現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

五重苦に泣く福島県人

2011-09-27 15:13:51 | 虚無僧日記
拡散したのは心ない「風評」 「放射能怖い」応援イベント相次ぐ中止の“矛盾”(産経新聞) - goo ニュース


「地震、津波、原発事故、風評被害」そして「忘れられ
捨てられる不安」の「五重苦」に 泣く福島県民。

花火大会や送り火、ショップ出店…。東日本大震災の被災地を
応援しようと企画されたイベントが、「放射能が拡散する」と
懸念する住民の声を受け、中止されるケースが相次いでいる。
米も野菜も、牛乳などの畜産物も売れない。

福島県から名古屋への避難者は、880人もいるそうな。
どうりで、「福島」ナンバーの車を一、二度見かけた。

「福島県人会会員」の私としては、親近感を感じるのだが、
取引先から「福島ナンバーの車では来ないでくれ」と
云われたり、子供達が学校で「汚い、放射能汚染されて
いる」と、村八分にされているそうな。


京都では、福島県避難者に、市がエアコンを提供した
そうだが、これには“批難”の声が上がっている。曰く
「オレのうちもエアコン無い」「節電しろ」というもの。

なにもかも、援助してもらおうというのは、軋轢を生む。
もうすぐ「福島県人会」の総会だが、震災避難者について
なんの情報も来ない。みなひっそり息を潜めているようだ。
「福島県人会会員」であることは 隠した方がいいのかな?
と言いつつ、こうしてブログに公開している私。






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1 コメント

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Unknown (愛知の人)
2011-10-02 21:44:28
ブログ主様は、
汚染がある場所からの人やものの移動の際、不安を叫ぶ一般市民の声を差別と感じ、要は軽んじていると思われますがいかがでしょうか。

チェルノブイリ事故後、東欧との国境で東欧からのトラックの放射能除染作業をしていた旧西ドイツ側の作業員。防護服無しでジェット噴射除染水をかけて車を洗う仕事をしていたのですが、ある請負会社の10人の作業員で今生存しているのはひとりだけ。ドイツ国営放送TVが3月下旬に証言付きで放映しました。

いつから東北の困っている応援が放射能物質の拡散許容命令になったんでしょうね。
自分や家族の為によそに移住する人を卑怯者と馬鹿にし、
あるいはパチンコに興じてる被災者の話を現地から聞く度に、
応援する気持ちは失せてますが。

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