Open your eyes

クルマに関する妄想集(+その他のことも少し)

木曜日、有楽町・恵比寿。

2005年07月18日 22時44分54秒 | Weblog
7月になってだいぶたったですね。気づいたらもう18日だったりして。ブログから遠ざかっている間にいろんなことがあった。その多くは時間がたつにつれて色あせてしまうものだったり、逆に忘れてしまいたいものだったりする訳だが。
時には、時間がたってもある日ふと思い出すような、印象的な夜もある訳で。

先週の木曜日、昔の部署の上司と飲んだ。仮にNさんとしておく。Nさんは今年38歳で、2年前に課長になった。ものすごく、本当にものすごく仕事のできる人だが、同時にきわめて多才な趣味人である。仕事に対して人の2倍は努力しながらも、遊びのときはさらにその3倍ぐらいのめりこむ人だ。僕はそんなNさんの人生に対する姿勢が好きで。過去のある期間、Nさんと一緒に仕事ができたという意味で、自分がたどってきたキャリアは価値があると思えるほどだ。

まずは有楽町のガード下の、小汚いが滅法うまい焼き鳥屋に行った。僕たちはそこで焼酎のかわりにホッピーを飲んだ。汚いガード下の店とホッピーが異様にマッチしてるな、と酔った頭で思った。
その焼き鳥屋を出て、僕たちはタクシーに乗って恵比寿に向かった。そこにNさんの行きつけのバーがあるというのだ。着いてみるとそこは非常にスノッブな感じのバーで、すでに酔っていたこともあるが、さっきまでいた焼き鳥屋との落差にめまいがした。Nさんはこういう演出が好きな人なのだ。

この夜、Nさんと話した内容は、大半は忘れてしまった。おそらくNさんもそうだろう。二人ともそうとう飲んだから。でも、いくつかはしっかり覚えている。ここで書くのはちょっと気恥ずかしいような青くさいことだ。今回のNさんとの飲みも、僕にとって刺激的な時間だった。
Nさんに言われて時計を見ると、すでに2時近かった。帰りのタクシーの中、グラグラする頭で僕が考えたことは、Nさんと僕が一緒に仕事をしていたとき、当時のNさんは今の僕とそう変わらない年齢だったんだな・・・ということ。今の僕に、誰かに対して当時の僕が受けたぐらいの大きな影響を与えるなんてことができるだろうか?
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