クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

榛名・三つ峰山訪問 R-2- 5- 8

2020-05-09 11:30:28 | 榛名湖周辺
表題の「三つ峰山」は最初からの狙いではない。当初目指した
榛名神社や止むを得ず移動した榛名湖周辺からもコロナ対策で
完璧に締め出されて帰路に立ち寄っただけ。

事の起こりは12年も前に遡るが、その頃は三角点タッチに
熱中していた。その中で榛名神社西稜線の南端の「四等巌山」と
北端の「四等滝の平」の二つを尾根通し一本登りでのタッチで
やってみようと計画しこの西稜線の踏破を二回も企てたが
何れも途中の岸壁の様な段差に阻まれて失敗したままだった。

先日、暇つぶしにその後、何方かが踏破しているかも知れないと
ネットで調べたら爺イの知らなかった事を発見してビックリ。
それはあの西稜線は「榛名山城」だったと云う事。
高崎の古城址は概ね訪問していた積りの爺イはこの「榛名山城」
という名は初めて聞く。
記事の元は何れも著名な方々。「余湖」「城館放浪記」
「山城めぐり」の各氏。但し、踏破が目的ではなく何れも
山城見聞記。

そこで爺イも後追いすべく晴天の5/8、榛名神社を目指した。
ルートは幾つもあるが久し振りに箕郷の車地区から林道を
使うことにした。

r-126の南榛名線と東榛名線がぶつかる四つ角から南線に
入り幾つもの懐かしの登山口などを確認しながら12.5km
走行して「魚籠屋」さん脇でr-33に出て神社に向かう。

林道榛名南線


途中にある市営の駐車場に全て閉鎖のテープが張られている
のに不安感。売店などが並びだすと何と全店の駐車場が
テープで閉鎖。とどめはr-33とY字分岐で直進する道自体が
閉鎖でショック。事前に調べて来た榛名神社の広報では
「榛名神社ではコロナ対策で4月20日より授与所を
閉所することとなりました。ご参拝は開門時間内で
可能です」とあったから安心していたが、これでは
駐車不能だし西稜線入口は参道の途中にあるから
当然駄目だし、ここを起点に天狗山・鏡台山・鐘原ヶ岳
に行くことも出来ない。

諦めてr-33で榛名湖に向かった。湖畔から何処かの山に
と思ったが湖畔の全てがテープだらけ。公衆便所を含めて
車駐車は絶対許さず観光客は来ないでくれと言わんばかり。
僅かにロープウェイへの道が開いていたので桜と山を
一眺め。だがここも車を置ける空きスペースは完全封鎖。


最後の一策で七曲峠に駐車して三つ峰山に行くことに
相成った次第。

峠に着くと似たような目に遭った方々が居られるのか?
何時も車などない峠に既に四台、何とか隅に駐車。


西への道は長い木枠段で天目山と氷室山だが何れも
木枠段のみの歩きで頂上を通過するだけだからつまらない。


東の道に入る。先行者が一人いたが爺イの登り速度が
遅いのでアット言う間に見えなくなった。


少し登ると尾根道のダラダラ登り。


再び木枠段だか外れて脇の土を踏みしめた方が良い。


榛名特有の笹に囲まれ真っ直ぐに進む。


丁度榛名富士の南が見えたが当然ロープウェイは休止中。



尾根筋に桜満開。季節外れと思ったが周囲の灌木が
未だ葉が出てなく見た目は枯れ木状態だから
季節は一か月遅れかな?




尾根道はやや右に湾曲しながら奇麗に続く。


S字にカーブ


正面の樹間から榛名山塊の象徴の一つ相馬山。


三つ峰登山口。何時もながら登り25分、下り15分の
表記は爺には到底無理。


東へは又長い木枠段が下っている。これは旭岳分岐を
経てr-28の松之沢峠、再び山に入ってスルス岩下を通過し
磨墨峠を経てヤセオネ峠に繋がる関東ふれあいの道。


正面に早くも三つ峰を見ながら下り気味の笹原を行く。


雑木林の中は目印テープがあるので安心だが、ここは
脇道が無いから爺イにとってはガンバレのサイン。


やや笹が深くなるが踏み跡が明瞭なので笹原の蹴飛ばし
歩きとは全く違う。


急に傾斜が付いて爺イの足も遅くなる。


急登では僅かに蛇行の気配があるが凡そは直登。


コブに遭遇、どうせその先は登りだろう。


案の定、コブ上はまだまだ急登が続いて脹脛が
突っ張る。こんな時の休止は下方に向かって立つと
突っ張りはほぐれるとはかって「あおちゅうさん」の
記事て読んでから実践している。


漸く西の肩に到着。かってここに三つ峰の頂上標識を
取りつけた御仁が居られたが当然撤去されている。


今は下り道を示す矢印のみ。直進は急下降で西峰に
向かうので下り口を見過ごさないためには有効。


西に雪解けの進んだ浅間が霞の中に見えた。


ここから東に向かって頂上を目指す。この切り払いの
尾根はこの近辺に多く見られるが防火帯?


榛名富士の東麓の奥に見事な雪嶺が続く。


この道は一コブ越える二段構え。


漸く石宮のある頂上、何時もよりお賽銭が少ないので
ほんの少し献上。ここまで37分。


唯一の頂上標識。


本日の爺イ。


軽食と僅かの休憩で下山開始。急がないと予定の
14時帰宅に遅れそう。
登りでは気付かなかった榛名湖と掃部ヶ岳。


登りで恨めしく思った急登も上から見れば奇麗な
尾根だ。


約25分掛かって登山口帰着。結局先行者たちには
合わなかった。違う山に行ったんだろう。


再びr-126を飛ばして定刻内に無事帰着。
コロナ感染は群馬県146名、高崎は18名、集団感染が
多いので一般の感染は半分以下。それでも県・市の関連施設
や観光地は完璧に閉鎖。少し厳しすぎると時々感ずるが
厳しくしてるから発生が少ないと思う以外に今は道がない。

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1 コメント

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Unknown (カワウソ爺)
2020-05-10 16:50:59
こんにちは、はじめまして、

春の榛名湖、榛名周辺の山の様子が綺麗ですね、

こちら埼玉県住なので自粛で行けませんが

コロナが終息したら榛名へ行くことを楽しみにしております
夏には妻とドライブへ行けたらと、

ブログ更新を楽しみにしております、

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