現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

盗作話「売る虎万太郎 対 虎右衛門」

2020-02-14 13:45:48 | 虚無僧日記

盗作話「売る虎万太郎 対 虎右衛門」

昔々、虎の皮を売る万太郎という青年がいました。
彼の あだ名は「売る虎万(ウルトラマン)太郎」。

実は彼は弱虫で、虎を捕らえることができません。

「誰か、私の代わりに 虎を捕らえてくれたら、
なんなりと お礼をさしあげます」。

「よっしゃ、せっしゃが捕らえてしんぜよう」と
一匹の猫が名乗りでました。

猫は、白い紙と筆を用意して、紙に「虎」の絵を
描きました。

「はい、どうぞ虎の絵です」

「わかっトラんな。本物の虎を捕らえてこい!」

「ですから『虎の絵』で、とらえ(捕)てござる」

「ムムム」

「『褒美はなんなりと』との仰せ。ならば『どら焼き』を」

以来、その猫は「どらえぇもん」と呼ばれるようになりましたとさ。


「虎の威を借る猫」=トラ猫。


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