現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

「六波羅蜜」の一つ「布施」

2011-01-28 15:06:11 | 心の問題
六波羅蜜(ろくはらみつ)とは、仏の境地に近づこう
とする菩薩の成すべき六つの修行。「布施・持戒・
忍辱・精進・禅定・智慧」と六つある。
 
【布施(ふせ)】

 布施とは「他人に物を施すこと」

 財施・・・他人にお金や物を施すこと。
 身施・・・他人に労力を施すこと。
 法施・・・他人に仏の教えを施すこと。

虚無僧が尺八によって、人々の心の内なる仏心を導きだすことも
「法施」の布施行なのだ。そこが物乞いと違うところか?
いや紙一重で同じか。悩むところだ。

 虚無僧に金品を布施される方は、施しをできることが
 「有り難い」と思えることによって、自分自身の仏性が
 磨かれる。

【持戒(じかい)】
 持戒とは、驕りを捨て、身を慎むということ。
 
【忍辱(にんにく)】
 忍辱とは、他に対して寛容であり、どんな困難をも耐え
 忍ぶということ。
 
【精進(しょうじん)】
 精進とは、継続して努力すること。

【禅定(ぜんじょう)】
 禅定とは、何事が起こっても迷ったり、動揺したりせず、
 静かな精神を保ち、心が定まっている状態。

【智慧(ちえ)】
 智慧とは、真理を見極め、真理によって判断、処理できる
 能力をいい、仏になる最終到達点である。


 
「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

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