12/12 虚無僧 47日目

12/12 久々に何も予定が無い日曜日。
名古屋駅で 午後１時半から６時半まで５時間立つ。
ものすごい人だ。私の目の前を３万人は通った。

10代の女の子４人が、恐る恐る近づいてきた。
「怖い？」と聞くと、「ちょっとこわ～い」と。
「何してるんですか？」。「修行？」。「ここに
お金入れるの？」「10円でいい？」。「私１円」。
「私100円入れちゃおう」と。「こうして若い人
とも縁を結ぶことができると うれしい。
「幸せになれますように。いや、今十分幸せですよね」。
「ウウン。昨日別れた」。「・・・」。 こういう時、
なんて云ったらいいのか言葉が出ない私である。
修行が足りん。

夜６時。Ｋさんが、２人の息子さん家族を連れて
みえた。「毎日、ブログを見てます」と。だから、
夜名古屋駅で吹いていることを知って、「ぜひ
孫たちに見せたい」と。ありがたいことです。

２人のお嫁さんと、ちいさなお孫さんが２人ずつ。
３歳の男の子は、私を見て逃げ出してしまった。
もう一人の男の子は、関心がありそう。
『アンパンマン』をリクエストされたが、尺八が
冷え切って鳴らない。修行が足りん、ザンネン。

過分に喜捨をいただいたら、その後は、急に心も
体も暖まり、ビンビン鳴り出した。(ゲンキンな
ものじゃ)。うれしい一日でした。感謝です。


「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

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