、村長、町長、議員、多くない?

確かに、高度に、中央集権的に確立している、行政社会日本。
一方で、明らかに、利権団体に成り下がっている、地方自治体。
均一なサービスをと、騒ぐ、政治家とマスコミ。
終わんないよ、日本。これじゃ。どこまでいっても。
金太郎あめ、お金ばっかり掛かって、誰も、買わないジャン。
考えようよ、地方の有様を。

農業は、個人経営で願います?

2005年06月22日 | 社会的全般
自分の友人だが、ある話があって、千葉で、農業を手伝うことになった。
今から2年前の話ではあるが、作物は、パプリカである。
ピーマンに、赤、黄の色のついたようなやつである。
そういえば、当時、色々な番組で取り上げられていて、パプリカが体に良いことが
もてはやされていたような。あれである。

上場会社をたちあげ、隠居をされた方がメインで、その僕として、手伝いをすることに
なった訳である。
日本でもパプリカは作られていたが、ビニール栽培とやらで、本来なら、随分高く
成長する作物らしいが、それが、設備上かなわず、低木のままで栽培していたらしい。
そこで彼らは、近代的なガラス張りのハウスを作り、高木の、本来ある姿で栽培を
計画した。

ところがである。
彼らは、お金が掛かるゆえ、法人を設立して、出資金を集め、農園を起こそうとしたら、
待ったがかかった。
農園の法人経営は禁止されているというのである。
農場用の土地は、当たり前なんであるが、いくらでも、余っている。
なにしろ、世代交代がない業界だ。
農地から農地は、無条件で所有交換ができる。
が、個人であるなら、かまわないのだが、法人はだめだ、というのである。
まず、法人は、利益がでない、儲からないと、継続して維持しない可能性がある。
別の目的に転用する可能性がある。
など、まったく、話にならない。
法人は、悪で、個人は善ということらしい。

まぁ、考えてみれば、農協なるものがあって、完全に世間の常識から隔離する
作業を、国が推進していたわけで、一挙手一投足、指示に従わない連中を参入させたくない、
が、現在でも明確に徹底されている。
例の狂牛病の騒動でも、もともとの、原因を作ったのは、農水省だろう。
なにしろ、自分の意志で、畜産関係の連中が、飼料を購入するわけがない。
全て、推奨を買わされていた筈だ。
おまけに、ヤバい牛がでました。
全部、廃棄しなさい。
えっつ?である。たかが牛ではない。様々に改良を重ね、はいそうですかと、新しい牛を
手に入れて、再開できるものでは、断じてない。
少なくても、大事に何代にも渡って育て上げた、種牛があってこその事業だ。
うなぎや の秘伝のたれ、何らかの疑いが発生したので、全て廃棄しなさい!
で、たれ でしょ。補助として、千円ということで、と保健所から、もし、連絡がきたら
納得できるか!というのと同じレベルだ。
しかも、そのたれ の成分は、保健所が推奨する みりん に疑義があった、ということになれば
そして、みりん は、市販やら、独自に買い求めたら、保健所からも国からも、
一切、補助金やら、融資はさせません、といういきさつが、あったとしたら。
どうする、うなぎや!

が、日本では、農業においても、事実、まかり通っていた。
それで、自給自足率が、何パーセント?
ひょっとして、農水省は、そういうJAを管理し、個人経営の農園、農業を管理し、
そういうことだから、忙しいし、利権もあったり、様々な、系列会社を維持できたって
いうことで、その省の存在理由があったの?
って、思われてもしょうがないんじゃない?
確かに、効率やら、改良やら、世界に誇れる技術はあったさ。
でも、共産主義的な、計画経済みたいな、そういう世界を具現化したみたいな、
って、思われてもしょうがないんじゃん?

2005年青年白書に思う

2005年06月21日 | 社会的全般
2005青年白書。ということを、国はやっていたんですね。
15歳から29歳を対象とした調査。
50%強の人間が、「希望の仕事があれば働きたい」って。
ということは、働かなくても、大丈夫、って立場で言ってるってこと?
OOがあれば、俺も、そうするのに、っていう感覚に近いってことかしら、
働くと言うことが。
とても、平成不況とは、思えない、調査結果だと思います。

このことは、働きたくても、働く現場が無い、という悲惨な状況ではなく、
少子化の問題を含めて、少なくとも、食うに困らない、という現実が読み取れる。
多かれ少なかれ、家に、余裕がある、そういう世帯が、非常に多い。
兄弟間の競争、もしくは、少ない兄弟数において、以前においては、
家を、家業を継ぐということが、否定的であり、いくつかの小説のモチーフに成りえていたが、
現在においては、様相が全く異なる。

競争が働く、集団というものが、現在、喪失しているこの国家の有様は、
環境を独自に創出するといった、必然性も、なく、
家畜、ブロイラー同然の意識の低下を生み出していると考えられる。

何度も言ったが、人間がもつ最低限であり、基本的なモチベーションは、
餌を獲得することであり、そもそも、それをベースにして、あらゆる文化、文明は
成立してきたわけである。
そのベースが無い以上、国としても、ほとんど、手の打ちようがない、と思える。
国としても、国民の生活権を生存権を守る、これが第一義な訳で、
最近、アジアとよばれるものの、中国と韓国に限定される国際間のトラブルも
様々なマスコミの報道によって、意図的に希釈されていく中で、
リアルな危機として認知されていない。
そういう意味においては、稀に見る、平和国家を存続させている、自民党という感じか?

愛国心、君が代、国旗など、ナショナリズムを危惧する連中も多くいて、
教育基本法の改正に対して、意見を述べているが、
中国と韓国の、激烈な愛国教育を反面として述べているのであれば、納得もいくが、
そうではないように思える。
そもそも大人自身が、1億人、全く食うに困らない、といった現実に、
この先、これ以上の政策が必要なのか、といった、困惑も理解できる。
何が必要なんだ、と問いかけられて、まっとうな回答を寄せられる国民も、実はいない。

その結果が、少子化であり、働きたくない、働かなくてもよい、という
世代を生み出したのである。
有体にいえば、曲がりなりにも、成功国家、日本であり、江戸時代のように、
鎖国の中で生み出した、強烈な中央集権国家体制でもあれば、生き死にも含めて、
個人に干渉し、自由度を制限し、生きるに対して、リアリティーを出せたかもしれないが、
考えられない以上、地方分権化の中で、突然、地域社会を現出させ、
集団の競争環境を、創出させていくしかないのかしら?
大阪は、間違いなく、無法地帯になるかもしれないし。経済破綻してね。

そうすると、この狭い国土で、いきなり、老いも若きも、俄然、生存意識を
目覚めさせるかもしれない。

コンコルド共同開発、よかったね

2005年06月20日 | ニュースに絡んで
フランスと、コンコルドの開発を共同開発することになった、日本。
世間では、色々な評価がでており、自分も、詳細な内容が見えてない以上、
似たり寄ったりのコメントしか、出せないのだが。

日本は、他国との利害関係、外交関係から、軍事に転用できる技術の独自開発が、
非常にしにくい、状況があった。
以前、垂直離着陸機の開発をしていたとき、技術的な評価も高く、日本の国土の有様から
いっても、災害時を含め、おおいに期待されていた。
しかしながら、いざ、実験飛行を試みる際、当時の運輸省から、待ったがかかった。
飛行場の許可が下りないのである。
飛行場を使用する条件は、細則が決まっており、離陸、着陸に関して、
そもそも、通常の飛行機の運行形態を元に決められていた。
ということはだ、垂直に離着陸できる、飛行体というものが、前例、として、ない。
新技術の開発であろうと、なんであろうと、前例がない以上、
試行実験であっても、認可が下りなかったのである。
結局、海外の、某国の、島までいって、試運転を行ったという、大笑いな過去を、
この国は、持っているのだ。

そういう、あれやこれやの、技術は、一方的に、特に、アメリカの技術関係として
要望があるもの以外、軍事に転用できるものは、スペース関係であっても、
だめだと、確か、中曽根のときだったか、橋本のときだったか、忘れましたが、
結ばれ、現在に至っている。
湾岸戦争時、アメリカの軍技術は、日本の技術によって、サポートされていたと、
この件のみ、サンキューと、公的に感謝されていたが、政治的なサポートは、
徹底的に無視された、ね、海部さん。

よって、種子島で、唯一、国産のエンジンで、ロケットを運用しようと頑張っているが、
もちろん、様々なブラックボックスを、内部に抱え、悪戦苦闘している。
もちろん、アメリカ製だ。
それでも、技術開発は、進み、純国産として、世界レベルの信用を得ようと、日夜
頑張っている。
そもそも、フランス、ロシアは、商業として、立派に国に貢献しており、
海外の依頼に応じて、衛星を打ち上げ、
日本のように、税金と郵政で貯め込んだお金を特別会計として吐き出すだけだが、
国同士の取引として、儲けている。
そうだよ、国も、ビジネスできるんだよ。企業ばっかりに、任せていないでさぁ。
為替だ、なんだで、持ち合いばっかりしているのも、多分大事だが、
こういうビジネスで、借金を返そうという、そういう姿勢があれば、納得するんじゃない?

ただ、新幹線を、中国にという報道があったが、これに関しては、止めた方が良い。
JR東海さん、よくぞ、拒否された。政財界がなんと言おうとも、拒否してください。
中国の鉄道は、全く異なる速さの列車が、同じ軌道を走る出鱈目さに加え、
必ず、自国の運用は、下手糞。技術だけは、しっかり盗むのは天才的。
あげく、新幹線のコピーができあがり、万が一、それで、事故でも起きてしまえば、
事故の理由は、全て、隠し、一方的に日本のせいにしてくるのは、間違いない。
そういえば、新幹線を、一車両、無償で下さい、とも言っていましたねぇ、中国は。

韓国で、頑張っている、フランスの新幹線。韓国が病的に日本を嫌うおかげで、
フランスに決まりましたが、やはり運用で、失敗しており、
随分、韓国国内で批判を浴びているらしい。
あげく、フランスの連中は、日本のJR東海に滞在して、運用のレクチャーを受けている。
なんだかな。

そういうわけで、自分としては、コンコルド。存分に、やって欲しいと思っているわけです。
例え、日本の予算が1億円。フランスでも1億円。
こんなんで、なにができるのかぁ!とはいうものの、既に、エンジンはかなりの実用化
レベルまで開発が進んでいる。
先にも言ったとおり、試行運転が、日本国内ではできないからさぁ、
いい相手、見つけたのではないのかなと、思っております。


他の、笑える、民営化

2005年06月19日 | 政治
国のシステムというのが、いかに柔軟性をもたず、組織が肥大化していくか、
昨今、特別会計が注目を集めているが、
どうして、今まで、誰も、国の予算なり、使われている内容について
真剣に調査なり、意見を、言わなかったのであろうか。

あぁ、それが、政治家の仕事だった。
だったらだめじゃん。

電電公社が、NTTに、つまり民営化されて、月日がたつが、
この間の、JR西日本の件といい、どうしても、真の民営化は、程遠い。

本日の新聞で、電波が弱い建物なり、エリアで、電波を強化する商品が、各社共同で
開発された。中継器と呼ばれているらしいが。
新聞によると、電波を増幅する装置は、民間で売られ、法的には違法であはあるものの、
(電波管理法)ニーズが高く(そりゃそうだ)しかも廉価であり、各社ならびに
国は対策を考えていたとの事。

しかもドコモはドコモの中継器。AUはAUの中継器と、各社それぞれをまかなうと
合計で、数百万円の出費になる。
そのお金は、設置を希望するお客が、建物所有者が、飲食店経営者が、パチンコ店経営者が
払うんだよ。
ドコモもAUも、通信使用料で収益をあげているのにも関わらず、
使ってやるから、電波を増幅しろ、えっつ、自前で、お宅らのために設置するんですか?
しかも高い。てな、状況であったのだ。

数年前、パチンコ店で、電波の入りが悪く、やむなく、ドコモに問い合わせをした。
電波を増幅してくれと。ところが、まず、聞かれたのが、そこの建物を利用する人数。
1日に、一定の人数を満たさないと、アンテナは、立てられないという。
まぁ、そこは、なんとかクリアー。
次に、いくらかかるか、ということだ。
ここからが、笑える。
すんげー、高い。600万円という金額が提示された。
なぜ?
どうやら、いくら、民営化されても、内容は全然なってない。
すでに、電電公社のときに、お馴染みの、下請けが、たくさん作られた訳だ。
国交省でも、厚労相でもそうだが、あいつら、本当に、天下り先かなんかわからんが、
たくさん作る。その為に、中継基地を作るための会社。その高所作業をするための
高所作業車を管理する会社。中継基地を設置の為に、調査する会社。
作ったんだわさ。ところが、設置が一巡した。
となると、あいつらのことだ、潰しやしねぇ。そのまま、存続させておくのだ。
車を管理する会社ときたら、民間会社に貸し出しもしないし、NTTにすら貸し出しもせず、
もっぱら、内規がアンテナ設置のためなもんだから、一定の期間がきたら、
談合なんだが、車を買い替えの為に、本年はOO社に何台。翌年はXX社に何台。
もう、ほとんどこの仕事にあけくれている。
で、だ、それで、アンテナ設置費用。
こいつらの、この会社に勤める連中の人件費を、元に、算出されているというのだ。
おいおい。

おまけに、先日にも、記入したが、新入社員の歓迎式典で、NTTの社長は、
ようこそ、電電公社に と言って、若い連中をポカーンとさせた、例からいっても、
あいつら、治んないって。
よっぽど、公務員というか、お役所というか、公的会社は、止めれないんだろうな。
だって、郵政公社、バイクも車も、その受発注を専門に独占にしている会社が
あるわけだ。あれって、メーカーから直接買ってるわけではないのだよ。
Aという会社を通して、そこで、ピンハネして、各郵便局に納品されているわけだ。
また、ガソリン代にしても、同じように、Bという会社を通して.........。

民主党もさぁ、なんだか、総論反対を唱える前に、もっと、調べることあんだろうよ。

特殊だよ、先物取引は

2005年06月18日 | 社会的全般
昨日の続きだが、営業電話やら、飛び込み営業で困るのは、
資産運用を語ってくる、先物取引の会社だ。
これが、本当に、強引。
少しでも、わかった口なり、先物を知っているそぶりを見せると、もう、大変である。
絶対に、引き下がらない。

電話などでは、特に、新人研修で、掛けさせられるのであろうか。
中には、話をしていて、どうも、間が悪い。
なにか、ワンテイク遅れて、彼が話をし始める。
耳を凝らすと、どうやら、三者通話か何かで、管理者が、2人の会話を聞きながら、
新人にアドバイスを送っているらしい、に気づいた。

こちらが、それについては、貴方より知っているなぁ。と話すと、ワンテイク遅れて
いえいえ、そうだからこそ、是非に私の勉強のために、お会いしたいとお願いしたいんです。
あれ?
いや、会いたくない。しかも、貴方に会う、こちらの理由も無い。
あれ?
全社あげて、サポート体制ができております。資料もあります。

ひょっとして、ああ、わかった、あなた、指示を受けながら俺と会話していない?
がちゃん!
普通に切られる。
また、別の会社からだ。
「ぜひ、くどい営業は致しません。一度、名刺交換でもお願いできないでしょうか?」
「いや、そういって、何度も何度も.....」がちゃん!プープー。

とにかく、失礼極まりない。ほとんど、憎しげに、たたっ切られる。
また、突然の訪問者。いきなり、ずいずい、社長!ようやくお会いできました、ってな乗りで
「俺は、社長ではないし、入室許可を与えた覚えも無い」と言っても、
全然効き目なし。あげく、名刺だけでも、と、かなり食い下がる。
一度、名刺を渡せば、帰るだろうと、安易に渡した時期もあったが、その後の、
執拗な、「覚えていますかぁ~!私です。わ た し です。OOさん、これは、お奨めです。
絶対やってください!」の電話の嵐!
「あれほど、やらない、と言っただろう。そして、掛けてこないと、言っただろう」
と言っても、全く効き目なし。
あげく、前任者のOOを引き継ぎまして、本日から、私が、貴方の担当になりました。
お伺いします!にバージョンアップ。  お前ら、まとめて、二度とくるなぁ!

中には、部下が、丁寧にお引取りを願って、なかなか帰らない奴に、少々私、切れて、
帰れって言ってんだろう!と、怒鳴ると、逆切れされた。
あげく、エレベーターに落書きされるわ、ゴミを撒き散らされるわで、管理人に
お小言を言われる始末。
手に負えない。

これ、やってる限り、多分、この業界、絶対だめだね。
実は、自分は、随分昔だが、先物取引をやったことがあります。
大豆やら、なんやら。大負けはしなかったが、その後、独立したっていう営業マン。
少し、任せて、張らせてやったが、負けに負けて、家族がある身なんだが、ついに、
音信不通。全く、姿形が見えなくなった。人からも、委任されて、やっていたらしい。
そういう人間から、後日、OOさん、知ってる?なんて電話があった。随分、お金を
預けていたらしい。可愛そうに。

システム上。株と違って、1年で手仕舞いをしなくてはならない。
また、証拠金というシステムで、また可笑しなもんで、10倍やら、100倍の物を
売り買いできる。ために、値が下がると、追証という、金額を差し入れることになり、
下限がない。現物を、買っているんだから、購入商品に対して、最後までつきあえ、
といった感じかしら。
株だと、その株自体で、有限責任であり、塩漬けなどと、下がろうが、上がろうが、
期限無く所有できるが、先物は、1年で決済。商品と等価交換ではなく、
再度言うが、見せ金に等しい、証拠金なんで、下がったら、その倍率に合わせた金額を
差し入れる。これが、悲惨な結果を生む。5万円で購入した大豆。
実は、100倍の商品を買っているに等しい。500万円分ね。
1万円下がったら、本当は、100万円下がってるんだよぉ。
これがさぁ、1枚とかいう単位だったら、すぐに、止めます!がきくけど、
100枚買ったら(500万円分ね)1枚1万円下がる(てな通常取引状態なんだけど)
実際、1億円、損してることになる訳さ。イメージつく?
その比率からして、もう完全に足りないジャン。下がれば下がるほど。証拠金なんて。
ぎりぎりの比率分まで、手仕舞う為にも、証拠金を積まないと、そのゲームから
降りれない訳だ。これが、何度もいう、追証。
破産者というか、追いかけられます。追証いれないと。これがまた、ダーティーな
イメージを加速させている。この追い込みが、また、怖いんだよね。
「明日までに、入れてくんなきゃ、行きますからね、ご自宅に!勤務先に!」
悪徳金融業者、顔負けである。
だから、素人が絶対に、手を出してはいけないのである。
その代わり、あっという間に儲けることも可能である。
とある、ベアリングをメインにやっている社長は、先物を原資として、
不死鳥のように、会社を再興し、上場まで持っていった。
実話である。

人不足で、儲けている業界は?

2005年06月17日 | 政治
会社の事務所に、1日いると、先日も記したが、とにかく色々な電話、
飛び込み営業が、引きをきらない。
人を扱う仕事もしている関係で、広告を多く出すこともあり、
求人会社からの電話に始まって、資産運用関係の電話、最近では、通信関係の電話
とにかく多い。

リクルートは、とにかく、絶好調。
フロムAは、100円に価格を下げたが、最近のフリーペーパーの乱発で、行き場を
失っている。
広告は、視聴率とにた考えがベースになっていて、実売数が、広告料金に反映される。
なのに、フロムA。だんだん、値段が上がってくる。
実際の実売数は、全盛期の半分にも満たないのにだ。
それを根拠にして、広告費の不払いを通告し、本当に不払いを認めさせた、ある大手の
企業を知っている。
また、広告は、出版元があり、営業は、代理店に任せる、というシステムが長きに渡って
機能していた。
そこに、手数料というものがあり、約20%のマージンが、その対価になっていた。
そのかわり、広告主が、倒産、遅延、不払いをおこしたとき、代理店はそれを被ることになる。
そのリスクを負うことから、例えば、値引きやお得なパックなど、
代理店が、値段を主軸に、企画を組むことができた。

が、である。
昨今の、人不足。ご理解できない人があまりにも多いが、これが追い風になった。
つぶれかけていた、学制援護会が、怒涛に復活し、折り込みチラシの求人会社も、連日
最高益を出す始末だ。自社ビルを建てた会社もある。
その中で、リクルート、フロムAは、なんと、代理店に与えていた特権を全て回収した。
請求権、企画権など、全てを一括管理。
払えない、遅れている会社、即座に打ち切り。値引きも、一切させない。
このご時世、営業なんてしなくて、OK、ともいえる、完璧な王道会社となってしまった。

余る予算で、フリーペーパーに特化。
電鉄と組んで、独自のラックを企画。そして高額な場所代を払って、一等地に設置。
R25、住宅情報のタウン誌、タウンワークを配布。
マクドナルドの援護を受けていた、DOMO等のフリーペーパーが色を失った。

エリア求人が効果が高いことは、実証済みで、アンやらフロムAなどは、その広域性から
効果がないことは、誰が見てもそうなんだが、メインの雑誌。基幹誌だ。
そうは知りながら、その雑誌に出さざるを得ないくらい、人が集まらない。
フロムAの1ページ。簡単な計算だが、150万円としても、350ページ。
約5億円だよ。それが週に2回。1ヶ月、8回としても40億の売上だ。
タダで流通させてもいたくもない。(現に、発売当初は、販売売上の大部分は、
キオスクなんかや、本屋にほとんど上げていた。だから、いい所に置いてくれた訳だ)

そうなればと、他社は、考える。
携帯電話を利用した、メール募集を打ち出す。
ところが、昨今の個人情報保護法だ。サーバーを求人会社で管理しているところは、
軒並み指導が入る。個人の情報を、第3者が留め置くことは許されないからだ。

本当に、東京は、完全な、人不足である。
来年、新卒の採用は、バブル期並みに復活することが、調査で明らかになっている。
不動産も、買われ始めている。
中国への投資が減衰してきている以上、日本国としてみれば、非常に明るい、来年が
訪れる。景気は、間違いなく、よくなる。はず。

裁判、陪審員制度、OK?

2005年06月16日 | 社会的全般
アメリカの裁判は、いつもながら、驚かされる。
昔、マクドナルドのハンバーガーを購入し、ホットコーヒーも併せて購入。
もちろん、車でお帰りの女性が、急ぎ、こともあろうか、股にコーヒーをはさんで
出発。運転に気をとられて、ホットコーヒーがクラッシュ。
やけどした。
「股にはさんで、やけどをする危険があるという、告知を怠った」
という、裁判が起こされたという、誠か嘘かわからない、伝説が流れた。

陪審員制度、彼らが評決をだす。裁判官は、量刑を決める。
このたびの、マイケルジャクソンの判決は、マスコミも含めて、ほとんどが、黒、
と思っていたらしい。現に、無罪判決が出た瞬間、不快感を表していた。
以前、OJシンプソンの事件でもそうであった。
今でも、DNAに関わる、科学者も含め、遺伝子上、全ては、被告が黒であることを
あらわしていたと、真剣に考えている。
しかし、結果は、白。無罪である。

民主主義、なり、民主主義的な国家の運営は、非常に厄介であり、問題が多いことは
誰もが指摘することであり、事実ではあろう。
共産主義が、そのアンチテーゼとして世界を席巻し、崩壊したのは記憶に新しい。
ただし、民主主義は、その国民参加を、あくまでも、前提として成り立っているために、
責任の所在が明確である。
その陣営を支持した国民の責任という立場である。
少数意見が、こと、マイノリティーの問題に置き換えられると、複雑になるが、
基本的には、少数意見が、支持を得られるということは、多数意見に昇華させるという
手続きが必要で、それも、国民の参加が求められる。

国民の参加が希薄という点で、日本は、正常な民主主義が根付いていない、というのは
そういうことである。お任せなんだもん。

さて、裁判だが、その評決に、陪審員をもってするのも、アメリカらしい、といえばそうである。
裁判によって、事の是非のみならず、被害をこうむった是非を解決させる。
一時期、市内に空いている、穴を見つけ次第、マップに書き込み、
そこに落ちたという被害を、裁判にしたて、金儲けをしていた弁護士もいた。
また、こういうのもある。
銀行強盗に失敗した犯人が、銀行を訴えた。
なぜ?
銀行にて、金銭が大量に目の前にあれば、精神的にそういう衝動が発現し、
押さえることができなかった。それは、そういう事実なりを放置し?対策をたてていなかった
銀行側に責任がある。そういう人間が存在している以上、未然に防ぐ手立てを講じなかった
銀行のせいで、自分は犯罪に走らざるをえなかった。
だから、被害者は、自分である。

でもさぁ、これ、裁判してもらえるんだよね。大真面目に。
もちろん、あまりにも論外なものは、却下されるが、弁護がつき、金が取れるとふむと、
和解目当てに、名声目当てに走る弁護士が、でてくる。
最後まで裁判をいたすと、当たり前だが、ものすごく費用がかかる。あちらは。
だから、適当なところで、和解する。
これが主流だ。だから、金になりそうな匂いは、全て弁護士がからむ。
おいおい、といった損害金を提示すれば、その金額に沿った費用がかかるわけだ。

そして、陪審員だ。シンプソンやジャクソン判決を参考にすれば、
どうなるか、わからないもんね。
で、日本でも、陪審員制度?
大丈夫なんですかねぇ。


薬剤師、数が足りない

2005年06月14日 | 社会的全般
病院の業務より、薬関係をを分離した、医薬分業は、さまざまな様相を見せている。
薬剤師関係者は、その身分を含めた、過去のいきさつから、勝利ではあった。
しかし、保険医療制度の財務破綻にみられるように、薬価の見直が、直撃をみせ、
経営難におちいる薬局が、昨今見られるようになった。

一方、薬剤師も、構成として、女性の数が多く、卒業をしても、免許を受け取ることなく、
医薬業界に就職する人間も、過去多くいた。特に、男子。
また、主要な女性も、結婚後、免許保有者でありながら、なかなか、薬局へと流れず、
逆に、薬局への軽視が見受けられ、
さらに、4年生から、6年生へと、学制の変更にともなって、さらに、薬局への就職離れが
加速していきそうな、雲行きである。

薬局自体も、社長イコール薬剤師で、そもそも、人の扱いやら、会社の経営に不向きな
人が多く、また、男性で、薬局勤務は、免許へのプライドもあって、
能力が劣る人間が、しかたなくやる、か、親の商売を継承したもので、やむなく、
といった、捕らえ方をされていた。
がために、大病院近くに、店を構えた薬局は、業務の忙しさに、体をなしているが、
戦略のない出店は、人の定着から、採用に至るまで、困難をみている。
また、事務員も雇用しているが、薬剤師が採用できないと、
本当は、禁止されている内容だが、調剤とはいえないが、調剤室内にて、業務を行わせる
実態も、実は多く見受けられ、かえって、ようやく勝ち取った、資格を貶める行為を
積極的に行っている。
それが、さらに、有能な資格者確保への障害となり、
事務員でもできる仕事、なのに、私時給1000円。薬剤師、2000円、といった
よくある確執関係が現出し、まったくもって、首をしめている店が多くなっている。

免許をもっていない女性も、平気で募集に望み、あそこでは、薬をだしてましたから、
こちらでも、雇ってください、などと平気でいうにつけ、
ちゃんとしないと、足をすくわれる業界であることは、間違いない。

また、大手の薬店も、企業として、薬局を併設し、資格者を大量に雇う戦略にでたが、
マツキヨなどに見られるように、営業時間の長さがネックになっているし、
その営業姿勢。社員であれば、売上を、当然重視され、他店とのマーケティングを含め、
過酷な競争原理にさらされる。
それは、資格者にとって、理不尽なことであり、そういう、ばりばりな現場社員と、
給与の格差が開けば開くほど、資格者のいごごちの悪さに拍車がかかる。
そこで、派遣会社が、雨後の竹の子のように出てくるわけである、が、見通しは暗い。

そのくせ、昔、生理用品のコマーシャルで、配慮から、ナプキンの映像で、
色を、赤ではなく、青で、表現したが、いくつかの問い合わせを受けることになった。
自分のものと、色が違う。
また、睡眠誘導剤でも、薬局で使用方法を案内するとき、
お休み前に、もしくは、寝れそうに無いときに、飲むもの、と説明するが、
じゃぁ、昼寝の時は、飲まなくては、いいのね?
って、眠れないから、病院に来て、薬、もらってんだろう!
そりゃ、昼寝してりゃ、夜、寝れんわなぁ!といった、数は多くないが、
常識的でない人間が、責任者不在の現場で、薬を扱う、そういう不安は、業界全般に
持っている。ために、ドンキホーテが試みた、夜間は、インターネットテレビでの販売は、
そもそも、メーカーからも、支持されていない提案であった。

薬局関係は、これからが、まさに正念場であろう。

学校で、教えるべきこと について

2005年06月13日 | 教育、文化、少子化
勝手な意見であると、先にお伝えした上で。

派遣という仕事に携わっていた関係で、非常に多くの若者と接する機会があった。
また、塾の講師、マーケティングにおいて、採用の担当もしていたこともあり、
本当にもう、なんて、もったいない、と思うことがよくあった。
大学に、とりあえず、なんで、行かなかったんだろうと。
もちろん、色々な、ご高説、考え方、あるかと思うが、
この日本、どう考えても、企業、会社と呼ばれる組織に入って、食い扶持を確保できるならば、
生きていく上で、楽ができる、そういう社会になっている。
リストラだ、会社そのものがなくなる、など、さんざんマスコミに脅かされているが、
そんなことはないのだ。

先にも言ったが、リストラにあった方々の学歴。大卒で、未就職の率は、5%である。
95%の方々は、高卒なんである。
しかも、40歳を超える年齢で、その下は、依願退職である。または、早期退職制度
利用者である。
つまり、今でも、実に、らくちんに生きて行っているのである。

その、たった6年間。
自分にも思い出があるが、当然、大学受験のとき、同級生も含め、その進路を選択する際、
まぁ、とにかく、色んなご意見のオンパレードであった。
1年という貴重な時間を、受験のために費やすのは、無意味だ。
大学で学べるものが、どこにあるというのだ。
自分は、この時期、確かに、志望校に合格した奴の努力は認めるが、自分にとって
かけがいのない、友人にたくさん出会えた。
これ以上、親の言うことにつきあってる暇はない、もっと、自分の能力を生かすためには
家を出ることが、最優先だ。
勉強が嫌いなんだから、これ以上するつもりはない。

もったいない、もったいない。

ということは、この国で、自分の腕一本で、生きる、という決断をしたわけなんですね。
そういう覚悟の元で、そういうご発言をされたと、そうとってよいわけなんですね。
さらにいうと、そういう、茨の道を選択したということは、この先、裸一貫で、
守ってくれる会社という、看板も、組織もなく、全てが自己責任において、
一切、いい訳も、不条理な現場に出会っても、泣き言をいわず、一人で社会の荒波に
うって出ると、そう解釈してよろしいんですね。

俺には、とてもできない。

趣味をいかす。大いに結構。やりたいことがある。それも結構。
組織は嫌いだ。すごく結構。
でも、病気したり、けがをしたときに、どうするんでしょうか?
どうやって、食っていくのでしょうか?
国の社会福祉制度を思い切って、ご利用されるのでしょうか?

そういうルートを、なぜ、やみくもに否定のみし、唾棄するのでしょうか。
それが、なぜ、多くの人間が活用し、採択しているのか、もっと考えて見ないのでしょうか?
あくまでも、論点は、いかに食っていけるかです。
もちろん、人に迷惑もかけずに、己の力ひとつで、食っていけるのであれば、
それが、贅沢はさておいて、ぎりぎりの生活であっても、
そういう人を知っているし、見てもいるので、大いに尊敬しています。
だって、そういうことが、生きるの最低限のことでしょう。

毎日、自分探しの旅に出るのも、結構。
いたらない考えで、海外に行くのも、全然OKです。
日本のバックパッカーが、イスラエルとパレスチナの戦闘中の最前線に、やおら現れ、
兵士全員が、目を丸く見開く中、地図を広げていた、というのは、
海外で、アンビリーバブルジャパニーズとして、特に有名ですが、
例えば、劣化ウランの現状を探りにイラクへ行った、あの方。
それだったら、アフガンでしょう。など、それは、結構。
その経験なり、得たことで、何かを著したり、伝えることで、ゆくゆく、
社会福祉などに、死んでも世話にならないのであれば、OKです。

言ってみれば、そういう、成人としての成り立ちが、若い子たちに、
なぜが、ざっくりと、欠落している。
そんなに甘くもない。し、手段によっては、結構、甘い。
当たり前だが、学校で、何を教えるか。
それは、存外、こういうことではないかと思うんだが。