枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

読書週間

2016年10月26日 | Weblog

 読書週間になり、灯火親しむ頃ですが、小説のベスト1位は、夏目漱石の坊ちゃんだそう。ふ~ん・・・、そうなのか。然し、図書館にさえ行く気の無い者も多い。興味の対象が異なるのは仕方がない。それにしても、静かに書籍を読む者の、少なくなったこと。

 図書館に予約していた、宮城谷昌光・湖底の城7巻を借りた。三国志にエネルギーを注ぎ込んで、些か疲れているので、軽い読み物ばかりだった。中国と言うより、歴史物が面白い。南総里見八犬伝は、一番魅力的である。贄門島は、驚く内容で読みが早。

 個人的なことだが、最初を何ページか読み、そこから最後に入る。長編には、中半で厭きてくるので、犯人の心理状態を憶測するのに、必ず最後を知りたくなるのだ。そういった件で読むと面白いこともある。死者の言霊だけは、普通に読んだが惹きこまれた。

 奈良に行きたくなる。興福寺の阿修羅像に遭いたい。若い頃には、日帰りもよくした。始発で行って、夕方帰宅するのだ。慌ただしい工程だが、快速に乗れば速いので、順序を間違うこともなく、奈良駅から徒歩で辿ったものだ。薬師寺に大仏殿、正倉院外観を。

 枇杷葉との出遭いに想えてくるのは、光明皇后の施薬院で、薬湯での治療を見つけたから。枇杷葉だけではなく、様々な薬草を摘んで、症状に合わせて薬効を施していた。それにしても枇杷葉の効果は凄い。加えて、施術方法が効を得たものに違いない。

 友人の持って来てくれた、千振を知人に飲ませた。苦い!と文句を言っていたが、暫くして口中が爽やかになっらしく、びっくりしていた。その千振も今は、何処にでもあるというのではない。花の色も、桃色、薄紫色、白色とある。祖母と山中で見たことがある。

 リエさんの花芽がたくさん、と撮影していたら、その右横のに、1枝苞が見えた。あれぇ・・・。この木は、未だ5年ばかりの物だ。リエさんのも南側は、日当りが好いので、そっちが多い。百日紅の下で、一向に育たない枇杷苗を、南に移動する。これは白かな?

 晩秋に桜が満開になっている。孫にも教えておいたが、通学途上はスクールバスなので、気づかなかったようだ。それにしても、自然に興味を持っていないと、地震や津波の来ることも分からない。小さな異変から、命を守る工夫を見つけ、生き延びていこう。

 昨年の長崎茂木。10年以上経つと、樹が傷んでくるようだ。剪定もきちんとしないと、結実が怪しいのだ。


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