日本一周川下り

カヌーで全国一級河川を中心に川下りをした旅日記。
日本一周の楽しいやり方等、カヌーとは無関係に楽しめるでしょう。

 同 【2003年 7月11日】

2006-09-30 04:57:04 | Weblog
《整理&修理》

 夕べ飲みすぎで、今朝はまだ気持ちよく酔っている。これでは車にも乗れない。郵便局に用事があり、早く行きたいのでと、場所をお聞きし、自転車で向かうが、書いていただいた地図通りに行けなくなって、相当に間違ったところまで行ってしまい、誰かに聞きたくても、住宅地と言えども、歩いている人がいない。皆さん、車だ。車は沢山走っている。やっと店があったと向かうと自販機だけで、人影は無い。何だかおかしな時代になったように思う。
 やっとご婦人に出会え、お聞きして、郵便局へたどりつくことが出来た。

 午後、酔いも完全に覚め、ホームセンターへ行き、カヌーの修理用品を手に入れ、丁度、日も差し始め暑い陽気になり、これまた、私に都合の良い天気になってくれた。暑いので、硬化剤を少なめにしたのだけれど、滴下のやり方がまずかったので、硬化時間が早く、空気を十分に追い出すことが出来なかったけど、ヒビ穴は防げたので先ずは一応完了。今まで、余り修理はやったことはないのだけれど、まあ、何とかやっつけ仕事だけどできた。これで当分は大丈夫だろう。FRPはこうして、簡単に修理が出来るのが大きなメリットだ。
仕事場の藤原君
 不思議なことに、修理が終った頃から、雷が鳴り始め、雨まで降ってきた。本当に天気は私に味方してくれている。キット、太子さまのお陰だろう。
 藤原君は夕刻から会合で外出、息子の喜一郎君は仕事で外出される。夕べ飲み過ぎたので、今日は断酒日にしよう。
《藤原邸泊》

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 同 【2003年 7月10日】

2006-09-29 04:33:55 | Weblog
《つくば市へ移動》

 朝、いつものように、早く目が覚めて、まだ暗い。減量したくなったので、一番綺麗な公衆トイレがカヌーヴィレッジ社のすぐ下側に有るので、自転車で行こうとしたら、シートを張ってるから、車から下ろせないので、歩くことにした。懐中電灯持って、テクテク、テクテク。20分程度で到着。
 終わって出てきたら少し明るくなってて、電灯はいらなくなっていた。散歩の人と出合う。挨拶を交わす。
 一寸早いけど、朝食に蕎麦を食べ、ゆっくりとテントを片付けて、出発準備は完了。お礼と挨拶に会社へ行く。まだ、当然のこと早いので、車を入れさせていただき、PCをつついていた。暫くすると、社長さん出てこられ、事務所で少しお話し、お礼を言って、お別れした。

 さあて、佐野市へ向かう方向へ進んでいたけど、カヌーの修理が先だからと、ナビをセットし直して、友人の居る、つくば市へ向きを変えた。
 高速代払いたくないので、ナビの通りに進まず、下を通ることにして、高速を避けていくけど、ナビは高速へ、高速へと導く。気がつくと、大遠回りして、Uターンさせて、元の高速へ向かわされていた。危ない、危ない。
 そんなことを3,4回繰り返していると、何と春日部市へ入っていた。こんなに南の方まで来てしまっていたのだ。この前、田中君に大いにお世話になった春日部市、田中君に電話だけでもしておこうとコンビニへ。
 彼は『一休みして行ったらどうですか?』とまで、言って下さったけど、行けばまた、ご迷惑をお掛けすることになるので、また、つくばの藤原君の所が遅くなってもいけないだろうからと、後ろ髪引かれる思いで、つくば市へ向かった。近くまで行き、彼のHPの地図を見ながら、走行。ばっちり到着!

 久しぶりに、藤原君にお会いした。何年振りだろうか?松山での同窓会以来なら、3年ぶりかな?彼は陶芸家で、「桜窯」を開き、陶芸教室で多くの生徒さんを指導し、常陽新聞社のニュースにも度々取り上げられているようだ。同級生の藤原正夫君は陶器を専門にし、息子さんも同じく陶芸家で彼は磁器が専門だそうだ。
藤原父子の作品だ
 昔、藤原君は全国紙に全面で彼のことが紹介されたことがあり、福山でもそれを見ることが出来て、大いに喜んだものだ。

 藤原君は相思相愛の奥様に先だたれ、息子さんと一緒に居るのだが、彼の料理は抜群にうまいし、プロ並みの手の込んだ本格的な料理を作られるのには、感心を通り越して、驚きだった。
素敵な作品群
 まだ、若い息子さんも同じように作られるので、これまた大いに驚いた。やはり、芸術家は、料理も芸術的だ。それに彼らが作った素晴らしい器に盛ってくださり、器だけでも相当な金額、見事なおもてなしを受けてしまい、遅くまで飲み、大いに語った。
《藤原邸泊》

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 同 【2003年 7月 9日】

2006-09-28 05:04:54 | Weblog
《荒川:長瀞上流》

番号 河川名 全長(km) スタート地 ゴール地 難易度
備  考
29 荒川 173(内約10) 秩父オートキャンプ場 親鼻橋上  中難 中々エキサイティング

 夕べは、上陸地点付近でテント張りたかったが、適地が見つからなかったので、昨日と同じ所へ戻り、寝た。
 朝、発って、また、長瀞へ向かう。
 4日に長瀞は済んだのだが、富士川の佐野さんにご紹介いただいていた 「カヌーヴィレッジ社」 を訪れていなかったのと、荒川をもう一箇所をやろうと思い、再訪となった。

 会社に到着、奥様がおいでで、堀口社長さんも藤原さんも丁度ご不在でしたけど、暫くすると社長さんはお帰りになられ、川の情報をお聞きできた。
 『長瀞のライン下り区域よりも下はダムがあり、川下りには向かないが、上流は以前自分達がやっていたところがあるからOKだよ、また、「親鼻橋」のすぐ上に堀口社長さん達がこしらえられたカヌーポートがあるからとそこに上がるとして、スタートは一寸遠く20kmほどの「別所」地区が良いでしょう』と、現地へご案内までしていただくことになった。実は、車中、20kmと言うと出発時間から考えると、一寸難しいな、と思っていたのだが、社長さんも、途中でやはりそう考えられて、丁度中間辺りの「秩父オートキャンプ場」へお連れ戴いた。
 以前は川原まで車が降りれたそうだが、今は上の駐車場までで、そこからずっと下りの坂道300mくらいで川面におりられる。キャリアーで下りだから、問題ではない。で、ここをスタート地とすることになり、お別れした。

 遅い昼食をとり、水量は一寸少ないけど、よく流れており、次々と瀬が現れ、ここも非常に良い場所。
 見事な堆積岩が連なり美しい。この長瀞は日本の地質学の発祥の地で、地質学会もよく開かれているのだそうだ。
 中間付近の瀬では、大きな石が横並びにあり、水は激突し、大きく・高く・白く飛びはね、砕けている。下側に回って見上げると、瀬の中ほどにも同じような大石が並んでおり、どう見てもここはやばいからと、運ぶことにした。側道的に細い水が流れており、ロープでコントロールしながら、おろしていく、ここは担ぐことも無く、楽だ。
 この辺り一体は砂岩で出来ており、一寸、山陰の温泉津を彷彿(ほうふつ)とさせている。

 その後、少しのトロ場があり、また、次々と瀬が続き、さすが荒川、エキサイティングなところが多く、水が少ないので、ボトムをこすりながらではあるがどんどん進む。少し暗くなり始めたので、瀬のコースが見えにくくなり、これは早くゴールしないといけないぞと急ぐ。急ぐとやはり良くないことになりやすいもの。最後から、3っつ目の強烈な瀬では、大きな石にボトムを打ちつけ、グシャと言う音、『やられた!』

 瀬を下って、トロ場になった時、見るとちょろちょろとスターンから水が入っている。これはヤバイ!陸に着けて、座る位置で前後変え、ひび割れて穴の開いた方を浮かせて、進むことにした。それでも少しだがまだ水が入っている。手すきの時にあか汲みをしながらの行進だ。
 次の瀬では、今度は大きな石に上がりこみ、ボトムが「ミシミシッ!」と、言った。これはまあ、なんとか大丈夫だろう。ようやく、ゴールが見えてきた、最後の瀬となった所では、上からは見えないので、エイヤ!で、そのまま突っ込んで行くと、大きな石積にしてあり、階段状になっていた。
 がつん!と大きな音がし、バウをぶっつけた。
 何とか階段瀬を下りきり、カヌーポートを通り過ぎないように、次の瀬に流れ込まないように、必死でゴールの港に入る。ポートの中は、入るとさすがに完全な平水、やれやれゴールした。

 カヌーを引き上げた時、堀口社長さんが来られた。『あれ~?ビッタシにおいででしたね、すごい感ですね!』 『5分ほど前に来てて、上で見てたんですよ。今、大きな音が上まで聞こえましたよ!』何と上の道まで聞こえるほど大きな音だったのだ。それだけ大きな音だったけど、ぶっつけたところは別に何ともなく、音の割りには被害はなかった。
 すぐさま、助手席へ載せていただき、スタート地へ送っていただく。ありがたいことだ。車中で、色々お話を聞かせて戴いたが、『10年前に、「カヌーヴィレッジ」を始めたが、当時は、日本人にまだラフティングの認識がなく、2年間はお客さんがなくて、本当に困ってました。』と、言われ、日本の草分け的存在だから、苦労されたようだ。その後、認知され、周りにも沢山の同業者が生まれ、お客さんも増え、テレビや雑誌などの取材も多く入り、知名度が上がってきたのだそうだ。兎に角、『お客さんが喜んで下さるのが一番の喜びだし、宣伝などしなくてもお客様が口コミで、次のお客様を紹介して下さるのがありがたいことです。』と、明るくおっしゃられた。

 カヌーヴィレッジ社は、お客様を大事にしておられるから、信用度も高く、お客様も増えている。富士川のナチュラルアクション社と同じだ。商いの道はこの信用をつける事が正道なのだ、決して、損得じゃないのだ。
 実は、今まで使ってきたシートを張るためのポール、ここへ来る途中で落としてしまい、どこかで手に入れなければ困るぞ、と、思っていたのだが、ここ泊地の周りはありがたいことに竹林、早速適当な太さの竹を2本頂戴し、半分に切り、4本のポールが出来た。今度は落とさないようにしなければ…。社長さん、戴きましたよ~。事後承諾だ。
 夜はそのゴール地点(秩父ヤナの駐車場)でどうぞ!と言うことになり、ふさふさの草の上でゆっくりと休めた。
 『堀口社長さん、ありがとうございました。』
《カヌーポート泊》

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 同 【2003年 7月 8日】

2006-09-27 06:23:09 | Weblog
《利根川上流》

番号 河川名 全長(km) スタート地 ゴール地 難易度
備 考
28 利根川 322(内約6) 群馬県総合スポーツセンターの前 大利根緑地公園 小難 が、エキサイティングで非常に楽しい

 朝早くから、鳥脅しが「バン」「バン」と鳴っているので、目が覚めた。昨日と同じように今日も少し首が痛い。「寝違い」と、言われるものと少し違うようだ。
 早めの朝食、 うどんをゆがいていると、「クマ、クマ」と呼びながら歩いてきた人、おとり鮎を売ってる人のようだが、『日本一周、したくても、みんなできないからな~、次はどこへ行くの?』 『もう一度長瀞峡の少し上流へ行くつもりです。』 『弟がやはり、おとり鮎やってて、君のような頭してるから、すぐ分かるよ。わしのこと言えば、川のこと教えてくれるよ!』と、親切には言ってくれたけど、荒川には、きっと何十人もおとり鮎売ってる人がいるだろうに、まあ本気で言っておられないだろうから、こちらも聞き流した。もし、お会いしたときは時は「クマ」のこと話してみよう。
 出発準備していたら、『一寸お聞きしたいのだけど…』と、地図を持って来られた。『私はここの人間じゃないから、分かりませんよ。』と、言うと帰りかけたけど、また、戻ってきて、地図を広げ、話し出したので、一応相談に乗る。地図の方位マークで私の車から磁石を取り出し、『あっちが北、こちらが川だから、おかしいよ~、川原にこんなに家は建っていないですよ。』 『これ川じゃなくゴルフ場だ!』 『そうですね、だったら、この道路より、向こう側ですよ。ゴルフ場はあそこにありましたよ。だから、あの辺でしょう!』と、分かれた。引越しの車だったから、彼も遠くから来てた人だったんだ。
 今日は面白い人に出会えた。だが、後で分かったけれど、ゴルフ場の場所、南北反対を指差したのだった。彼はきっと困ったに違いない。ごめんなさいね~!

 川下の「大利根緑地公園」に自転車を置きに行き、スタート地の「群馬県総合スポーツセンター」の前へ帰り、ぼつぼつ出発の準備をしようとしていたら、川原で石を集めているお二人がおられた。
庭石を集めていた母子?
 何のためだろうかな?と思いつつ、準備を整える。終わって、聞いてみると、庭石にするのだと言う。息子さんが、中州の所から、白っぽい、綺麗な、大きな石を抱えて帰ってこられた。
 今度はカヌーの話になり、出発を見たいと言われるので、スタートすることにした。
出発地の瀬
 が、このスタート地は瀬の中、すぐ下で、大きな石に水がぶっつかり白く波立っている、そのすぐ後で右カーブ、細い水路に大石がごろごろしているところで、コースが非常に難しい。うまく抜けれるかどうか心配なところ、だが見られていたのでは、失敗は許されない。頑張るぞ~!
雨模様だし、厳しいようだから完全装備にした
 1257:『行ってきま~す。』GO!すぐの大石をかわし、右バックで急旋回、並んでいる大石の間をすり抜けて、ずどんと落ち込み、見事通り抜けた。良かった。彼らにパドルを振って挨拶。
 そのすぐ後が、まっすぐに下っていく瀬、そこら中で白く泡立っている。所々に大きな岩が出ており、大きく波立っているし、洗岩もあるので、それらを避けながら、どんどん下る。なんとか腹をこすらない程度の深さのところもあり、パドリングも出来たり、底石をついたりしながら下った。何と500mくらいあった。気持ちいい。そのすぐ後に、また、直進の瀬、今のと同じような感じで、今度は400mほど有った。何と素晴らしい川、楽しい川だ。トロ場と言えども、どんどん流れており、次々と瀬があわられる、中々忙しい。

 群馬県の県庁の姿はえらく目立っている。小さくて見えにくいがここには間歇の噴水があり、これが一つの特徴なのだろう。
群馬県庁
 進んで行くと左カーブの正面にテトラがいっぱい並べてある、やばいぞと思いきや流れに、押され、必死で逃げたが、がつんとハルをぶっつけた。この音なら、大丈夫と思いながらも、どんどん進んで行き、水と格闘、速い流れに突っ込んで行く。快適なすべり、無事通過。また、すぐ、大きな瀬が近づく、今度は浅い、岩だらけ、ボトムをゴリゴリ言わしながら、パドルを竿代わりに、川底を押し、体重を前後や左右に移動させながら、なんとかかわしていく。こんな色々な瀬が次々と現れ、土手で、じっと見守もっている人、釣りの手を休めて見ている人、等など、やはり見物人がいる方がうれしいものだ。うまく乗り切ったら、『やっただろう!』と、言う気分になるし『楽しいぞ~!』と、言いたいほどだ。
 そんなにして、沢山・沢山のエキサイティングな瀬を通り、艇も少々傷んだけど、大したことは無い、修理すれば良いこと、実に素晴らしい川だ。ゴール地点へは1458:着。2時間と1分の感激!『ありがとう。素晴らしき、利根川よ!』
《バラ園駐車場泊》

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 同 【2003年 7月 7日】

2006-09-26 05:26:46 | Weblog
《整理&下見》

 朝、首が痛い、おかしい?どうして?頭を起こすと右の後ろが痛い、おかしいな~?我慢して、伏せると少し楽になる。暫くそうしていると大分楽になった。
 小雨が降り出した。例により、テントの上をシートでカバーしているから、雨は大丈夫。ゆっくりして、『そうだな~、今日は、昨日見付けていた、おとり鮎の販売所で、川の状況を聞いて、それから、近くの市役所で電源借りて、旅の整理をし、メールの返事や田中君のところへ礼状も書かねば、OKそうしよう!』と、おとり鮎販売所へ行くと、何と日・祭のみ開店だそうだ。そいつは困ったなあ、川情報が取れない。
 国土交通省へ行ってみるのも手だけどな~、まあ、一度尋ねてみるのも今後の役に立つに違いない。

 先ずは前橋市役所へ。休憩所の電源をお借りすることができ、助かった。知らぬ間に時間が経っていて、昼を過ぎていた。ついでに、昼食を地下食堂で食べ駐車割引券を貰い、受付嬢に礼を言い駐車場へ、支払いの金額が750円、えっ!高い!まあ、電気を戴いたのだから仕方ないかもしれないけど、それにしても高額だぞ~!役所の駐車料にしては高すぎるぞ~!
 で、国土交通省は、高崎市だとのこと、高崎へ向かう。河川局へ着き、『利根川の状況、堰の位置や車の入れる所などお聞きしたいのですが…。』 『おっしゃることは、ここでは分からない、利根川のそれらのことは、上流が前橋土木事務所、下流側が高崎土木事務所です。』連絡一覧表をコピーしてくれた、『ここと、ここです。』と、黄色いマーカーで印をしてくれた。高崎の地図もコピーして『ここです。』とも教えてくれた。やはり丁寧さはお役所だ。けど、なんだか変な予感。

 高崎土木へ行き、部屋へ入る。お聞きすると、つっかけスリッパをぺたぺたと鳴らし、『その様な情報の担当者は外出しているので分からない、私が「南部大橋」の近くだから分かるけど、南部大橋は川原へ下りれます。』とのこと、だがスタート地点から3kmしかないそれでは短すぎる。『もっと下流には無いのですか?』が分からない。担当者が居なくても、上司なのだから、知っていなければならないのじゃないですかね~?企業なら、部下の仕事を上司は完全に知っているものだが、お役所と言うところは仕事内容の上下関係は無く、年齢や役付きや給料が上下だけで、仕事を知っているから上司なのじゃないんだ。移動もあるから、その地のことはわからないんだ。だから、能率が悪く、たらい回しばっかりするんだな!と感じた。

 今度は前橋土木へ。5時前にようやく到着し、聞くと、やはり分からない。特に、男は自分の担当地区であるだろうに、それでも知っていない。中年の女性事務職員が、男どもに、遠慮しながら少しずつ話してくれた。男が何も知らないことが分かると、その女性、積極的に話しはじめて、ようやく、大利根緑地が川原へ下りれる。スタートから10kmくらいだとまで、分かった。
 このお役所の考えと言うものを、善意に解釈して、男は転勤するから、担当地域でも仕事内容以外のことは分からない、女性は根っからのその地区育ちなのだろうから、子供のときから、地域を知っているのであろう、または長く同じ職場にいるから、情報が蓄積されているのであろう。大体において、女性の方が、良く知っている。まあ、それにしても、お役所は河川局でありながらも、自分の担当区域でありながら、担当内容のこと以外は河川のことでも知っていない。地図に綺麗に色つけたり、コピーの情報に綺麗な色で印つけたり、だらだら能率の悪いことして、一日分の仕事を二日も三日もかけて、口だけは忙しいと言って、一日が終われば確実に給料もボーナスも入る、暢気なものだ。仕事以外のことでも、せめて担当地区内のことをもっと知っておけ!こん畜生!今日、半日も使って、ガソリン使って、行ったり来たりさせられ、たったのこれだけしか情報が無い!無駄な公務員が多すぎる、半分に減らせ!税金の無駄使いだ!国民全てが公務員だった、ソ連はだからつぶれたんだぞ!きびきびと、能率よく仕事してくれっ!

 敷島公園の近くにキャンプ場があると聞いたので、今日はそこへ行こうと、途中のCOOP生協で少しの夕食の買い物をして、向かう。
 「ばら園臨時駐車場」とあるところへ、芝生があり、車が自由に止まっている。ので、行って見ると、結構良い雰囲気、よし、今日はここにしよう。
《バラ園駐車場泊》

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