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NPO法人 環境市民 様 活動レポート

このたびは「緑のgoo」検索サービスを通じて、NPO法人環境市民にご寄付をいただき、誠にありがとうございました。皆さまから頂戴致しましたご支援は、自治体や企業の環境の取り組みを促進し、さらに活動の内容をより多くの皆さまに効果的に伝えるための広報費として有効に活用させていただきました。
環境市民では、「誰もが参加できる環境NGO」として、今後も、皆さまからのご協力、ご支援をもとに、持続可能な社会を地域からつくっていくためのチャレンジを続けます。
http://www.kankyoshimin.org/



◎持続可能な社会を地域からつくる 第9回 日本の環境首都コンテストの実施

日本の環境コンテストは、日本に「環境首都」を誕生させることを、最大の目標、目的として2001年から行っています。そのために、私たち全国13のNGOからなる全国ネットワークはコンテスト形式で、自治体の全施策に対する環境施策の調査を行い、その結果を集計し、ポイントの高い自治体を表彰しています。このコンテストを通じて、それぞれの地域の特性に合わせた環境自治体づくりへの支援、かつNGO と自治体、さらには自治体間の環境問題に関する情報相互交換が行われています。
第9回の同コンテストでは「日本の環境首都」の条件を満たす自治体はありませんでしたが、第1位水俣市、第2位言い出しの結果は他を引き離し、かなり「日本の環境首都」に近いものでした。全体的には参加自治体の環境施策のレベルアップがみられました。


<結果概要>
1.参加自治体 58自治体
2.表彰対象自治体


順位 自治体名 人口
第1位 熊本県 水俣市 28,103
第2位 長野県 飯田市 105,811
第3位 愛知県 安城市 179,758

※その他は下記URL参照。
http://www.eco-capital.net/modules/project/ecocap/report9/index.html




◎ 事業者の本業での環境の取り組みを応援 阪急電鉄 摂津市駅と摂津市駅号への環境情報の監修

2010年3月14日、阪急電鉄京都線に日本初の「カーボン・オフセット・ステーション」摂津市駅が開業し、これにあわせて「カーボン・オフセット・トレイン摂津市駅号」が、3月14日(日)から7月31日(土)まで運行されました。
本会は、駅の広告や車内ポスターなどに、環境NGOの視点からのアドバイスをするとともに、掲示する写真の提供などを行いました。
電車や駅といった多くの人が利用する場での環境情報発信への協力や、公共交通という環境負荷の少ない交通手段の応援など、広告を掲出する企業や沿線自治体の環境・CSR活動の発展に寄与するものとなっています。


持続可能な社会づくりには、事業者の「本業」における環境・CSR活動の進展が重要です。この事業は、電車や駅といった鉄道事業者の本業を支える場での活動発展に寄与できたという意味で、意義のある事業となりました。環境市民ではこのように、事業者の本業における環境、CSRの取り組みを支援しています。

 


◎環境を大切にしたお買い物を普及 環境マイスター研修認定制度推進事業

「環境マイスター」は地球温暖化防止、省エネルギー、グリーン購入(グリーンコンシューマー)など、エコロジーに関する知識、情報を持ち、それらを適切に伝えられる販売員を指します。エコ商品が売れれば地球温暖化の防止、省エネルギーの推進とグリーンな商品市場の拡大につながることになります。
本会は2005年度以来、山形県や和歌山県をはじめとして国内のいろいろな地域で、自動車販売、家電、ガラス・サッシ施工業などの組合や県、県温暖化防止活動推進センターとともに研修を実施し、試験に合格した受講者を「環境マイスター」として認定してきました。その数は2009年度末約1200人に達しています。
現在は、ガラス施工業者の組合である全国板硝子商工協同組合連合会(全硝連・東京都中央区)との共催で開催しています。2010年2月には大阪(近畿・中四国)、3月には東京(関東・甲信越)、4月には岐阜県大垣(中部・北陸)で研修を実施し、計169人の環境マイスターが誕生しました。
研修は2日間行い、地球温暖化の原因や現況、日本や世界の取り組み状況から、住宅・建築と温暖化、各地の先進事例、住まいの断熱と窓の関係など広範囲にわたります。最後には試験があり、合格しないと環境マイスターに認定されません。合格されたみなさんは、自信を持って環境配慮製品をすすめることができるようになり、売り手、買い手、そして環境を大切にした買い物が全国で広がっています。


◎ウェブサイトのリニューアルで広報力 UP!

環境市民では1996年にウェブサイトをオープンしました。それ以来、多くの内容が掲載してきましたが、情報が増えたこともあり、分かりづらくなっていました。そこで、発信力を高めるため、更新のしやすいシステムを導入し、また、情報の整理を行った上でウェブサイトをリニューアルしました。
新しいウェブサイトでは、環境市民での活動情報や意見をタイムリーに発信できるようになりました。
今後は、このウェブサイトを活用し、さらに効果的な広報を行っていきたいと考えています。

 

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