介護の仕事には、日曜日も祝日もない。生きている相手であれば、当然ではあるが、心底疲れてしまう。家人が投げ出す理由も分かるが、自分の親であることを忘れないで、遺産分けの時にだけ、名乗りを上げるのは違う。忙しいって、心を亡くすことです。
一昔前の時代とは異なるが、親には変わりない。嫁の世話だけではなく、娘も同じ立場になるのだ。財産分与は、嫁には無い。世話だけを押し付けて、手当ては無し。諍いも多くあり、殺人事件にもなる。やはり相応の金額が出なければ、誰も世話はしないわ。
介護が仕事になって、働く報酬は貰えるが、精神的なことでは見えないから、どんな介護内容でも判らない。上司の判断が正しければ納得できるが、そうでなかったらストレスが溜まる。ちょっとした心配りで、相手が変わることに驚きつつ、学ぶことは多いもの。
Aさん家に水を分けてもらいに寄る。衣類を捨てる、と言うのでもったいなく、施設で使える物を選ぶ。汚染した場合、洗うことも出来ないので、そういった衣類は必要だ。洗濯をして持って行こうと愛車に積む。休日にすることが増えたが仕方がない。奉仕です。
年賀状の予約が始まり、来月には売り出される。速いものですな。こちらは旧暦でやっていくので、今月が十五夜。薄も咲いて、大気も澄んできた。月を愛で、星を眺め、廻る季節に合せていけば、暮らし方にも変化が起きる。のんびりゆったりで、生きたいものね。
枇杷葉の生葉を、少し漬けておこう。未だ充分にあるのだが、暦を見てしたい。これに天気であることと、空瓶が無ければできないのだ。何にせよ、狭い場所に置いておくには難儀する。必要な物だが部屋を占領する。そうでなくても書籍で、座が落ちやしないか。
枇杷湯に浸かって、身体が温まるので、最近は冷えが気にならない。足が冷たくて困ったものだが、塩で擦るのも好いようだ。殺菌作用もあり、汚れも落ちるしで助かる。左側の痺れが無ければ言うことはない。イタドリを飲むしかないかな。気長にやっていきたい。
機械に頼ると、電気代が凄いので、湯たんぽや衣類で調節する。慣れれば身体もしゃんとする。嗽・手洗いは忘れず、枇杷葉生活を続けるのみ。認知症にも効き目があるが、個人差にも依るし、心構えでも違うのだ。意志の強さは元よりで、決めたら実行したい。
愛車を停めてある東側は、フェンスで囲ってある。北風をまともに受けるので、中々育たず結実も難しい。
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