現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

木下恵介 『二十四の瞳』

2013-08-10 15:12:42 | 太平洋戦争
「木下恵介」は1912年生まれ。昨年「生誕100周年」を記念して?
8月4日夜9時~ テレビ朝日系列「日曜エンタ・ドラマ
スペシャル」て『二十四の瞳』が放映された。
「大石先生」役は「松下奈緒」。

『二十四の瞳』はこれまでも、「香川京子」「黒木瞳」などで、
再三、映画、テレビでリメイクされています。しかし、私としては、
木下恵介監督の昭和29年(1954)製作(「高峰秀子」主演)版の
印象が強烈で、他は見る気がしない。

その『二十四の瞳』がデジタル処理されて、You-tubeで
全編見られるようになっています。

『二十四の瞳』は、国内では大変な人気だったので、これを
「カンヌ」だったか「ヴェネツィア」だったか「国際映画祭」に
出そうということになった。海外でウけるには、音楽は
「和楽器」が良いだろうということで、私の師「堀井小二朗」に
仕事が廻ってきた。そして「大石先生が戦争で亡くなった
教え子達の墓に詣でるシーン」で 堀井小二朗が 即興的に
吹いた曲が『瞳』という曲。

『二十四の瞳』は アメリカで「ゴールデングローブ賞
外国語映画賞」を受賞し、堀井小二朗師は この一曲で
有名になった。

「瞳」に使用した尺八は、1尺4寸管。なんと師 自ら、
箒(ほうき)の柄で作ったものだが、私が今継承して保持しています。

さて、その「海外向け『二十四の瞳』を探しているのですが、
アメリカでデジタル処理されて蘇った『二十四の瞳』も
当初のオリジナル版でした。ザンネン。



「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。


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