現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

“歴女”が 求める歴史上の英雄像とは

2014-09-03 21:17:45 | 虚無僧日記

伏見の地下街に「戦国カフェ」がオープンした。

近年では、この地下街は すっかりさびれてシャッター街。

いつ通っても「戦国カフェ」は ガラ空き。客の呼び込みに

一役かおうと、「歴史のよもやま話」の会を定期的に

開催してはどうか。私がその講師を勤めたい」と売り込んで

みた。

若いしっかりしたオーナー氏曰く。 「今時の歴女は、

名古屋武将隊の彼らのファンであって、“ほんものの”

三英傑(信長、秀吉、家康)の真実の事跡などには興味

ないですよ」と。一蹴されてしまった。

 

歴史が 歴史で なくなっている。彼女たちが憧れる

「前田慶次」などは、歴史上の史料はほとんど残っていない。

彼女たちが知っている「前田慶次」は、マンガやゲームソフトで

知った架空の人物だ。

まともな歴史が、必要とされていない時代となった。

私の出る幕が なくなってしもうた。 げに恐ろしや。

 

 



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