現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

安政6年にアメリカから娼妓?

2018-01-27 19:55:48 | 虚無僧日記

『名古屋叢書』 第21巻 随筆編(4)  p.126

「感興漫筆」 23 安政6年(1859)  10月

天野某 横浜にて 異人の牛を殺すを見る。

まず、牛の四足を四本の柱に縛りつけ、動かぬようにして、

前足の一部を切り、そこに管を差して、異人交代で血を吸う。

他の足にも順に、管を差して、同様にする。

 

紀州の人、アメリカより来る売妓を買ふ。臥褥に入りて、まず

男子の身をねぶるなり。惣身を余地なくねぶり おわらざれば、

交接を許さず。

 

右の二事をもって推し考ふるに、夷人の獣性を帯びたるを知るべし。

謝罪の時は、手足を地に着けて四つんばいになり、或ひは、

土足にて席に上るなど、皆、人間の礼なし。器用の製等は精巧を

尽くすといへども、仁義忠孝の道は絶えて、其の心に入らざる者なり。

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安政6年は、明治になる10年前。アメリカからの船には 売女が

乗っていたようである。船は女性厳禁というのは日本だけ?

 

 

 

 

 


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