現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

「魚 離れ」でも 正月ぐらいは

2014-01-01 18:25:34 | 虚無僧日記
「水産王国・日本」のはずが、「魚離れ」が急速に進み、
このままでは数年後には スーパーから「魚売り場」が
なくなるとか。若い母親が 魚の調理を 嫌うからだ。
漁業関係者は深刻。

私の家も 両親は山国会津だから、魚といえば「身欠ニシン」か
「塩しゃけ」、そして「鯉」や「鮎」などの川魚だった。
正月には「鯉の旨煮」を わざわざ会津から取り寄せる。

私も今はマンション暮らし。臭いが残るので魚料理は
しない。

ところが、正月の「おせち料理」は意外と魚が多い。

鯛の焼きもの、ブリの照り焼き、甘露煮、鰊の昆布巻き、
イクラにスジコ、数の子、田づくり(ごまめ)。

その中で「ブリ大根」をいただいた。朝一(イチ)で
捌いたばかりの「ブリかま」を、すぐに料理したとの
ことで、全然 魚臭くない。これまた実においしい。
玄米ご飯にも よく合う。


「虚無僧」と「僧」を名乗るからには、魚は極力避けて
いるが、「一休」さんは魚も食べた。“生臭(なまぐさ)
坊主”だった。でも 「あれダメ、これダメ」という
“こだわり”を 捨てることこそ、真の仏法と説いている。

栄養バランスの上からも「魚」は食べるべし。


「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。


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