Max Rod Craft Blog

Max Satohの工作に関するブログ

リョービ バンドソーTBS-80 セリガイドをベアリングに変更

2020年05月01日 | バンドソー、サーキュラーソー

リョービのバンドソーTBS-80、ブレードを変更したら大分よくはなったのだが、下の写真のように、真ん中だけWavy Cut(切り口が波打つ現象)が現れる。

中央部だけがWavy Cut

最初と最後は角材をゆっくりと押しているからきれいな切り口になっているんだと思う。 中央あたりは、最初の切れ味が良かったので、少し強めに押しているんだと思う。 そして最後はCut Off を慎重にしたんだと。

とすると、強く押すと波打つってことになるよね。

このバンドーの元々のセリガイドはメタルブロックで両側から挟むタイプのもので、奥行きのストッパーはベアリングの側面が当たるようになっている。 が、下側のベアリングは、木粉が詰まって回転していないし、ブレードを取り替えたら、ブレードの垂直が少し(1mm弱)右にズレたので、角材を押すとブレードがベアリングの端の方からヒョイと肩透かしを食らうんじゃないか、と想像するわけだ。

それによってブレードの奥側が左右にぶれる、結果、刃の側も左右にぶれる。 理屈で考えると、そんな理由が考えられる。

そこでベアリングを使ったセリガイドを作ることにしたんだ。

まずは、24㎜x24㎜x12㎜の真鍮角材、これから2つのベアリングガイドを作る。

一気に穴あけとM5のタップ

そうしてこんな形のセリガイドが完成した。 工夫した点は、ベアリング中央のM4のキャップボルトを緩めれば左右に2㎜づつずらせるように、4㎜穴を楕円形に成形したことと、キャップボルトを締め付けるナットが空転しないでボルトだけ回せばよいようにしてこと。

できた

・・・で、バンドソーに取り付けてみた。

あんにゃ

どうやらストッパーとなるベアリングの中央にブレードが来ていない・・・

また、下側のセリガイド・・・ナットが長すぎて天板に当たる・・・明日修正しよっと・・・

このセリガイド、ベアリングが水平になってないように見えるでしょ?  わざとそうしてるの。  回転させるとベアリングの位相が変わってちょうどよくブレードに当たらず触らず、微妙な調整ができることを発見しました。

2つのベアリングを1㎜くらいの間隔をあけて固定し、装着して回転させると、微妙な調整、ブレードとの隙間を「紙一枚」に調整できます。 平時はベアリングに触らず、「紙一枚」のブレが発生するとベアリングがそれを止める・・・

明日の最終調整に期待しよう。

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