思い出をあける鍵

ダブルディスクのエンピツマフラー再生記

シートが・・・・閉まらへん

2013年04月19日 | GT750 再生
それは木曜日の朝、10時半頃のことでした。
「もしもし~・・・・・・」
「どうしたん?」(順調な時は連絡はありません、事件の時・・・携帯が鳴ります。)
「あのねぇ~、シートが閉まりませんわ。」
「そんなアホな、分解前はちゃんと閉まってたやん。」
「そうやねぇ~・・そやけど、物理的に閉まりませんわ。」
「どう言うこと?、シートキャッチ?」
「いや、それ以前の問題、フレームに当たる。」
「フレーム??、とりあえず今晩、見に行きます。」(シート屋・・・何したん・・)


パッと見た感じでは普通に見えるけど。
よぉ~く見ると・・・


シートベースに付いてるクッションの「ゴム」がフレームから10mmくら浮いてる。


こいつが。


こいつに当たってんと、あかんのとちゃうの??


よぉ~くフレームを観察すると・・・・
何これ・・・(上から平板被せて、溶接修理の跡とちゃうの。)


やっぱり・・・そうやろ。
(オリジナルを知らんという事は、こういう事にも気が付かへんと言うことです。)


ボルトを外して、シートを手で押さえたら無理やり閉まる感じ。
(分解する前にシートを開けたり、閉めたりなんかしてへん・・・わかる訳ないか)


シートベースには、ポッコリとフレームが当たってる跡。


「僕のG7のフレームを探しましょう。」と二谷さん。
という事で捜索隊を出して20分余り・・・
「極初期のフレームやけどね、シート周りは一緒でしょ。」
比べて見ると・・・全然違う。


試しにシートを載せてみると。


ええ感じ。(これがほんまの姿やと思う)


「たぶん・・・やけどね、これくらいの角度やったような気がするんですけどね。」
(リヤフェンダーの角度)


そうするとね・・・こんな感じ。(そら・・・シートは閉まらんわ。)


横から見ると・・・こんなん見えます。

「どういう事???」
「ひとつは、クラッシュして下手な修理をした・・・か。」
「たぶんね、これB5のリヤフェンダーと違うかな?
それでね、横から取り付け用の穴が丸見えでしょ、カッコ悪いしリヤフェンダーの取り付
角度を変えるのにフレーム切って、加工した。」
「そんなアホな、フェンダーのためにフレーム切る???」
「いや・・・今となってはわかりませんよ。ひとつだけ確かなんは、
このままではシートが閉まりませんわ。」
「まさか・・・手術?・・・どついて直らんかな。」
「無理でしょ、4~5mmはありますよ、この板の厚み。」
「切って、溶接やね。」
「・・・・・・・・・」
「落ち込んだらあきませんよぉ~!!そんなことくらいで。」
「うっそぉ~・・・・」
「とりあえず、車検が終わってから考えましょか、もう日が無いし。」
「まいった・・・」(この時、ふっと頭をよぎったのは、書付きのB1フレーム探そう・・・か)

そやけどね、このオートバイがここにあるのも何かの「縁」やし。
別に「こいつ」が悪いことしたわけでもないし。(フレーム切ったやつ、許せん)
やっぱり、手術して直しちゃるわ!!この先付き合いは長い。

とりあえず、B1のリヤフェンダーを探すとこから始めるか・・・・。
(車検まで、あと7日)












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