まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

安全管理面、社会福祉の充実なんか、どうしてできるのかしら。

2012年09月18日 | 政治
簡単な話のような気がするのだが、
エネルギーをかけず、縮小する「社会」を既定路線にするのであれば、
すなわち、

今よりさらに「不便」になることを享受する。

のはずなんだが、どうやら世間では全く認識が違うらしい。

安全管理面、社会福祉、行政面
社会、ならずマスコミの論調はどなっているのだろう。

例えば先日、女子高生がホームから転落した件。
ニュースでは、救助した2名の男性に焦点をあてられ、素晴らしい話になっていたが、
コメンテーターは、ホームの安全管理面として、例のホームドア。
なぜ急がないのか。

そういう話にまとめていた。

1駅、普通に2億円弱かかる設備で、それだけでなく、管理ソフトとして運用するために
80億円かかる話だ。

実際どうなのか本当のところわからないのだが、
この国を維持するためにかかる予算。
国債が国内流通している限り、他国のようなデフォルトにはならない、というのではなくて、

すでに借金して、自転車操業してなんぼという現実。

つまり1億2千万人の人口を、上にあげた安全管理面、社会福祉面、行政面で、もちろん
もっとあるわけで、むしろどなたか、詳細を教えていただきたいくらいなんだが、
すでに、まとまりとして維持できない。
そういう現実がある中で、誰も、正面切って具体的な話をしない。

原子力発電がすでに「民意」としても、総意としても立ち行かないという流れ、
個人の家庭の問題として、取り上げるナンセンス。
「新エネルギー」のコスト。さらには、旧資源の活用によってかかるコスト、さらには環境破壊を含めて、
この電力というエネルギーは、家庭の暮らしが云々というはなしではなく、
企業が収益をあげるためのエネルギーとして、考えるべき話だと思うのだが、
どうも、家庭の話が大好きらしい。

企業が収益をあげて、上げていく中で、雇用が充実し、社会資本が充実し、
その後で、ようやく福祉が充実していく中で、
企業が衰退し、雇用が減少していく中で、福祉が、社会資本がさらに充実できるわけが無い。

どう考えても、不便になるに決まっていると思うんだが、
そうなると、ニュース番組なんか、キャスター付のニュース番組なんか、
製作できるわけないか。


こういう展開になると、韓国はマジに暴発するかもよ。

2012年08月25日 | 政治
国内向けのパフォーマンスは止めた方がいい。

 「韓流だとかK―POPとかも禁止したらいい。少女時代もKARAもアウト。
  韓国製の電化製品なども日本に入ってきますが、不買運動もきっと起きますよ」
  (自民党関係者)

誰が言ったのか、本当に言ったのか、マスコミのいつものやり方なんだが、
いかにも誰かが言い出しそうな内容なのが困る。

確かに、いつぞやの日本で「鬼畜米英」などと、
シンプルな標語で、大衆の劣情に踏み込んだ扇情をした経験がある日本だが、
今の韓国は、ほぼ、この状態に近い。

そもそも、いわゆる「慰安婦問題」で、韓国の高等裁判所が出した判決こそが
今の韓国の政治のチキンレースに拍車をかけたと言われているが、
すでに、ロンドンオリンピックで問題になったサッカー。

当たり前の対応をした韓国サッカー協会の会長が、国会で、
「お前はどちらの国の人間か」と罵られ、
身分立場ともに絶体絶命に陥っているという按配。

あらゆるところで、今や、日本というキーワードは、韓国人にとっての
「踏み絵」と化している。

これ、真剣にやばい。

こうなったら、もう、全てにわたって、後先考えない展開になるもの。
かの時代で日本でも「アカ」というキーワードで、魔女狩りみたいな経験があるだけに、
「親日」というだけで、財産が過去に遡って没収される、名誉を剥奪される、
こういうヒステリーになった国は、正味、怖いよ。

これ、日本が、同じレベルで突っ込んだやり取りしたり、付き合うと、とんでもないことになる。

だから、この自民党何某が言ったのかどうかわからんけど、
日本は過敏に対応したり、そもそも政治家が、劣情に沿った発言なんてしてはならんと思う。

とにかく、日本は、国際的に「王道」だと思われるアナウンスを全方位的にすべきだし、
野田総理が、会見で述べたように、
きちんとした言葉で発信はすべきだし。
(ただ、誰が起草したのかわからないが、国際社会に理解を求める力が弱い気がする)

どの国も、領土問題、植民地問題で様々な歴史的経験を持っているわけなんだから、
国際社会の理解を求めるアナウンスなり、外交努力を、
まさに目に見える形で、やるべきだと心底思う。

マスコミは、こうやって、煽ることで、売上伸ばしたいのはわかるけど、
国内向けの興味半分の「扇情記事」は、最終的に日本の首を絞めることになるから、
これも「大人の努力目標」として、やるべきではないと思います。

多分、本当に危険水域に入ってしまったと思います。


竹島問題。鳩山さんが明言してしまった事実。何でも言うんだなぁ、この人。

2012年08月23日 | 政治
普段と変わらない日常が続いているように思える。
ネットとか各新聞の情報を読まなければの話だが。ああ、あとテレビとか。
週刊誌とか。

ここまで憎悪むき出しの感情を、国を挙げて向けられるとは
日本も凄いことになったものだ。
あえて言わせてもらうが、60年以上前の日本のあれを見ているようだ。
見たこと無いけど。

いつも大変勉強になる、内田先生のブログであるが、
「内田樹の研究」に書かれている記事。

領土問題は終わらない

竹島に関して言えば、決して軍事的な問題になることが無い。
その根拠が後半に書かれているが、
これを読んだ時には、なるほど、と安堵した気になった。

  というのは、もし竹島で日韓両軍が交戦状態に入ったら、当然日本政府はアメリカに対して、
  日米安保条約に基づいて出動を要請するからである。

  それに米韓相互防衛条約というものがあることを忘れてはいけない。
  これは「戦時」における作戦統制権は米軍にあると定めている。
  だから韓国軍の竹島上陸という「作戦」は在韓米軍司令部の指揮下に実施された軍事作戦なのである。
  つまり、「韓国軍の竹島上陸」はすでに日米安保条約をアメリカが一方的に破棄した場合にしか実現しないのである。

抜き出しただけなので、実際にお読みいただければ、もっと言葉を尽くした上での内容であると
ご理解いただけるはずなんであるが、
韓国ともども、過去の歴史からいって、アメリカと抜き差しなら無い関係であることを
再認識いたしました。

ところがである。
「極東ブログ」に書かれている記事を見て愕然とした。

このところ話題の竹島と尖閣諸島のこと

  尖閣諸島への侵犯は中国政府の意向で適当に繰り返されるだろうが、
  意外と中国政府は状況を冷静に見るので安易な暴発はしない。
  韓国はその逆。残念ながら、ここまできたら日本もごく普通の国家として普通に対応せざるを得ない。

安保はどうしたんだ、どういうことなんだ?って言うと、

  鳩山さんが首相の時代、竹島に臨む島根県選出の亀井亜紀子参議院議員が竹島問題に関する再質問主意書を出し、
  これに形式的にだが鳩山首相が答えている。

  ようするに、竹島には日本の領有権はあるが、施政権はないと日本国が明言している。
  そして、日米安保は、領有権に関わるのではなく、施政権に関わるから、
  よって、施政権が及ばない竹島に米軍は出て来ないというのだ。

鳩山さんが、国会で、竹島に関して、施政権が及んでいない!
と、どうやら明言してしまっていたらしい。

首相が言い切ったということは、日本が、竹島に関して、そういう存在だと国際社会に明言したことになる。
それが事実であるにせよ、何にせよ、
この鳩山さんは、いったい、どういうつもりだったんであろうか?

この間は、自分が総理の時には、アジアの友愛をといてきただけに、
こういう問題が起こらなかったんだと、胸を張っていたようだが、

学者なら、いいですわ、こういう方がいらっしゃっても。
今起こっている事を、なんにせよ、どういう風に解説しようと、提起しようと、
一向に構いません。

が、政治家を標榜し、政治家としてフィーをもらう(この人にはお金はいらないか(笑))
であるならば、まさに、こういう問題を解決してこそ、が問われるはずなんだが、
そういう思考には、1ミリもならないらしい。

民主党が自分の目指す方向とは異なる道を進み始めました。、
これからは政権に影響力を与えませんと言いましたが、反原発の首相面談には反原発はとして参加します!
沖縄問題が混迷の極みになっていますが、僕は、沖縄の皆さんの味方です。

あれやこれや、右に困った人がいれば聞きに行き、左に問題があれば聞きに行き、
どれもこれも、聞くだけで、そのソリューションを政治家として発揮しない。
政治家としては、現状を簡素にまとめて、全てを、呑気にアナウンスして、先送りにしてしまう。

自分の意が伝わらない。
自分の意を曲げてしまった。
自分の自分の、思い通りにならない。

政治家、止(辞)めてください。

とはいえ、竹島に関しては、施政権がどうやらないらしい。
ひとえに、内田先生が仰られるように、アメリカの統帥権を頼みにするしかないということ。

日本で、こういう難しい「国難」を「外交」を仕切れる政治家はいるのだろうか?


北朝鮮も含めて韓国民族のあり方が世界で評判になりかねない

2012年08月15日 | 政治
お隣の国ということで、本当に国内のメディアは韓国をとりあげるが、
韓国の「迷走」ぶりは、とんでもない様相を呈してきている。

李明博(イ・ミョンバク)は、次の選挙で、間違いなく負ける。
姻族の不正が明るみになり、仮に失脚した場合、本人もかなりのダメージを負うことになる
そういう可能性を含めて、負けると読んだのかもしれない。

8.15 光復節。韓国の独立記念日。
そもそも、どこと戦って勝ち得たのか、理解できないのであるが、
対象国は日本である。

この日を目指して、反日の姿勢は、言葉においてもヒートアップしまくりである。

大統領が、反日色を強め、竹島に乗り込むことは、
仮に、日本と、もしくは世界を相手に広く交易なり交流を図ろうとした場合、
メリットが多いとはいえない。

このことは李明博が、大統領に就任した当初、日本とは過去の件を争点にしない。
経済において、自国の存在を高めて行きたい、みたいな話から、きっとそう思っていたはず。

詳細は、専門の方が解説されておられるのであれとして、
要は、サムソン、LGだと、韓国の躍進が言われているが、
内政はいつでも火がつけば、とんでもない事態になる。

というか、韓国におけるメディアは、そういう切り口で現政権を非難している。
財閥とか大手に、富の集中が進み、格差社会が厳しいことになっているとかね。

簡単に言って、その矛先を外交として、日本的視に持っていく、そういうのは
誰でも理解できる話だが、
次の選挙で、負けるとわかったら、

次の大統領に、爆弾背負わせた方が、その次の選挙でセリヌ党に流れがくるかもしれない。
そういう「長い将来を見据えた戦略」が炸裂していると言っていいかもしれない。
だって、あんまりにも、あの李明博にしては、馬鹿っぽい発言なんだもん。

次の選挙で、セリヌ党が負けた場合、
民主統合党の李海瓚が大統領になった場合、かれは、さらに反日をベースにした駆け引きを
この世界が注視する中で行わなければならない。
大変。
少しでも、親日の姿勢が見えれば、セリヌ党が今際の際にみせた、超攻撃的な姿勢。
評価が一日にして一転してしまう時限爆弾のように、
李海瓚はぶれる事は許されない。

にしてもだ、
この国の反日教育の徹底振りは、そもそもテレビや週刊誌に全くとりあげられないが、
小学校の展示会で、憎き日本を懲らしめる「絵」を描かせ、
あげく公共の場に「貼り出す」という映像は衝撃的だったし、

北朝鮮が「交戦」してきたらどうしますか?
という質問に、迷わず、日本を攻撃します!
と平気で応えてしまう韓国民。これも有名な映像でしたが。

本気で心配になるんだが、
これって、あの時の日本の状況と、すごく似てない?
今の韓国のマスコミにしても、教育にしても、さ。

さらにこういう国のあり方って、北朝鮮と同じっぽくて、
そろそろ、漢国民族はそういう感じなんだって、一緒くたにされると思うんだけど、
一種のマインドコントロールだよな、どう考えても。


最近のヒットラーの使用方法

2012年03月30日 | 政治
自分程度の者が、これをテーマにして言っていいものかどうか、
物凄く 怖い。自信がありません。

最近、橋下氏の政治手法なり、そのやり方が、もう本当にヒットラーだと、
ヒットラーを想起させるものだと、
いまの日本は、ヒットラーなるものアンチ的に大ブームになっております。

ヒットラーを語るときに言われる内容は、
また、言われて、イメージできる内容は、案外シンプルで、

「独裁者」
「扇動者」

雁屋哲氏 今日もまた 「橋下氏のこと」

 ヒットラーは、ユダヤ人をドイツ国民の敵としての標的に掲げ、
 ついでゲルマン民族の優秀性を説いて、ナショナリズムを掻き立てた。
 ヒットラーは無力の小グループであるユダヤ人を標的に選んだ。
 ヒットラーは売れない画家で、軍隊では伍長止まりだった。
 そのヒットラーが総統にまでなったのは、人々を扇動する能力に長けていたからだ。

とブログに書かれるように、大概のイメージはこんなものなんではないだろうか。

ところが、いかにも胡散臭そうで、背が小さく、ちょび髭で、七三の男が一人出ただけで、
どうして、あの、ドイツが、世界を巻き込んだ惨劇の中心になってしまったのか。

この程度の説明で、本当に、あのヒットラーをわかった気になって、いいのだろうか?

意外にも評価が高かった初期のヒトラーの政治手腕 1998年

●今となっては意外に思われるかもしれないが、初期のヒトラーは当時のドイツ国民から圧倒的な信頼と支持を受けていた。
●政権を握ったヒトラーは、まずドイツ国民の暮らしを安定させた。
●このヒトラーの功績は奇跡的なものであった。
●いずれにせよ、ヒトラーの最初の4年間が過ぎたとき、ドイツはかつての不況がウソのような繁栄を謳歌していた。
●ヒトラーが時代を先取りしていたのは「労働問題」だけではなかった。
 「国民の健康と環境衛生」の向上にも全力で力を注いだ。
●更にヒトラーは、「公害の防止」にも非常に熱心だった。
●ヒトラーの国家的な健康管理は、想像以上の効果をあげていた。
●更にヒトラーの国内での人気を高めたのは、経済政策と並ぶ対外政策の成功であった
●1935年春には、それまで国際連盟の管理下にあったザール地方が、住民投票で91%の賛成を得てドイツに復帰。

文芸評論家の加藤弘一氏は、「ヒトラーの政治」について次のように述べている。

意外に思う人がいるかもしれないが、ナチスが合法政権だったことは否定しようのない事実である。
レーニンは暴力によって権力を握り、選挙に負けると国会を閉鎖したが、
ナチスは世界で最も民主的だといわれたワイマール憲法の下で、公正な選挙によって政権を取り、
その後も何度も国民投票を行なって民意を確認しているのである。

『強制収容所』などはレーニンの施策から取り入れたものだが、ヒトラーは暴力革命路線と民主集中制は採用しなかった。

抜き出しだけで安易な展開で申し訳ない。
一応、付け加えておくが、あの惨劇は、歴史的にも「不幸」といって済まされるものではない。
擁護しようとしているのでもなく、賛美するつもりもない。

ただ、ヒットラーの「使用方法」として、本当にわかってつかっているのか?
というのが、ここにおける問題点なのだ。

見ての通り、明らかに、国民のみならず他国をも熱狂の渦に巻き込んだのである。
決して、ただの扇動者ではなかったのである。
お口だけの洗脳者でもなかったのである。
そんなんで、あれだけの人数が、そもそも熱狂するのかね?

そう、これが、民主主義の「危うさ」なのである。

ヒットラーがやっていることは、そのまんま、社民党なり共産党が唱えている
「高福祉国家」「弱者救済」
しかも、あの状況下で、たった4年間で達成させているという事実。

議会を軽視することなく、民衆の支持と、民衆の思いを言葉に表し、具現化する能力。
ユダヤの人々も、当初はこぞって国籍を放棄し、ドイツに転籍した事実。

もし、この4年間のみで、彼の命が尽きていたなら、
歴史的に「最高の指導者」として、刻まれていたに違いない。

とまで、言われてしまっているヒットラー。
確かに、その後の彼を中心にしたあの戦争に焦点をあてれば、
先に使用されたように、あのヒットラーという、「敵をののしるには」うってつけのフレーズかもしれないが、

彼らが叫ぶ、民主主義の危機。
違う違う。
これが、民主主義の恐ろしいところなんである。
とっくに、取り扱い危険で、不完全なシステムだと、古今東西、そう理解されているものなんである。
いまさらなんですが。

ということは、彼らが、橋下氏を語る際に言うヒットラーなる文脈を
世界的に理解されている内容で解釈すると、

橋下を支持する連中は、あのヒットラーが出現したドイツのように、
大多数の意見を担保に、民意を最大限、政策に掲げ、
自国の繁栄を最大にし、個人の幸せを追求しようとする最低のやからだ!

とブーメランのように、我々に意見をいっているものだと。

えっつ?

だよね、こういう理解になるんだけど。
今、新聞雑誌、マスコミで、普通にマイルドだけど、同じこと言っているような気がするんだけど。

あれ?

あの戦前の日本も、絶対的な「指導者」はいなかったけど、
確か、同じような民意の総意があって、あれに突入した気がするんだけど。
天皇のせいなの?洗脳があったの?ふーん。国民ほとんどが洗脳されちゃうんだ。すげ。

橋下氏を攻撃しているのはわかるし、
その手法なり、スタイルを危険視しているのもわかるんだけど、

それを支持する人間たちが、本当は、もっとも怖いんだと、
そう素直に言えばいいのに。
橋下よりも、維新の会を支持する、お前ら、庶民が怖いんだと、

どうして、マスコミも、学者も、そう言わないのかなぁ。
だから、橋下氏に、何をやっても勝てないし、揚げ足取りにしかみられないんだよ。


ごく一部の不届き者を、普遍的な尺度で語るおかしさ

2012年03月17日 | 政治
この手の話題が、今、お気に入りって訳ではないんだけど。
いや、気に入っているのかもしれません。

橋下市長の入れ墨ルール化に「幼稚」の声

大阪市職員が市児童福祉施設で子どもに入れ墨を見せていたことが先月末に発覚。
橋下徹市長は「何かが狂っている」と怒りをぶちまけ、市は入れ墨禁止のルール化の検討を始めた。
一方、何から何まで規則で縛るという市の対応に、民間企業から「あまりにも幼稚」と皮肉る声も出ている。

だって。

 「そこまでやらないといけないのか。稚拙すぎる」と首をかしげるのは大手銀行の広報担当者。
髪の色などを定めた基準集を行員に配布しているといい「常識の範囲内で判断してもらう」と話す。
もちろん基準集に入れ墨禁止は入っていない。

この大手銀行の広報担当者。
思うんだけど、この人、実在するのかなぁ?
またマスコミは適当な「作り」をしてんじゃないのかなぁ。

確かに、色々、この刺青に関しては、意見があるのを目にするけど。
また、外国では、とか言い始める人もいるんだけど。
日本では、ダメでしょう。

この刺青は、タトゥーと違います。

最近では確かに、その今までの日本における枠からずれた違った世界が展開しているのは存じておりますが、
銀行員で、刺青をしている「行員」がいるってだけで、
必ず、マスコミは「記事に」するはずです。

あっはっはっは。絶対。

そもそもそういう行員がいれば、「民間企業」はある意味で競争の只中で、
試練に立たされることは間違いないでしょう。
さらに、そういう「現実」をわかりすぎるくらい「理解」できる人間が所属している、
そういうクレジットが銀行にあるわけですから、
そういう「行動」に出ない。担保されている。

違うだろう、大阪市の職員は。
というところから、「稚拙」な対応をしているのが市長でしょ?

免職できる私企業。風評(ちょっとナーバスな単語になっているけど)次第では潰れてしまう可能性がある私企業。
全然、無関係な公務員という位置づけの中で、
せめて最大公約的な規律くらいは意識しなさいよって話。
給与は民間に近づけるなんて話はすんなりするくせに、
いくつかのところは、いきなり普遍的な話をしだすし。

ごく一部の人間が、組織に、システムにどういうダメージと、その後の負担を強いてきたか、
よーーーく知っているのに、これだ。


調剤薬のポイントがどうのこうのって寛容なのはどっちさ

2012年02月16日 | 政治
小宮山大臣またやった!今度は薬のポイント禁止で庶民イジメ

医療機関で処方された薬をドラッグストアで購入するとポイントが付く仕組み

やっぱり、こういう記事が出てくるということは、
医療も、すでに、サービス業になってしまったということなんだろうな。

TPP参加が議論されている中で、
国民皆保険が「崩壊」するかもしれないとされている中で、
個人的には、「安易」な噛み付き方をしてんじゃないかと思ってしまう。

いいんじゃないすっか。ポイントさせてもさ。
消費者のこういうレベルの嗜好を叶えることは。
ささやかだけど、「得」が明確にみえているんだから。
潰すってのは、業界筋からの圧力に負けただとか、言われる位なんだから。

そうそう、医療も教育も、それこそ全部ポイント制にしたらいいと思う。

もうそういうことが好きなんであれば、インセンティブがどういう感じで働くのかわからんけど、
いいんじゃないでしょうか。

そもそも、税金で賄われているシステムにおいて、
民間のサービスと同じ土俵や内容でやってくださいと言うこと自体、
個人的には、おかしいと思う。

1000円分の薬を「購入」したんだから、払った金額に対して、
ポイントがつくことにどうして目くじらを?って
その金額、3割負担の健康保険であれば、

すでに「7割引」の超バーゲンセールなわけなんで、
民間ですら、福袋とかバーゲン品に関して、超値引きに関しては、
ポイントつけないくせに。

消費者の方だって、よーーーく考えてみたら、
その「値引き分」は、しっかり全員の税金だとか、保険料で賄われている訳で、
そういう「皆様」のおかげで、出されている「薬」のお金にだ
ポイントがついて、

さらに、そういう方々が「得」をしているってさ、

ふざけるなよ!

ってこっちのほうが、正しい反応だと思うんだけど。どお?
みんな、本当に懐が広いね。(笑)



もう簡単に言えば「国家破綻」。世代間闘争をイメージさせてしまった「ツケ」

2012年02月14日 | 政治
ツイッターのおまとめで、普段から拝見しているTogetther。
筑波大4年生の学生さんが、「搾取される感じがするものはとにかくもう嫌なんですよ」
というタイトルで「おまとめ」されている。

物凄い勢いで、その後のコメント欄も含め閲覧、書き込みがされていて、
今尚、コメント欄にて、議論が継続されているようで、
全部、読めない。でも、書いちゃう。

最近、生活保護受給者議論が一部、盛り上げっていて、
多分、発端は、神奈川県の、若年層。働けるのに生活保護。
そもそも、そんな感じの内容でマスコミがキャッチをつけたのには、
あからさまな意図が感じられるが、

さらに、年金の「損得」をモデライズしては、1955年生まれから、
実質「損」という年金計算。

働く前からの人間に、端から、稼いだ、いや、自分が稼ぐであろうお金を
あーして、こうして、どうやら「非生産的」な人間に
なんで「回さなくては」ならんのだ。

とぶっちゃけ、言われているわけだ。

先輩、含め、その他大勢の方々は、社会保障全般に関する「制度」に関して
意義、その歴史を含めて疑問は無いという流れ。
その若者が「不満」を感じる不公平感なり搾取感は、
ただただ「運用」における問題であるとしている。

自分も、かなり、先輩含めた方々、その立場。
そもそも、どうであれ、この話。
昔、企業が良好な労働者を確保するために、その生涯を含んで面倒を見る。

まぁ、もっと昔から、その共同体がその功労者を「老」として面倒をみる流れはあったが、
かなり詳細を見ると、えぐい取捨選択が行われた感じもあり、(もちろん子供含めて)
どうも、それとこれを並べて論じることは気が進まないんだが、

近年、企業から、さらには戦争に向け、恩給なのか、年金なのか、
その集団に「帰属」させるための「売り」として機能させていたはず。

税金は、そもそも、社会資本として、インフラを整備する。
公を担保するための、ルール作り含め、調整を緻密にする。
など、最初は今から考えると、シンプルだったよね。手本もあったし。

労働者は、帰属する「国」に対して、そんな大仰じゃないかもしれないけど、
「住みやすくなる」環境への充足感。
プラス、働き終わったらという、ゴールの設定。
そんで、その後の余裕の「リタイア」。

いやー、これ約束されているのといないのとでは、
全然、違いますわ。
この国で生まれて良かった。
そう思います。あればね。それが。

いくら「自己責任」だ、何にも囚われない、自由に生きる。
なんて言ったところで、
現実的に、老いは均等にやってくる。病もね。

いつ終わるかどうかわからない人生。
健康を害せず、助けも要らずにやっていけるかどうか。
自己実現だなんて、言ったところで、
どこの「国」でそれが実現できるんだ?ってことで。

まさに、その基本こそが「国」にあると思っている。

若者に「夢」が無い。
とか、あの企業ですら将来、どうなってかわからない
とか、そういう「気概」を喪失した、「不安」に揺らぐ堅実な若者
なんてテーマでよく議論されているけど。

ぶっちゃけ、生きて死ぬことが、この国で、本当に大丈夫なんかい?

細かい内容はさておいて、ゆとりも加減がわからんから、さておいて。
それが「約束」できないことが、
すなわち「国家破綻」 だ。

むしろ、政治家は「そこ」を何とかするために、やりくり含め、
お願いしつつ、あらゆることから「超」優先してやらなければならないはず。
と思う。

そのためのビジョンもグランドデザインも、そして戦略も思考も、
今の「政権担当」政党が、できるのかってこと。
今はまるで行政の官僚が、できないからこうします。
と、対処的にやっつけでやっているようにしか見えない。

ええ、それだったっら、政治家じゃなくてもできんじゃねぇ?

その昔は「社会の歯車」だの、今は格差社会だの、(並べちゃだめだけど)
世の中に対して不平なり不満なりは、疑問も含めてきっちりあったはず。

あの若者が抱えてしまった「イメージ」は、
あきらかに、若者2人が、老人、病人を「支える」という
当たり前なんだけど、言ってはいけない

国は何にもできないけど、おまえらが支えられないんだったら国は無いよ。

という超絶理論!!!  (現実は理解しているつもりだけどね)

だから消費税しかないんだ!!!というのも 言うなよ恥ずかしい!! 政治家なんだから。

こんな言われ方したら、「世代間闘争」に火をつけるだけじゃん。
マスコミも本当に「イージー」な報道しかしないよね本当に。


行政に過度な期待をかけるべからず。

2012年01月23日 | 政治
香山リカ氏が

   かく言う私も、橋下さんの府知事時代の言動などに対して批判的な考えを明確にしてきました。
   どの政策や言動に対しての批判かをここでひとつひとつ取り上げることはしませんが、
   私が懸念を感じるのは以下の点です。

  「物事を何でも極端に白黒にわけて、黒はダメと一刀両断に切り捨ててしまう」
  「自分に対する反対意見を徹底的に論破して否定し、多様性を認めようとしない」
   一方で、世間では「スピード感がある」「はっきりしている」という肯定的な評価もあります。
   しかし、切り捨てられる側のことを考えると、
   私としては、明瞭さやスピード感を素直に評価することはできません。

このやりとりは、勉強になります。
自分が全部を説明できる能力はありませんが、
すいません。

この香山氏含む、一連の方々が割りとキーワードにされている
「多様性」の問題。

多様性が許されない感じが、どうもファシズムとか弱者切捨てというイメージに
つながるのでしょうか。

自分が思うに、この「多様性」が本当に厄介だと思っておりまして、
この多様性に対応するために、
リソースから含めて、考え方、判断の仕方、
多様性ですから、当然、それに反する考え方のグループもある中で、

これ、行政が対応するには、かなり難問じゃないかと思うわけですが、
どうなんでしょうか。

こういうものに、真摯に対応しすぎたからこそ、(笑)
大阪のように、縁故の多様性にも対応し、
あれやこれやの箱物含め、市民活動含め、
このご時勢、とんでもないことになってしまたんではないかと。

また、行政の「仕事」として、過去に事業の分野で対応されたケースが全国的に頻出しました。
今現在、どんなことになってしまったのか。
第三セクターという名称で、各地にとんだ爪あとを残しまくった「事業」が散在いたします。

そういう「機関」。

自分には、恣意的にジャッジする。
生産的に機能する。
何かを育むために支援する。

いや、行政は、無理。
限りなく、無理。
そう感じているんですが、どうでしょう?

ですから、冷徹に見えても、システムとして割り切ろう!と言っている橋下市長。
個人的には、それが、もっともいいんじゃないかと思ってしまうわけなんです。

市の市長に、何を期待しているのか、よくわかりませんが、

そもそも、市民の目線で、国民の目線で、と
はるかかなたから、そればっかりが、良い主張のように言われておりますが、

納税者の方々、いつもありがとうございます。

なんて、言い切った政治家やマスコミ含め、見たことがありません。
税務署くらいなもんでしょうか。

言い方は、悪いと思っておりますが、
最低限の気の使いようが、政治家含め、行政の方々に、あってもよいような気がいたします。

市議会、区議会レベルはいいですよ、その程度で。
ただし、県議会レベルから国政レベルに関しては、
納税者という言葉をしっかりといった方が良いと感じます。

残念ながら、自宅では、私の「納付金額」が些少なので、
一切の多様性が「凍結」状態になっております。

納税者に、もっと稼いで、納付金額を上げてもらわなければ、
それこそ、市長に何を言っても、そもそも何もできない、
究極の「結末」が、そこかしこに
訪れる。

そういう気もするんでございます。

個人的には、今、橋下市長が何をしようとしているのか。
彼は、盛んに、決定に関わるシステム、仕組みを、誰でもできる、
透明性の高い、そして汎用的なものにしたい。

そこの過度な無駄なものがあれば、必ず恣意的な運用になりかねないので
できるだけ、シンプルに見直していきたい。

それだけのことしか、言ってないように見えるんですが、
どうも、私の頭がそこまで良くないので、
すいません。


交際費、大復活!しかない。バブルを支えた経費よ!

2012年01月07日 | 政治
昨日の報道ステーションにて、大阪の橋下市長が答えていたが、
面白かった。

やみくもに、消費税アップなど、是か非かと論ずるのではなく、
そもそものグランドデザインをどう描くか。

要は、国民に消費させてなんぼだと。

でなければ、上げても、上げても、かえって消費が落ち込み、
税収が減ると言う、
誰もがそう思う結末に向かうことになる。

で、彼が言ったのは、仮に上げたとしても、
どのように消費を喚起させるか。
そもそもの税システムを根本から変えなければダメだの中で、

企業の交際費。
全額損金で よくね?って話。

その昔、バブルと言われたあの時代。
確か、使い放題だった気がする。
タクシーのチケットから始まって、ノベルティーみたいな贈答品も含め、
当然のように、銀座のクラブの接待から、単なる食事みたいなものを含め。

そうだよ。あれが、バブルの根っこだったんだよ。

不動産屋さんから広告代理店から始まって、製薬会社、メーカー。
「枠」という給与と呼ばれるもの以外に、どんだけ個人にもたされていたか。

あれ、復活、大賛成。です。

どうしてもなにも、交際費、ダメになった理由で、おおお!というの
あった?

確か、「接待」という 不名誉な慣習が、海外から好奇の目をもって言われたとか、
官僚の接待が、OOシャブシャブとか、談合。そういうのの温床になったとか、
そもそも、給与以外に、企業の社員というだけで、そんな金を使える自体、
不公平だとか。

いやいや、これで、どんだけ消費を押し上げていたか。
どんだけ、おじさんが、生き生きとしていたか。
こんな、いくつかの理由「件数」で、
大きな、何かを、ペシャンコにしてしまったのではないか?
バブルを、実は、ぶっつぶしたのは、

本当は、
交際費の締め付けが 原因なんではないのか?

ダメ?違う?
あれ、破壊力あったよ。実感として言ってんだけど。
車も、売れるよ。
おじさん、復活して、オネエチャンのために、また、無駄なものを、
山ほど消費しまくるよ。

GDPどころか、消費税UPに、勇敢に立ち向かうよ!(主語はおじさんだよ。僕じゃないよ)
約束できるよ。(主語はおじさんだよ。僕じゃないよ)
若い世代に、無意味なお節介を焼きまくるはずだよ。お金の使い方で。

橋下市長。これは、いいセンスしている。
正しいよ。全く。

救急車の有料化に関して

2011年12月27日 | 政治
大阪市。新市長の橋下氏。
東国原さんのマスコミの熱狂が、遠い昔に思えるほどの報道の嵐である。
というより、もう、東国原さんは、出てこれないんじゃないだろうか?
一時期、本気で総理大臣を口にしたことだし。
同じ、「テレビ出」として、
ここまで、内容はともかく、質感として、レベルの違いを見せつけられるとね。

民主党が何をやろうとしていたのか。
そして、どうやら何に、気づいてしまったのか。
そして、野田さんが、腹をくくって、何を始めようとしているのか。

マスコミは、ぶれる民主党。公約をことごとく翻意する民主党。
とかくそこにフォーカスをあてているが、
なぜ、できなかったのか。

そういう視点で報道してくれるマスコミが、1社でもいたらいいのに。

そうすれば、この日本が、最優先で、何をしなければならないのか。
もしくは、本当に官僚の抵抗でできなかったのか。
いつも、「と言う話がOOから出ている」とか「らしい」「と言われている」ばっかり。

普段から、啓蒙だ!なんて、くだらない内容で言っているくらいなんだから、
ここは一番、やってくれ。マスコミ。

総理に説明責任がある!
なんて、理解はできるけど、そんなんだったら、マスコミは、いりませんね。

で、救急車。橋下さん。有料化を検討。という話。
まぁ、色々と火がついたように、あちこちで話がされております。

しかし、この議論をしている方々。よく読むと、救急車、使ったこと無い人ばっかり。
まるで、本人が救急車にアクセスしている話ばっかり。
命を見捨てるのか!なんて、またまた気持ちは理解できますが、

危険な状態になった場合、
そのほとんどは、「他人」が119番にアクセスしています。

もちろん、本人がする場合はあろうかと思いますし、お住まいの事情も踏まえてあるかと思いますが、
「まさに」の場合は、他人がかけるケースがほとんどです。

特に問題になっている大阪。大都市です。
本人が異常を察知した場合、アクセスできるものは、他県に比べ段違いなはずです。
もちろん、身寄りの無いお一人でお住まいの方も多いかと思いますが。

その初動の段階で、有料かどうかのフィルタをかけることが
現実的にあるかないかくらい、できるかできないかなんて
すぐわかるであろうに。

できません。

結局、その、無駄な使い方をする連中は、ほとんど本人がかけてきている訳ですから、
当然、救急車は、向かうはずですが、向かう前にジャッジするほうがコストがかかるはずですから向かうはず。
その際に、その状態をみて、どうすっか。
という流れになるはず。

お金をかけるかどうかの話はね。

人が出入りしている店舗におりますが、この1年で5回呼び出しをいたしました。
残念ながらお亡くなりになった方は2名。(わかった範囲ですが)
自分も、救急車に乗った口ですが、
それもその施設の事務の方が、呼んでくださいました。
(自分の病名は、その程度で!といわれるかもしれませんが、尿管結石でした)

他県はそれが馴染まない。そういう話でもいいと思います。
が、余計な出動で、救急車の初動が「遅れる」という事態、
限りなく無くせるんだったらそうしてほしい。

自分の腕の中で、痙攣し、意識がなくっていく方を抱きながら、
まだかまだかと救急車を待つ「誰か」がいるのです。

有料化の議論は、どういうレベルで、どういう風にという流れになるはずなんで、
命を粗末に、とか、独裁者の向きは、なんて話には到底なりえんはずなんですが。
また、こういう話をすると、怒られるんでしょうか?
すいません。


0割負担が、普通の人間をくずにしていく?

2011年12月17日 | 政治
社会保障関連で、医療費用負担が上昇しているという話。
これだけ安い費用で、診療可能な国は、
そりゃ、中東とか、よそで、医療ゼロとか、教育費ゼロ。
ままあるんだろうけど、

人口が1億人を超える規模で、このシステムがどうなのかを考えて欲しい。

維持しがたいシステムなのだろうか?

その一方で、生活保護の「問題」がクローズアップされている。
貧困、格差という問題というより、
生活保護にかかる費用が、著しく財政を圧迫し始めているという話。

もちろん、大きな話をするつもりはないので、あれなんですが、
特に医療に関して言えば、
0割負担。
あれ、どうなんでしょうか?

世の中、一握りの「クズ」が社会のシステムを変えていく。

そういう「勇気ある記事」を先日お見かけいたしましたが、
そこまで踏み込んで、言い切るつもりはないのですが、

あきらかに、どうでもいい程度の「具合の悪さ」で、
大量の「薬」を「せしめていく」人間の多くが

そう、0割負担の方々である。

海外旅行に行く前に、子供の体調が心配だからと言って、1か月分の「風邪薬」を、
0割で持っていく親。予防医療だぜ!

生保でも、高齢者。それぞれ大変なご事情があるのは理解できるんだが、
乾燥に耐えられない「肌」に、
大量のヒルロイドローション(だっけ)。
全身に塗るんかい!に返した言葉は、「息子が使うんでね、すぐなくなっちゃうんだよ」

そう。悪気はないんだよね。

この時期は、元気に飛び回る子供の嵐だろう。病院も、医院も。
寝ていりゃ治る!と思う(笑)程度の子供が、
大量に薬局を襲い始める。

いや、あんまり言うつもりは無いんだけど。
一部の本当の方々が、「大勢のクズ」のために、大変なことになっていやしないか?
というのが、この医療の0割負担のような気がしてならない。

1割、とったほうがいいよ。

病院を占拠していた高齢者が、負担を機に一掃された過去が思い出されます。

もちろん、難病。救急。どうしてもの病気などはさぁ、ちゃんとさぁ。

本当に、この0割は、敷居を低くして、それが大層な社会保障の大儀名分になるかもしれないが、
すっかり、高度医療システムを、高度社会福祉システムを、
街の「駄菓子屋」程度に「堕落」させてしまっている気がする。


「XXさんからさぁ、もらった薬があって、ちょうど具合が悪いんで使おうと思うんだけど、
これ、飲んで大丈夫なのかねぇ?」

こういう電話が、調剤薬局にかかってくるようになりました。
えっつ?解らない?
これ、笑えるところなんだけどなぁ。

最後の会話が「よく解らない方は」、解らない方は、

頑張ってください。



FTAは、何を物語るのか?

2011年11月04日 | 政治
韓国のFTAの内容が次第に明らかにされてきた。
それも、あまりにも「えげつない」不平等条約かもしれないという
驚きをもって。

気になるのは、そのままの内容を信じるのであれば、
自主権を放棄してしまうほどの内容を、
日本のように、「知らなかった」とか、
あとから明らかになったとか

そういうレベルの話では無いはずである。
多分、知っていて、仕方がなく、締結をしようとしている。
そうでなければ、単なる、馬鹿だ。

あのあまりにも一方的な内容に見合うものが
裏にあるとすれば、
もう、それは、すなわち、韓国の裏に位置する
対国家の「軍事的」なものしか思いつかない。

中国と北朝鮮。
さらには、ロシア。

日本では、TPPが、開かれた「新しい」貿易システムだとか、
いやいや、国内システムが崩壊につながるものだとか、
そもそも、そういう高高度の外交をこなせる「人材」がいるのか、
むしろ、連戦連敗じゃないかとか、

誰も、日本にとって、いや、新世界を構築するためにとか、
「日本発」の考えなど、誰も出せない今、
すべてが受け身。
まぁ、いいや。
初めから、もう、なんだか、自主性の欠片すらないし。

それでも、日本が、すべてを振り切ってTPPを結ぶとするならば、
韓国と同じ理由で、
何かが、もはや待ったなし。

そういう危険な状況を示されているに違いないと。

  イギリスの新聞、ガーディアンが、アメリカは今後10年以内に、自国の核兵器の
  新型化に7000億ドルを費やそうとしていることを明らかにしました。
  ガーディアンは31日月曜、報じたところによりますと、冷戦が終結して20年も
  経過しているが、核弾頭保有国は、いまなお、保有している大量破壊兵器の新型化
  を目論んでいるということです。
  また、アメリカは自国の破壊的な兵器の新型化に7000億ドルを当てており、
  この計画は、今後10年以内に実行されるとしています。
  さらに、「アメリカに加え、ロシアも700億ドルを新型兵器配備計画に費やし、
  フランス、中国、インド、パキスタンといった国も同様の計画を打ち出している」
  としています。

さあて、杞憂に過ぎなければよいのですが。


TPPはもっと勉強しないと語れない

2011年10月30日 | 政治
あれだけ、各マスコミ含めは、格差社会、弱者救済に対して
論を尽くしてきたというのに、
こと、このTPPの問題に関して、
極めて内容が浅いのはなぜなんだろう。

TPPはどうやら関税障壁がどうだとか、
貿易がどうだとか、
どうやらそういう話ではなくて、

社会の仕組みを、そもそもアメリカ的に、各国統一化しようという
恐るべき、大きな「テーマ」だと思える。

労働問題にしても、協定を結んだ各国から流入しやすいように、
公共機関は言うに及ばず、社会全体で、
英語表記の書類を整えるのは「当たり前」で、

また、年金に関しても、自己努力で利殖せざるを得ない感じで、
保険・証券と組み合わせてのやり方を強いられることになるだろう。
もちろん、今の国民年金などは解体させられる可能性もある。

厚労省が、妙にだんまりなのは、なぜだか、面白い。

新聞、大手マディアが「推進」役を買って出ているようだが、
先日の公正取引委員会から、
「再販制」といわれる、日本独特のシステムも
当然、議題にあがります。

と言われるや否や、いきなり、各紙面から
TPPへの勢いのある文言が消えた。

再販制とは、ご存じのように、新聞もとより本、雑誌まで、
小売りが、自由に価格を決めることができないという制度で、
長いこと、新聞、出版社が守りとおしてきた世界である。

アメリカでは、新刊も含めて、すべて自由競争。
日本だけが独自ルールでいいわけがない。
もちろん、電波法で守られているテレビ局もしかり。

本当に、マスコミは、どうして、ちゃんと勉強せずに、
適当な「報道」「解説」をするのかしら。
原発問題でも、あの情報弱者ぶりは、そうとう酷かったが、
このTPPの問題においても、

今更ながら、自分たちの「牙城」さえ危ないと、
遅いんじゃないの?
大丈夫なのか。本当に。TPP。

まぁ、資産家や政治家も恐れているのかどうかわからんが、
国民総背番号制。
これも多分、あっという間に、はじまるな。

そういうことなんだと、TPPは。
結構、大変な世界だぞ。
交渉なんて、今の政治家にできるんかいな?

ねぇ、時代の寵児になった古賀さん?
本当に大丈夫だと思います?

行政を、改めて「がらがらポン」したほうが良いと思うんだが。

2008年01月30日 | 政治
大阪府知事―言葉は重いぞ、橋下さん

昨日の、朝日新聞の社説ですが、橋下さんの当選に関する社説です。
この社説というもの、毎日、本当に大変な「仕事」だなと、
最近よく思うんですが、
仮にも、大新聞なんで、色々な「覚悟」を持ちながら、
書かれているんだろうと、
「ネタ」の宝庫でもありますが、楽しんで読ませていただいております。

 「職員には破産会社の従業員という覚悟をもってもらいたい」。当選を決めた万
  歳三唱のあと、橋下氏は意外にも冷静な口調で府政運営の心構えを語った。そ
  の認識は正しい。借金5兆円を抱える大阪府の「金庫」は、財政再建団体への
  転落寸前だからだ。

どこぞの番組が報道していましたが、
実は、大阪府、隠し借金が公表され、それを「先送り」していた。
もし、当年度に計上していたら、間違いなく、
ほんまもんの、「破産」であった。
これは、「財政再建団体への転落寸前だからだ。」という表現で、
この朝日新聞は、済ませて、いいのだろうか?

  大阪はバブル崩壊後、大企業が本社を首都圏へ相次いで移し、税収が大幅に減
  った。行財政改革を怠った大阪市の財政も、借金5兆4000億円に膨らんで
  いる。その大阪市も昨秋に市長が交代したばかりだ。「犬猿の仲」と言われる
  両自治体だが、いまこそ一体となって二重行政の解消へ取り組む好機であ
  る。

いつも思うんだけど、この国。
大阪府というものがあって、その下に大阪市があって、その下に、24もの
区があって、それぞれに、議員がいて、区長、市長、知事がいて、
どんだけ、「舵取り」を任されている、政治家がいるんだ。
という話。

もっといえば、最近の「道路」に関する問題でもそうなんだが、
その上に、国という「組織」があって、
地方の「公共事業」に手を出してくる。
もっといえば、それぞれの国から排出された議員が、
その「お国」に利害当事者になって、
予算を分捕ってくる。

この国は、どんだけの2重構造、3重構造、4重構造になっているんだ。
ということ。
というより、それに「専念」してきた国の政治というのが、
この国の歴史ではないのか?

このガソリン税にしても、国交省というものが、
「道路を作る」ということに関して、
必ず、地方自治体の首長の大部分が、作って欲しい、
そういうことを切々と述べている、なんて言っているが、
国会議員からなる、大臣が、行政の長として、本来やらなければならないのは、
その「監督」「検証」だと思うんですが。

今回、東京都、大阪府から、地方税を「分捕ってくる」作業は、
これこそ、国の「仕事」だと、いい悪いは別にして、
そう思ったが、
地方の利害を、そのまま国が、「仰せの通り」やるようになっては、
そもそも、参議院がいるかというより、
こんなに、地方行政で、議員も首長もいるのか?という疑問。

  実は、大阪府は財政再建の処方箋(せん)の一つを、04年秋に出している。
  府地方自治研究会がまとめたもので、府を廃止して、府内の市町村による広域
  連合「大阪新都」をつくる構想だ。

  教育や福祉など住民に身近な行政権限を、府はほとんど市町村へ移す。新都の
  役割は、都市圏全体の再生に向けた計画策定や財政の調整など広域事業に限
  る。
  これによって港湾や水道、病院など、府と大阪市の二重行政を解消し、節減効
  果は7000億円と試算している。

こういうことなんだよね。
大阪府の研究会も「自覚」されているんだよね。
何が、重たくなっているかというと、
実は、行政自体が、こてこてで、コスト増になっているという現実。
というか、「不経済」「足をひっぱている」という現実。

リストラという言葉こそ、本来の意味どおり、
この国の仕組みを、もう一度、マスコミは深く追求されて欲しい。
再構築したほうが、いいと思うんだけど、この際。
ああ、橋下さんの話になりませんでした。