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NPO法人 白神山地を守る会

このたびは、緑のgoo検索にて、私どもNPO法人白神山地を守る会にご寄付をいただきましてありがとうございます。当会は、白神山地が世界自然遺産になった1993年に発足しました。一貫してブナノ盛りの復元・再生活動として、ブナやミズナラ・イタヤカエデ等の種を拾い、その種を里山の休耕田で4年ぐらい育てて、りっぱな苗木にして、山に植林しています。

 

2010年の10月には、名古屋市で開催された「生物多様性国際会議」に白神山地の生物の多様性を守る活動としての、植林活動を企業の皆様のご支援で行っていることをPRに出かけて参りました。特に昨年は、青森県も「猛暑」が続き、ウエツキブナハムシというブナの葉っぱを食べる虫が飛来してきました。また、ブナの実が春には着いていましたが、猛暑で夏にはほぼ落下して、種を拾うことが出来ませんでした。

白神山地という環境は、冷温帯の自然の気候は、一度破壊されると元に戻りません。私たちは9000年前にできたと言われる、このアジア最大規模のブナ林の保全のために、これからも多くの方々と手を携えて、自然保護活動を展開してまいります。今後とも、どうぞよろしくご支援いただけますようにお願い申し上げます。

 

 

 

毎年、企業の植林活動も増えてきております。企業の福利厚生として取組場合と、CSR活動(社会貢献活動)として取り組む場合など、ケースは様々ですが、参加者される社員の皆様は、とても熱心に汗をかいておられます。

 

特に普段は「トガ」を持って木を植えるなんていうことはされた事がないと思います。しかし、木を植えようという思い、また、少しでも自然に・地球に貢献したいという思いが、一本一本の広葉樹の活着に結びついていると思います。

広葉樹の苗は、春から夏にかけて大きく水を吸い成長します。10月には冬芽をつけて、冬眠の準備に入ります。短い季節の中で確実に流転の人生を繰り返す植物の世界に、私たち人類も教わることがたくさんあるような気がします。

 

NPO法人白神山地を守る会

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