現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

『はだしのゲン』の賛否

2021-08-06 20:34:09 | 太平洋戦争

『はだしのゲン』をめぐっての賛否両論。つづき

松江市教委が市内の小中学校に閲覧制限を求めたことが発端。
松江市には「閉架措置撤回」を求める声が 3,000件も寄せられた
とのこと。

ネットでの「賛否」対決の結果は。

堺市の学童保育指導員「樋口徹」氏が、「制限撤回」を求めて呼びかけた電子署名は「約 2万1千人」。

これに対し、「やっぱりいらない『はだしのゲン』閲覧制限支持」派の署名は、出遅れたこともあって1000票に届かず惨敗。

松江市が「閲覧制限」に踏み切ったのは、たった一人の人の陳情だった。
その内容は、「ありもしない日本軍の蛮行が描かれており子どもたちに間違った歴史認識を植え付ける」というもの。

これには、私としては反論したい。『はだしのゲン』に描かれている軍人の蛮行行為は、五味川純平の『人間の条件』にも書かれているし、元日本兵の証言も多くある。私の父の『従軍記』にも捕虜の首切りの話が書かれてある。それを「ありもしない蛮行」とは言い切れない

しかし、「原爆の被害を受けたのも、軍部のせい、その最高指導者である天皇を殺せ」とか「国旗・君が代」の拒絶まで書かれていることは、教育の現場にはふさわしくないと云える。


「公益社団法人・実践倫理宏正会」の創始者「上広哲彦」氏は、広島で原爆に遭い、原爆病と被爆者への差別、日教組と闘いながら、「アメリカを恨んではいけない。国を責めてもいけない。どんな境遇の中でも、すべてを受け入れ、たくましく生きる力が必要」と、日本人の誇りである「日の丸」を掲げて「朝起会」を始めたのでした。その方がよほど教育的であろう。




 



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1 コメント

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失礼致します。 (宴乃桜)
2013-08-27 15:44:12
私は事実を確かめる方法がないので、根拠や自信を持って言える事ではなく、むしろ真偽を知りたい所なのですが…

従軍慰安婦の強制連行ですが、日本軍が、ある民間団体に従軍慰安婦を集めるよう依頼し、この団体が募集をかけ、応募して来た女性を慰安婦とし、月給五百円(今なら五百万円でしょうか。)を支払っていた、日本軍が直接強制的に連行したのではない、と聞いた事があります。

南京大虐殺も、それによって死亡したとされる数が、当時の南京の人口を上回っており、矛盾が生じている、とも聞きました。

近隣諸国は何かと日本を嫌っているようですし、捏造された歴史という可能性はないのでしょうか?

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