日本一周川下り

カヌーで全国一級河川を中心に川下りをした旅日記。
日本一周の楽しいやり方等、カヌーとは無関係に楽しめるでしょう。

 同 【2003年 6月24日】

2006-09-12 04:15:12 | Weblog
《沼津へ移動》小雨

 山中湖畔で、小雨の朝を向かえ、霧も濃く、風もない。カッコウの声が聞こえる。滅多に聞けないカッコウ。
 朝早くから、釣り人二人が桟橋で傘を差して頑張っている。早めの朝食にし、ここも早々に退散し、沼津の狩野川へ向かうことにしよう。ここは火山灰土の土地なので、黒い砂粒の大きさで、テントの下側にいっぱい黒い砂がくっ着き、それを雑巾で払いながら、巻き込んでいくのだが、その砂粒が手にもべたべたと着き、払い落としにくい。変なの!

 御殿場市へ到着、100円ショップがあったので、そこの駐車場で開店まで時間待ちに、今まで6日間も電波の届かない所にいたので、久しぶりにメールを取り込んだ、返事書いていたら、開店。早速入る。3、4個欲しいものがあっただけなのだけれど、見ると、食品が豊富で、いっぱいあり、ついつい買い込んだ。これで当分食べ物には心配ない。どれを食べるか迷うことにはなりそうだけど…。
 中に、小さいけどソフトシートがあったので、買っておいた。所がこれがその夜早速大いに役に立ったので、たったの100円で、石ころの痛さから、開放されたのには感心した。

 ともあれ、沼津へ着き、富士川のナチュラルアクションさんでお聞きしていた、 「カヤック・タパ」 の上野さんを訪ねようと、あちこちしながら店を探す。少しうろうろしたが、沢山のカヤックが店前に積み上げてあるのが目立った。お忙しいところ突然に訪れ、きっとご迷惑だったに違いないけど、親切に狩野川のことキャンプ地のことなどなど、お教えいただき、感謝しきりだ。
 狩野川は東京あたりからも鮎釣りが訪れるので、カヌーで下れないが、下流域のこの辺りなら大丈夫と地図まで下さり、また、月刊誌“CANOEIST”も戴き、このこともお教えいただいた。
 そして、『那珂川へ行かれたら、ぜひとも
「カエル・アドベンチャー」さん へ行かれるように、等など。

 上野さんは、昨年、市民に呼びかけて、カヌーでの「狩野川川下り」を実施し、150名の参加者を集め、車で上流へカヌーをピストン輸送されたそうだ。素敵に良いことをされた。今後も続けられることを願っています。
 ただ、お聞きした「日守大橋」へ行くのに、非常にややこしく、他の橋を何度も行ったりきたりして、一方通行に逆行しそうになったり、行けると思えば通行止めだったり、少々苦労したけど、何とかたどり着いた。
 食事の準備してると、ゴルフの練習に訪れる人がいる。  その内のお一人が車の後ろを見て、話しかけてこられ、色々お話しするうちに、『テレビにもよく出ている、富士山からの湧き水で、冷たくて、それはきれいで「東洋一の湧水量と豊かな自然」で有名な 「柿田川湧水公園」が下流にあります。ぜひ行ってみて下さい。
クロード・モネの睡蓮を髣髴とさせるキャンプも出来ますよ。』と、お教え戴き、それはぜひ行ってみたい、と、明日、行くことにしよう。


 泊地の「日守大橋」の下が、石ころだらけで日当たりが悪いので草が少なく、橋に降った雨を樋で落としているのが数多くあり、水溜りがあちこちにできていて、かろうじて一箇所だけテント張れそうなところが見つかり、それで今朝買ったばかりのソフトシートのおかげで快眠できたのですよ~。
《日守大橋泊》

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