関西ミドル 雑記帳
不動産賃貸業 元ゼネコン勤務
 



木質バイオマス発電事業施設:プラントが完成--出雲 /島根
 ◇1時間47キロワットの発電可能

 出雲市小境町の市東部工業団地に18日、同市の木質バイオマス発電モデル事業施設「出雲バイオマスエネルギープラント」が完成した。8月の稼働を予定しており、最終的にはエネルギーとして使用可能な水素を取り出す予定。

 プラントは庭木や果樹などを刈り込んだ際に出る不要な枝木を高温でガス化し、このガスを燃料にして発電する。プラントは独製で高さ約22メートル。通常より二酸化炭素の発生が少なく、1時間47キロワットの発電が可能という。

 事業主体は建設会社「ライト工業」(本社・東京)で、建設の総事業費は約2億5000万円。電気は隣接の同社島根営業所やプラントの稼働に使用し、売電も検討している。

 同社の西塔紀夫環境企画室長は「まだ採算を取れるまでにはいかないが、将来エネルギーとして水素が使われる社会に向けて今から実証を重ねていきたい」と話している。旧平田市時代から誘致に取り組んできた長岡秀人市助役は「水素社会に向けた一歩。今後は、住民の学習の場などにもしたい」と話した。

 木質バイオマスは、建設廃材や間伐材、製材くずなど「木」に由来する資源のこと。地球温暖化の中、旧平田市が研究会を立ち上げるなどして原油や石炭などの燃料にかわる次世代エネルギーの製造や実用方法などを検討してきた.

毎日新聞 2006年4月19日



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