北海道帰省4日目

ホテルでの朝食ブッフェを軽く済ませ部屋に戻り本日のスケジュール確認と道路状況などを調べます♪
それと言うのも本日はこちらも久しぶりとなる『師匠』とのごちそうプチツアーが控えているからであります！
雪深い今年の札幌にてスタックなどしようものなら折角の厳選企画ツアーが台無しですからね！
それでは転ばぬ先の杖という事で移転され立派になったルノー札幌さんへ初詣に行きましょう！

やはり開いてません、３日までお休みでしたよね... 何気にオサレな感じがします
とりあえず顔出しとかないと何か『やり残した感』があるんですよね～（笑）

それでは向かいましょう♪

待ち合わせた秘密基地では除雪の雪がうず高く山のように積まれ今年の降雪量を物語っておりました。
5～6ｍは山になっていたのではないでしょうか
本当に滑り台が出来る！なんて冗談をいいながら、マンボウさんに久しぶりの再会の挨拶などを！
そうして事前に膨大な資料の中からピックアップしていただいた２軒を今日は廻る事にしました。
今年も4WDマンボウ号のお世話になり向かった先は正統派旭川らーめんを食べさせてくれる『むら山』さんです。

やはり醤油が先頭にきてますね！これぞ旭川って感じがします。
まぁこんな時はもちろん何も言わずに「シェア」ですなんたって３つの味比べが一度に出来るんですから
まずはマンボウさんの塩！
塩っていうと個人的に透き通ったイメージを勝手に持つんだけど、ここはにごり系。
その分重層的な味わい。東京の塩にはあまりない寒い旭川ならではの『油層』が表面を覆い冷めにくい工夫がありました。
スープは魚介が効いていてしっかりとした味の塩らーめん！これはおススメの塩かも♪

彼女注文の醤油ネギ抜き
そういえば旭川には何回も行っているのに正統派は食べた事がなかったかも！
ココばかり行っていたような...
そんな残念な二人の救世主がやはり師匠マンボウさん！そんな僕等のスキマを埋めてくれるかのナイスなお店チョイス
これも醤油らーめんとしては表面を油層が覆うにごり系♪それでも思いっきり熱ぅ～て程ではなく、初めから醤油と魚介の旨みが
しっかりと伝わってくる『これこれ！』という待ってましたの王道らーめんでした。
東京人のはしくれとして小さい頃からラーメンは醤油と思っていた自分にもどこか懐かしい味わい。
その一端を担うのもこの藤原製麺の食感と長さなのかなぁと。
持ちづらい箸を使い続けるのと同じように、長い麺を啜りあともう一歩の所で口に収まらず噛み切る時。
食べる度にそれが続くと意外と癪にさわったり...
そこらへんをきちんとリサーチして適度な長さに調整しさらに美味しい一杯へと『リズム』で導く！
と、勝手に考え込んでしまう程『すすり心地＆麺長』が気に入りました。この泳ぐ麺の映面もスープとのコントラストにもしびれます♪

で、自分の味噌らーめん
少しニンニクの効いたあっさりとした味噌らーめん！早朝に食べた札幌味噌とはちがうアプローチ！
この旭川味噌も初めてだから噛みしめる様に食べていたんだけど、個人的に味噌はもう少しコクが欲しいかな。
ケミカルに頼らずにね♪

やっぱり醤油＞塩＞味噌の順番かなぁ。東京でこの醤油が食べられるとありがたいんだけど
ごちそうさまでした♪

続いてこちら

『雨はやさしく』という小説のタイトルの様なお店に連れて行ってもらいました。
ここはなんでも同じひさしを借りる住人達からさまざまなパワーを頂き、今の味を確立したという珍しいお店らしいです。

トップの味噌がおススメにて目指して来ましたが、具材の調達が出来ず（正月３日だしね！）今日は残念と。

では逆にその正月限定バージョンをマンボウさんが！
と思いましたが、自分のカメラバッテリーが少なく、不調にて起動せずかれーらーめん無し（涙）
味は室蘭のカレーラーメンに勝るとも劣らない濃度にてコクあるキーマ系の重量級カレーラーメンでした。
ハスの天ぷら（チーズイン）が入っていたそうで結構ヘビーな一杯に感じましたよ（笑）

彼女の塩
まずビジュアルが素敵でしょ！一番上からしそ、白髪ねぎ、刻み昆布、浅葱！
茶色で長く横たわるのがなんとごぼう！そして器を覆い尽くす大判のチャーシュー！
そして動物系を使わない優しいまろやかなスープ。
ほんとうに和風スープ！ほんのりあまくとても飲みやすい。

自分の醤油
これもとっても染み渡る和風のやさしい味。塩よりはエッジがある分キレがあるかな♪
動物使わなくてもこれはこれでしっかりジャンル確立している感があります。
和風なだけにごぼうの食感やしその清涼感、２種類使うネギの味の変化などとても食べていて楽しいのですが、
ちょっぴりそれぞれの量が多く『味がぶつかり合う』かな。
麺は極細なんだけどしっかり腰があって伊藤
を彷彿させる出来栄えでした。贅沢な悩みなんですけどこれもかなりな量があります。
細麺の宿命として見た目に食べても食べても減らない感じ（笑）

和風だけあって『器』の選択もそれらしくセンスが光りますね、とてもいい感じ

いやぁここは正直、正統派旭川らーめんよりもインパクトありました。
食べ終えた後になって店名の『雨はやさしく』という意味がなんとなく解る気がしてきました。
動物を使わなくてもこれだけフルボディのらーめんが作れるといったとてもいい見本な気がしました。
今頃になって考え直しておりますが、凄いラーメンを食べてしまった感じがします。
醤油、塩、味噌、カレーと３＋１の様なくくりがあるとすれば間違いなくこの不使用動物系が入る可能性も
秘めている気がしてきました。　まぁ味ではないんですけど（だめじゃん）

さて、今回もすっかりマンボウさんのお世話になってしまいました。
お仕事も変わりすっかり遠いお人になってしまったのかと思いきや、以前と変わらぬ気さくな人柄に一安心（爆）
過密なスケジュールの隙間を縫って貴重な時間を割いてくれた事に誠に感謝、感謝であります。
貴重なお土産までいただきありがとうございました。
後ほど二人でしっかり味わいたいと思います。
色々と情報交換、政治経済から大食い対決（笑）まであっという間でしたが今回も貴重な体験をさせていただきました。

またこれに懲りずお会いできる事を楽しみにしております。