親子介護日記

入院している精神障害の弟とレビー小体型認知症、パーキンソン病の主人を介護しています。

三大認知症とは

2023年05月07日 | レビー小体型認知症(夫)

三大認知症とはアルツハイマー型認知症と脳血管性認知症とレビー小体型認知症のことであります。

認知症の割合では軽度認知障害が14%、アルツハイマー型認知症が58%、脳血管性認知症が7%でレビー小体型認知症は7%、その他は14%であります?

 

アルツハイマー認知症とは、脳の神経細胞が減り脳が小さく萎縮することで症状が現れる認知症です。新しいことが記憶できない、時間や場所がわからなくなるといった特徴があります。

病気が進むにつれて物忘れなど、さまざまな症状が現れますが進行は比較的ゆるやかです!

 

脳血管性認知症とは、アルツハイマー型認知症に次いで患者が多いとされている認知症です。脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などの脳の血管の病気によって脳の血管が詰まったり出血したりします。

脳の細胞が壊れてしまい、機能を失うことによって認知症が起こります。良くなったり悪くなったりを繰り返しながら進行していきます!

 

レビー小体型認知症とは、記憶障害を中心とした認知症と動作が遅くなり転びやすくなるパーキンソン症状繰り返す幻視がみられます。

しかし、患者自身に病気であるという認識がありません。

他の認知症と比べて進行が早いのが特徴です。

レビー小体型認知症の平均余命は7年から10年と考えられており、アルツハイマー型認知症よりも短いと言われています。

パーキンソン症状が徐々に進み、認知機能も衰えていくことから、末期には寝たきりの状態になり一日中介護が必要な状態になる場合がほとんどです!

 

このように認知症の病気によって症状がさまざまで、病状の認識が分かったつもりでしたけど改めて考えてしまいます!

 

亡くなった母は、脳血管性認知症で軽度の脳梗塞でしたから物忘れぐらいで90歳過ぎの母の介護は、そんなに苦ではなかった、オムツ替えと車椅子だけだったから、ほんと世話は楽な方でした。

 

主人は、いまレビー小体型認知症ですが、認知症を発症した頃は軽度の認知障害でした。徐々に進んでアルツハイマー型認知症になりました、その頃から前屈み歩行があって、私は高齢者になると前屈みに歩くのだと思っていましたから気にもしなかった?

しかし、3年前に公園を散歩していると突然突進歩行になり転倒しました?これは、たまたま偶然だと思いまた夕方公園へ散歩したら、また転倒したのです!

おかしいとなぁ~と思い、かかっていた物忘れ外来に行って詳しく検査したら、レビー小体型認知症の診断だと!

病気の名前は知っていました。

パーキンソンの症状もあって年々ごとに病状が進行しています!

今では認知機能障害も進行している。広島に行ったことも忘れています。

レム睡眠障害は夜中に3回ほど頻尿でトイレヘ、徘徊センサーが鳴ると私は付き添っています。

たまに怒ったり、不審な行動があったりして徘徊センサーが鳴ると直ぐ主人の部屋にいきますね!

そして、本人は幻視が見えるんだけど私には見えてないし、主人が言っている動物や人間など話しを合わせるのが、めちゃくちゃ厄介ですね?

歩行も前屈み歩行なので長時間歩くと疲れるし転倒するおそれがあって、そんな時は車椅子になります。

この3年間、年々ごとに進行しているのは間違いないです。

いつ身体が動かなくなって寝たきりになるのか不安だけど、今を大事にしてなるべく考えないようにしています!

 

 

コメント (2)
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