読売新聞の取材を受けた。丁度10年前「あしたがある」の
コーナーで紹介していただいた。「リストラ退職して
虚無僧になった」という記事だった。「あれから 10年。
今どうしている?」ということと、「東日本大震災・
被災者に応援メッセージを」という質問だった。
あれから10年、生かされていることに感謝である。
人生なんとかなるものである。仕事も家族も財産も
捨てきって虚無僧になったおかげで、会社勤めしていた
頃より、交友関係が広まり、世界が広がった。ストレスも
無く、性格も顔つきも穏やかで、明るくなった。
さて「被災者への応援メッセージ」だが、私の両親は
福島県出身で、私自身も福島勤務の経験があるから、
思いは いっぱいあるが、「ひとこと」となると難しい。
「過去にこだわらず、明日を憂えず、今日一日を、新たな
気持ちで生き抜こう」というのが、私の「一休語り」の
テーマだが、厳しい現実に直面している方々の心には、
どれほど響くだろうか。
最近思うのは、「応援メッセージ」を送るというより、
被災された方々の復興の姿に、私の方が「生きる勇気と
元気」をいただいているということだ。
コーナーで紹介していただいた。「リストラ退職して
虚無僧になった」という記事だった。「あれから 10年。
今どうしている?」ということと、「東日本大震災・
被災者に応援メッセージを」という質問だった。
あれから10年、生かされていることに感謝である。
人生なんとかなるものである。仕事も家族も財産も
捨てきって虚無僧になったおかげで、会社勤めしていた
頃より、交友関係が広まり、世界が広がった。ストレスも
無く、性格も顔つきも穏やかで、明るくなった。
さて「被災者への応援メッセージ」だが、私の両親は
福島県出身で、私自身も福島勤務の経験があるから、
思いは いっぱいあるが、「ひとこと」となると難しい。
「過去にこだわらず、明日を憂えず、今日一日を、新たな
気持ちで生き抜こう」というのが、私の「一休語り」の
テーマだが、厳しい現実に直面している方々の心には、
どれほど響くだろうか。
最近思うのは、「応援メッセージ」を送るというより、
被災された方々の復興の姿に、私の方が「生きる勇気と
元気」をいただいているということだ。