夢を求めて、女の一人旅物語

大好きなところはヨーロッパです。好きな言葉は夢です。ブログは私の心の窓です。

白神山地 ①

2007年07月16日 07時34分13秒 | 国内旅行
何年か前に白神山地の写真を見たとき、いつか行きたいと思っていました湖がたくさんあってマイナスイオンがたっぷり、神秘的な世界だと思いました今年7月にたまたま白神山地だけのコースがあって、しかも南田温泉に宿泊、連休だし、迷わず行くことにしました白神山地は青森県と秋田県に跨った標高1,000M前後の山々が連なる、総面積が約 6.5万Haの広大な山丘地帯です。この一帯には日本だけでなく、世界的にも類を見ない大規模なブナ原始林が広がり、天然記念物であるクマゲラ、カモシカ、イヌワシ、ツキノワグマなどをはじめ、様様な動物と貴重な植物が生息しています

中心部の16,139Haが世界遺産として登録されています。月曜日から毎日雨でしたが週末が近づくと、毎日デレビで台風上陸の情報を流れて旅行はどうなるのか心配でした友達から「台風情報に気をつけてね」「大丈夫?台風が来るよ」「へぇ白神山地へ行くの?聞いてないよ」「心から天気になるよう祈ってあげるからね」などメールが来ました
朝早~く東京から東北新幹線はやて7:56分発外国から家にホームスティーしに来た子を連れて家を出ました小雨で気持ちは半分落ち込んだというか何をしに行くのか?途中は重い雲がかかって、ずっと小雨のような天気でした添乗員の話によると、台風のせいでキャンセルしたツアーがいくつもあったという。3時間かからず、あっという間に盛岡に着きました。

初めて田舎の新幹線の駅に着いてみるととっても静かというか人が少なかったです駅を出ると、曇りで、バスが何台か停まっていて、バスガイドさんの話では何台ものバスがみんなが白神山地へ行く人たちだそうです。バスガイドさんはかなりベテランで中年の女性で、お客さんに対してかなり親しみやすい人でした盛岡からずっとバスで白神山地へ移動、豊かな自然に感動しました

隣に座った子が爆睡私は怒りたい気持ちになりましたなんで連れてきたのか、まったく周りの景色を見ないまま、お弁当を食べてから、そのまま夢の中の感じでしたバスガイドの話を聞いているうちに私の怒りが消えてしまったようで「グリーンは落ち着く色で、眠くなるそうで、秋になると、はっばは黄色になったり、赤の色になったり、刺激になる」という話でした。そのうち私も眠くなりました走ってると途中で青空が出てきて、えぇ~という、うそのような天気になりました2時前に白神山地に着いて、3時間現地の案内人に案内してもらい、バスガイドさんが「かなりゆっくり歩く」という説明でしたが、でもみんなが歩き出すと、年配の方々は猿のような歩き方で早かったです

案内人の話によると、「白神山地は世界遺産となっているけど、ユネスコ機関から援助金が出てないので、ご協力をお願いします」と。協力すると、小さい白神山地の写真をもらいました。入口のところに山の湧き水があって、自由にマイボトルに入れたり、飲んだりしてから3時間の山登りと散策をしました。

みんなは歩きながら願ってました。「雨さえ降らなければいいね」でも道が雨に濡れたのようで歩きづらかったです

私たちは一番若かったのに、着いていけなくなり、なんだか情けなくなったというか諦めざるをえないかもしれないと思ったり、寝不足のせいなのか、かなりキツカッタです

ブナ原始林は世界中でも珍しいそうで、ブナの木は大体根が広がって、隣の木と支え合いながら生息しているそうです。

予定通り5時に白神山地から弘前の近くにある南田温泉へ向かいました。

宿に着くと、想像したより大きく、しかも東北では唯一弱アルカリ温泉、りんごのお風呂がありました二人で大喜びまずりんご風呂に入ってその後いたづらでりんごをとって部屋まで持ってきて、皮を剥いて、見たら色が変わっていて、二人で「やはり温泉に入ったりんごだめだね」と笑いました

夕食を食べながら、宿の女将さんが挨拶してくれました。お肉がすこし出て、この子はお肉が大好きだから、私の分を足してあげて、ちょっと見てないうちにお肉だけがなくなりまし

食事後売店でお土産を買おうと思ったら、なにもかもりんごがついてました。ビッグサイズのりんごガムもありました。ちょっと驚きました!さすがりんご王国だと思いました

キノコとなめこが入ったピリ辛の瓶詰めを買って、ご飯と一緒に、パンにつけても美味しかったです。以前よく友人から青森のりんごをいただいたことがあって、美味しかったので買おうと思ったら、昨年のりんごだというのでやめました。宿に来る途中にりんご畑をいっぱい見かけました。

バスのガイドさんが「この辺はりんごの産地です、青森県の西海岸となっています」と紹介してくれました。私の友人が青森の東部にいますけど、りんごの産地より随分遠いかなと思って、すこし残念な気持ちになりました部屋に戻ったら、もうクダクダ、まくらが柔らかくて、ガマンしてなんとか寝れたような気がしました


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1 コメント

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Unknown (jiyi)
2007-07-21 23:01:14
真棒啊!